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ゴルフクラブ

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【人気?】ゴルフ通なら知っておきたい!地クラブって何だ?【玄人志向?】

地クラブメーカーと聞いて思い浮かぶメーカーがいくつかあるという人は、かなりのゴルフ通の方ではないでしょうか。

地方で名クラブを製造し続ける地クラブメーカーのクラブヘッドは、こだわりのあるゴルファーには憧れの存在です。

地クラブとは一体なんなのか、地クラブの特徴や購入に関するポイントなどをチェックしてみたいと思います。

地クラブとは? どんなメーカーなの?

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地クラブとは、ある地域で生まれた小規模なメーカーによって作られたクラブのこと。

大手量販店には並ばないため、なかなか手に取る機会はありません。

地クラブメーカーは、製品を自社から販売する以外にも、大手メーカーの下請けとしてクラブを製造している場合もあります。

小規模メーカーとはいえ、それができるだけの技術力を持っているのです。

地クラブメーカーの自社販売品は、大手メーカーの大量生産品とは違い、高価な素材を使い、高品質のものがほとんどです。

1つ1つ高い精度で作られているので、自分に合ったスペックのものに出会えれば、量産品よりやさしく打てることも少なくありません。

地クラブはどこで販売されているの?

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地クラブはゴルフの大型量販店では発売されていません。取扱いそのものがないんですね。

地クラブを購入するには、町のゴルフ工房などで購入することになります。

ゴルフ工房などはちょっと敷居が高いようなイメージがあって、足が向かないという人もいるかもしれませんね。

ただ取扱いがある工房ならば、地クラブの試打もできる場所がありますので、ぜひ町のゴルフ工房に立ち寄ってみていただきたいと思います。

地クラブの値段ってどれくらい?

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量販店で販売されているクラブと比較すると地クラブの値段は高めです。

もちろん選ぶクラブによって違いますが……。

大手メーカーのアイアンセットを、量販店で購入する場合を例にとってみましょう。

大手量販店で上級者向けのアイアンセットを購入する場合では、定価で10万円から12万円程度のものがありますよね。そこから3~4割引きというケースが珍しくありません。

そのため新品のアイアンセットで実売価格7万~9万円程度で購入ができます。

対して地クラブの場合は1本2万円程度。5番アイアンからピッチングウェッジまでの6本で12万円程度になります。ここまでは定価は大きく変わりません。しかし値引き幅が少なく1~2割程度が限界。

9~10万円程度が地クラブの実売価格となるでしょう。

もちろんもっと高額なものもあれば、もう少しお値打ちなモデルもありますが、大体の目安としてこれくらいの値段に落ち着きます。

地クラブと大手メーカークラブとの違いとは?

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地クラブと大手メーカーのクラブの違いを見てみましょう。

大手メーカーのクラブは「吊るし」と言って、ヘッドとシャフト、グリップなどがすでに組み上げられた状態で販売されています。

そのためパーツ選択の余地が少なく、さらに製造も機械で行われるため大量生産品です。細かな調整がしにくく自分に合わせるのが難しい場合もあります。

対して地クラブは1本1本職人の手作りで作られています。ヘッドのみの販売で、シャフトやグリップなどを工房などで組み上げて販売されます。そのため大量生産はできませんが、シャフトやグリップなども自由自在にカスタム可能です。

またバランスや長さなど細かな調整を1本ずつ行えるため、ゴルファーのニーズにぴったり合わせたクラブ作りが可能になっているんです。

地クラブってどんな性能なの?

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地クラブの性能については、とにかく飛ぶ、とにかくやさしいなどという単純なものではありません。

それは地クラブのモデルごとに、突出させたいポイントが明確になっているからです。

ものすごくミスに強い方向に性格を振ってあるクラブなのか、それともスイング軌道や手元の操作でボールを左右に曲げやすい性格に振ってあるのか、など様々。

そのため万人受けするクラブを作っているのが、大手メーカーのクラブ。欲しい性能を突き詰めたクラブが地クラブ、とも言えるでしょう。

もちろん地クラブの中でもある程度オールマイティなモデルもあれば、大手メーカーのクラブでも“ある一定方向に尖った”性能を持つクラブもあります。

しかし細かな要望を反映できるのは、シャフトやグリップ、バランスなどを自由に選択できる地クラブに軍配が上がります。

またクラブを注文する段階でもスイングやパワーなどを確認しながら、よりベターな選択ができるように工房スタッフが相談に乗ってくれます。専門スタッフと相談しながらパーツを決められるのも大きな強みですね。

地クラブって飛距離は出るの?

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一昔前までは「地クラブのドライバーは飛ぶ!」と言われていました。それは1本ずつ調整をして、自分がギリギリ扱えるスペックで組み上げてきた背景があるかもしれません。

しかし今では大手メーカーのクラブも、大量生産をしながらも全製品検査をしているクラブもあります。そのため大手メーカーのクラブは純粋に飛距離が出ない、という話でもなくなってきています。

逆に開発費用や豊富なデータ量などを元にして、大手メーカーのクラブも、地クラブメーカーも飛距離の性能では差がないと言っても過言ではないでしょう。

モノづくりに対する姿勢は、小規模な地クラブメーカーも大規模な大手メーカーも横並びで、生産方法に違いがあるだけです。

地クラブを買いたいけれどリシャフトできる?

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先ほども少し触れましたが、地クラブはヘッド、シャフト、グリップとすべてのパーツが別売りになっています。そのためヘッドのみ購入もできるんです。

ということはリシャフトというよりは、好きな重さで、好きな材質のシャフトを自分で選んで組み上げるというイメージですね。

また購入後は当然シャフト交換、すなわちリシャフトは可能になります。そこは大手メーカーのクラブと同じですので何も心配いりません。

地クラブって中古で販売されてる?

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地クラブは中古での販売もされています。

ただ地クラブの中古はデメリットもありますので、必ず覚えておきましょう。

まず地クラブは注文した人が、その人に合わせて作ったクラブです。そのため前使っていた人にぴったりだったとしても、次に使う人がまったく合わない可能性も捨てきれません。

自分にぴったりのものを探すにも、非常に時間がかかる可能性があるのです。このヘッドが欲しい! と言って購入。そこから自分に合わせてリシャフトなどのカスタムは可能ですが、こうなってしまうともはや新品を購入したほうが安く上がる、なんてケースも。

また中古の地クラブは当然ながら弾数が非常に少なくなっています。自分に合うクラブに出会える確率は非常に低いかもしれませんね。

ただ地クラブそのものの中古は確実に存在しています。

地クラブの中古を購入する際は、最初に作った人に合わせてチューン、カスタムがされているので、そこを許容できる方、また購入しても自分に合うかどうかはわからない点を許容できる方。

こうした方でなければ、地クラブを中古で購入するのはちょっとリスキーかもしれません。

人気地クラブメーカー(1)バルド・兵庫県姫路市

2016年ヨネックスレディスで優勝したチュティチャイ選手が試合の6週間前からセッティングに加えたのが、地クラブメーカー・バルドの「COMPETIZIONE 568」ドライバーでした。

バルドのクラブヘッドは、尖ったデザインが特徴。

飛びと打感にこだわり、フェースにどのメーカーも使ったことがない新素材を使用したり、凹凸を増やすことでボディの剛性を強化するという設計手法を取り入れるなど、強いこだわりで素晴らしいクラブを作り続けています。

人気地クラブメーカー(2)ロマロ・東京都西多摩郡

ロマロのクラブヘッドの中でも最も性能が高いと言われるのは、フェアウェイウッドとユーティリティです。

他社がドライバーやアイアンの開発でしのぎを削る中、比較的競争が緩やかなフェアウェイウッドとユーティリティの開発に力を入れて、その結果、特出した高性能のヘッドを生み出すことに成功しました。

ロマロが製造しているRayシリーズは、フェアウェイウッド、ユーティリティの完成形とも言える性能で、大ヒット商品となっています。

中でも、フェアウェイウッドのタイプRは、鍛造チタンを用いた贅沢なカップフェースとソール後方に使用されたタングステンの効果で、球をやさしく上げて飛ばせる、「飛ぶフェアウェイウッド」の決定版ともいえる一品です。

人気地クラブメーカー(3)ジャスティック・大阪府大阪市

大阪のクラブメーカー・ジャスティックは、地クラブと呼ぶには余りにも多くのゴルファーから支持される存在です。

「ゴルファーの感性に素直に応えるクラブ」を目指し、安心感、性能、普遍性など、当然のことを真面目に追求する姿勢で、プロ・アマ問わず満足できるクラブを製作しています。

代表的な製品はプロシードシリーズ。トップアマから高く評価されるシリーズです。

強烈な打感と弾きに加え、独特の硬派なデザインが特徴のディープフェースが、強弾道の実現を可能にしています。

地クラブと言えばゴルファーズ・ガレージ・サムライ

地クラブと言えば埼玉県朝霞市にある、ゴルファーズ・ガレージ・サムライが有名です。

全国各地からその技術を求めてお客さんが来店するという噂のショップです。

地クラブの取扱いが非常に豊富で、自分に合ったクラブ探しはもちろん、クラブの細かなカスタムもお手の物。

取扱いメーカーが豊富なだけあって、珍しい地クラブで試打クラブもたくさんあるのが魅力的ですよね。じっくりとクラブを吟味できるんです。試打ブースも完備していますのでじっくり打ち込みができそうです。

またフィッティングもできますので、自分のスイングにあった地クラブを探すのにはもってこい。地クラブは「こんな特徴のクラブが欲しい!」という尖った特徴を持つクラブが多いとお話しましたが、そんなクラブが豊富にあるんです。

そしてクラブのカスタム、調整ができて、フィッティングも可能。となれば、自分のスイングにぴったり合った最高の1本が見つけられる可能性がグーンとアップするんです。

全国からお客さんが集まるのも納得です!

おすすめ地クラブ ドライバー編 バルド CORSA PERFORMANCE 435

これぞまさに地クラブドライバー! という性能のバルド、コルサパフォーマンス435。

2020年1月に新発売のモデルなのですが、バルドっぽい見た目、バルドらしさはフォルムに表れていますね。

シャローフェースでデカヘッド、つかまりが非常に良い、こんなモデルのドライバーが増えていますが、このバルドコルサパフォーマンスはちょっと違います。

ヘッドの体積は435㏄と小さ目のディープフェース。叩きにいける人で、なおかつドライバーで操作性を求める人には最適な1本となってくれるでしょう。

ヘッドが大きければ大きいほどオートマチックにスイングできるのは間違ってはいません。ただオートマチックにスイングできるということは、逆に自分で操作できる幅が少ないことも意味します。

ドライバーで積極的にドローやフェードを操っていきたい、という人は試してみる価値ありです!

おすすめ地クラブ フェアウェイウッド編 Romaro Ray TYPE R FW

フェアウェイウッドのおすすめ地クラブは、ロマロのレイ タイプRです。

このモデルはミスヒットにも強いフェースの作りとなっているのが特徴です。ミスヒットではフェース下部でヒットするケースが多いのですが、フェースの厚みに変化を持たせることで、打ち出し角、スピン量を適正にコントロールしてくれます。

やはりフェアウェイウッドは地面から打てるクラブの中で最も長いため、アマチュアが最も苦手とするクラブでしょう。

ある程度ミスに対する寛容性を持たせているんですね。

またこのヘッド性能を最大限に引き出すため、グラファイトデザインの専用シャフトを用意しています。

ウェイトも可変式なので、ゴルファーのスイングのクセやミスの傾向に合わせてしっかりアジャストできるように用意がされているんですね。

このタイプRにはもう1つツアーセレクトという兄弟フェアウェイウッドも存在します。

こちらはタイプRのロフトをさらに立てて、フェースアングルも少しオープンに。叩きにいけるパワーヒッターにはツアーセレクトもおすすめです!

おすすめ地クラブ アイアン編 三浦技研 TC-101

おすすめ地クラブのアイアンは三浦技研のTC-101を紹介!

2020年1月24日発売ということでまだまだ画像が出回っていませんでしたのでフォルムはイラストで!

このTC-101の「TC」は「ツアーキャビティ」の略で、高いショット精度が求められる場面でも対応できるように開発されたクラブです。

キャビティとはいえ、上級者が好む小ぶりなヘッド。そして背面はトウとヒール、両サイドに配置されたウエイトでミスヒットにも強い設計になっているのが見て取れます。

ロフト角は7番アイアンで33度と、いまどきの飛び系アイアンとはまったく違う設計思想の流れを汲んでいます。アイアンで狙いたい距離を確実に刺していく、こんな上級者の心を鷲づかみにしてくれるアイアンではないでしょうか。

何よりも特徴的なのが、番手ごとにバックフェースの形状が違うところ。ロングアイアンはよりやさしく、ショートアイアンになればなるほどコントロールと操作性を重要視しているのでしょう。ミウラらしい匠の技術が詰め込まれているおすすめアイアンです!

おすすめ地クラブ ウェッジ編 オライオン SPY-1 PROSPEC

バンカーに刺さりにくいようにソールを大きく張り出したモデルや、ヘッドの抜けを意識して、ソール形状を工夫しているモデルなど、様々な工夫が凝らされているウェッジ。

こちらで紹介するオライオンは、そんな従来のウェッジとはまったく異なるコンセプトで生まれているウェッジです。

よりやさしくしたい、より抜けをよくしたい、と考えたとき、どうしても他の部分が犠牲になってしまうケースも多いのです。

やさしくするためにはどうするか、を考えたのではなく、「いかにショットをシンプルにするか」を追求したウェッジ。それがSPY-1 PROSPECです。

クラブが勝手に仕事をしてくれる、というウェッジではなく、プレーヤーの意のままにボールをコントロールするという明確な意志が見た目に表れていますね。

無駄なものをそぎ落とした美しいフォルムは、中級者、上級者が違和感なく扱えるウェッジと言えるでしょう。反面アドレス時の見た目にはこだわって作られています。

打ちたいボールをイメージしやすいように、ゴルファーのインスピレーションを邪魔しないように配慮されたウェッジです。

次は地クラブを視野に入れてみよう

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いかがでしたか。

ご紹介した地クラブメーカーやそのクラブたちは、特に人気を集める代表的なメーカーですが、これ以外にも、高い評価を得ている地クラブメーカーはたくさんあります。

ぜひこれを機会にいろいろな地クラブメーカーに目を向けてみてください!

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