ゴルフスイング
Gridge編集部
ゴルフスイングは自分のテンポを見つけよう!ゆっくり振るとポイントがわかる
ゴルフって、棒(クラブ)を持ち上げて振る(スイングする)だけなのになんでこんなに難しいんだろう……。
そう思う初心者の人も多いはず。かつての私もそうでした。
プロゴルファーのスイングは流れるようにスムーズな動きですが、それを実現するためには何をしたら良いのでしょうか?
Gridgeにある、ゴルフスイングの記事をまとめてみました。
目次
宮里藍さんが練習していた「太極拳スイング」
通常、ボールを打つ時のスイングは2、3秒ですよね。
こちらの記事では、そのスイングを2分以上かけて行う「太極拳スイング」というものを紹介しています。
ゆーっくりと体を動かし、アドレス、テークバック、トップ、切り返し、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュの、それぞれのポジションで手首や肘や肩や腰などが、どのような形になっているべきなのかを確認しながら、スイングすることだけに集中して2分間を過ごすのです。
余計な力が抜けるということと、ポジションごとのフォームを認識できるというメリットがある他、瞑想のような効果も期待できます。
こちらの記事の最後に動画があります↓
リズムに注目! あなたのスイングは何拍子?
皆さんは、スイングするときにリズムやテンポというのを気にしたことはありますか?
ほんの2、3秒の、クラブを振り上げ振り下ろす作業でも、人によって心地よいテンポというものがあります。
テークバックをすごくゆっくり上げる人。一連の動きをすべて同じ速さでスイングする人。トップで一回止まっているように見える人などなど。
この記事の“拍子”を考えると、もしかしてゴルフは音楽の才能のある人には有利かもしれません。
ステップ打ちドリルでリズム感を鍛えよう
画像のように、メトロノームを使うこともひとつの手です。
が、さすがに音楽家でもない限り持っていませんよね(持っていてもゴルフ練習場に持ち込むのはちょっと恥ずかしいかも)。
そんな時に試していただきたいのが、「ステップ打ちドリル」です。
ボールを縦に数個並べて、一歩ずつ踏み出してリズム良く打っていきます。詳細は下記リンクからご覧ください。
ゆっくりテークバックのお手本は?
片岡大育プロのスイング、特にゆっくり上げるテークバックは力強く、美しいです。
国内ツアーの練習を見に行ったティーチングプロのパーシモン加藤さんが以下に記事を書いています。
テークバックを慎重に、でも一定のリズムで振ることで、トップでのオーバースイングやインパクトでの手元の浮き上がりなどを防ぐことができます。
ゆっくりスイングのお手本は岡本綾子プロ
「ゆっくり」ではなく、「ゆったり」振るべしという意見もあります。
最近のPGAツアープレーヤーは筋骨隆々としていて、ダウンスイングやヘッドスピードだけではなく、テークバックも速いプロが目立ちます。
しかし、大事なのは再現性。
毎回無理なく同じリズムで振れていれば、スピードがあるに越したことはありませんが、多くのアマチュアゴルファーは速く振ろうとすることで力んでいます。
こちらに紹介している岡本綾子プロは、ゆったりスイングプロのお手本。自身で全盛期のスイングやゴルフシーンを解説しているのがとても面白いですよ!
ゆっくり振る≠脱力する≠力を抜いて打つ
「ゆっくり振りましょう」とか「自分のリズムを見つけましょう」というのは、いわば詰め込み教育の反動で生まれたゆとり教育のようなものです。
でも目的は良いスイングをすること、さらには再現性の高いナイスショットをすること、そしてスコアを良くすることです。
「力を抜いて打つ」と言われると、アマチュアゴルファーは全身の力を抜いてしまいがちです。
ですが、力を抜くべきところと、力を入れておくべきところがあります。
力を抜きたいのは肩。ゆるくしたいのがグリップ。体幹は力を抜きません。
これまでのプロのスイングを見てもお分りいただけるかと思いますが、ゆっくり振るということは力を抜くということとイコールではありません。
力を入れて無理やり大きく
たくさん素振りをして、みなさんのスイングが改善することを祈っています!