膝を曲げて腰を落として……初心者が陥りやすいアドレスのミスは？

よくゴルフを始めたばかりの女子を見ると……膝を曲げ、腰を落とし、背中を反ってという、いわゆる重量挙げ出っ尻スタイルが多いと思うのは……私だけ？

重量挙げちゃうねん！

どうも初心者、特に女子を見ていると、腰を落としてへっぴり腰にして、なおかつ背筋を伸ばす、いわゆる重量挙げスタイルになっている人が、多いです。

重たいものを持ち上げる訳じゃないので、あまり合理的と言えません。

もっとも、世の男子にとっては、短いスカートからすらっとした足が伸びて、お尻が魅惑的かもしれませんが、ことスイングをするには、適さない構えと言えます。

腕をフリーに！

それではどう構えるのがいいのか？

アドレスをした時に、腕がブラブラ脱力して動かせる状態です。

他のスポーツに例えると、水泳の飛び込む前の形、もしくはバタフライで腕を上から下ろした時の形です。

どちらも腕が自由に動かせる状態です。

スキーのジャンプ競技の飛んでるところ！　も参考になります。

力めない脱力アドレスを！

何？　それじゃ力が入らないって？

だから力むことなく、クラブが走るのです。

なんとなく頼りないような構えだからこそ脱力スイングになるのです。

ゴルフ場のつま先下がりで、アドレスの練習をするといいです。

その際、膝は曲げ過ぎず、高下駄を履いて上から覗き込むような構えが、実は効率的なのです。

オールドアニメファンなら矢吹丈（『あしたのジョー』）のノーガード戦法ですよ！(^_-)