ウェッジを選ぶ時は重さに気を付けて!
まず、ウェッジを選ぶには重さが重要だと述べました。
その理由として一番は、フルショットをあまりしないクラブだというところにあります。
サンドウェッジにしろアプローチウェッジにしろ、アプローチで多用するクラブであるため、フルスイングよりもハーフスイングやコントロールショットが多くなります。
そこでスイングを安定させるための一番の方法が、少し重いクラブを選ぶということなのです。
とは言ってもなかなか実際にはわかりにくいところもあります。
もう少しシャフトの重量別に特徴を挙げて説明していきましょう。
ウェッジ選びはシャフトで決まる!~軽めのシャフト編~
クラブの重さを決めるのに重要なのはシャフトです。
このシャフトを重量別に理解しておくと選ぶ時に簡単になるでしょう。
軽いシャフトというとカーボンシャフトになります。
アイアンで使用されていることが多いですが、軽過ぎるためウェッジには向かないのが特徴です。
そしてこのカーボンシャフトより少し重たくてウェッジに良く使われているシャフトがN.S.PRO 950GHになります。
こちらは使われているウェッジが多く、アイアンでも使用されております。
もしアイアンがカーボンシャフトであるのであれば、N.S.PRO 950GHが装着されたウェッジを選ぶのはいい選択です。
ウェッジ選びはシャフトで決まる!~重めのシャフト編~
先ほど挙げたN.S.PRO 950GHをアイアンに使っている場合、どうなるのでしょうか。
その場合は、同じN.S.PRO 950GHでもいいのですが、さらに重いシャフトやダイナミックゴールドを選択してもいいでしょう。
また、キャロウェイのウェッジには、かつてオリジナルのスチールシャフトで「M10DB」というものがありました。
これは、N.S.PRO 950GHよりは少し重くて、ダイナミックゴールドよりは少し軽いというシャフトです。
M10DBの場合は中古での入手となりますが、いずれにせよ、アイアンのシャフトと同じか、少し重いシャフトが装着されたウェッジを選ぶといいでしょう。
アイアンより軽いウェッジを選んではダメ!
アイアンとウェッジのセッティングで一番やってもらいたくないことは、ウェッジにアイアンよりも軽いシャフトを選んでしまうことです。
最初にも述べたように、フルショットをするクラブではないため、安定が重要となってきます。
もしアイアンより軽いクラブにするとスイングが安定しなくなり、アプローチスイングの再現性が悪くなります。
より自分に合ったクラブを見つけて安定したアプローチを目指しましょう!