ゴルフ初心者何から始める?コースデビューまでの準備と練習を完全解説

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友達がゴルフをしている、先輩に誘われた、などなどキッカケは数ありますが、ゴルフを始めようと思い立った時、一体何から始めれば良いのでしょう?

「ゴルフをする」というのは「ゴルフ場でラウンドをする」ことになりますが、いきなり身体ひとつでゴルフ場に行くわけにはいきません。

ゴルフには、ルールやマナーが存在し、ゴルフクラブの準備や、それを使ってボールを打つためのスイング練習など、コースに出る前に身に付けておかなければならないことがたくさんあります。

「早くコースに行きたい!」という気持ちがあるかもしれませんが、何をどれくらいの期間練習すれば、コースデビューができるのでしょう?

ここではゴルフ初心者に向けて、コースデビューまでの準備と練習、やることについて完全解説します。

コースデビューとは?

コースデビューとは?
コースデビューとは、その名の通り、初めてゴルフコースでプレーをすることです。

いきなりコースに出てしまってはいけないのか? そう疑問を持つ人もいると思います。

実際に、初心者だからと、温かい目で見てもらえる場面はたくさんあります。

けれど、空振りばかりでまったく前に進めないとか、グリーンでなぜかアイアンを持っているとか、マナーをまったく知らないなど、そういったことが多くあると、進行に支障をきたし、ゴルフ場全体に大きな迷惑をかけかねません。

もちろん、経験してみなければわからないこともたくさんありますが、事前に知識として持っておけることもたくさんあります。

ゴルフ初心者でも、コースを回るために必要なことは最低限準備しておきましょう。

コースデビューとは、自分にできる限りの準備をし終えてから初めてゴルフコースに出るものなのです。

コースデビューまでの期間の目安

コースデビューまでの期間の目安

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練習をし始めてから、コースデビューまでの期間は、「人それぞれ」と言わざるを得ません。

一口にゴルフといっても、ドライバーショットやアプローチ、パターなど、ボールをカップインさせるため、いろいろなクラブを打つ必要があります。

少々ダフったりトップしたりというのは仕方ないことかもしれませんが、デビューできるレベルの目安は「ある程度狙った方向へボールが飛ぶ」くらいまで練習したほうがいいでしょう。

カートに乗ることも許されず、ひたすらクラブを持って走り回るだけでは本人も楽しくありません。

週に1、2回程度、満遍なくショットの練習をする期間を数ヶ月過ごせば、なんとかコースには出られるようになるでしょう。

若いうちからスポーツに打ち込んでいた方は比較的飲み込みが早い傾向がありますが、目安の期間としては、コースデビューまでに3ヶ月程度かかると思っていいでしょう。

運動に自信がなくても大丈夫!

運動に自信がなくても大丈夫!

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さてそれではこの「3ヶ月」という期間、運動に自信がない方でも大丈夫なのでしょうか。

個人差はあるにしろ、運動が苦手な人であれ、得意な人であれ、結局大切なのは正しい動きの習得と繰り返しの練習です。

毎日少しでも家でクラブを握ったり、スイングの確認をしたりと練習を積むことで、驚くほどのレベルアップが期待できます。

ゴルフほど、日々の練習が大切なスポーツはありません。

コースデビューを急ぐ必要はありませんが、ちゃんと少しずつでも練習をして、各クラブがある程度扱えるようになればコースデビューはより早くなります。

ゴルフクラブの種類を勉強しよう

ゴルフクラブの種類を勉強しよう

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それではここからは、コースデビューに際して、ゴルフクラブについて確認していきましょう。

ゴルフクラブの種類についてわからないままコースデビューしても、自分が直面する場面で何を使って良いかすらわかりません。

各ゴルフクラブにはそれぞれの名称と、役割が存在します。どこで何を使うべきなのか、特徴をチェックしていきましょう。

ドライバー

ドライバー

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別名1番ウッド。

ドライバーは、丸くて大きなヘッドが特徴です。使う用途はティーショット(一番最初にティーアップして打つこと)です。

クラブの中でも一番飛距離が出るのがドライバーで、なるべく飛ばしたい最初のショットで使っていきます。

セカンドショット以降に、地面の上にあるボールをドライバーで打つことを「直ドラ(じかどら)」と呼びますが、地面から打つのはプロでも難しく、使う場面もかなり限られます。

ドライバーはティーショット専用のクラブと覚えておきましょう。

フェアウェイウッド

フェアウェイウッド

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ドライバーと同じような形状をしていますが、少し小ぶりなのが特徴です。3番、5番、7番と数字が大きくなるにつれ飛距離が出ない構造になっています。

弾道が高く、ボールを飛ばしやすいクラブです。しっかり当たれば飛距離が出ますので、セカンドショットで距離が欲しい時などに使われます。

シャフトが長い分扱いにくく、3番ウッド、5番ウッドあたりは使いこなすのがなかなか難しいものです。

地面から直接打てて、距離も出るフェアウェイウッドですが、ラフの中などでは芝の抵抗により、難易度が一気に上がります。

ドライバーよりも短くて少しだけ扱いやすいので、方向性を確実に出したいティーショットで使う場面もあります。

ちなみにこれらのクラブには、ドライバーのように別名があります。よく使われるのは3番ウッドの「スプーン」、5番ウッドの「クリーク」です。合わせて覚えておきましょう。

ユーティリティ(ハイブリッド)

ユーティリティ(ハイブリッド)

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メーカーによってはユーティリティやハイブリッドと呼ばれます(テーラーメイドという大手メーカーでは「レスキュー」と呼んでいます)。

形状はフェアウェイウッドと近いのですが、少しヘッドの幅が狭くなっています。

フェアウェイウッドとアイアンのイイトコ取りをしたクラブで、打ちやすい、コントロールもしやすい、飛距離も出るとメリットがたくさんです。

飛距離的にはフェアウェイウッドとアイアンの間を埋めるようなクラブです。飛距離の出ないフェアウェイウッドや難しいロングアイアンなどを抜いて、ユーティリティで代わりとしているゴルファーもたくさんいます。

アイアン

アイアン

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メンズ用の場合、5番から9番、ピッチングウェッジまでの6本セットが主流です。レディース用では7番、8番、9番、ピッチングウェッジのセットになっているものが多いです。

決まった距離を打つためのクラブで、5番が一番飛距離が出て、数字が大きくなるにつれて、飛ぶ距離は短くなっていきます。その代わり数字が小さいクラブほど打つのが難しいという特徴があります。

形状は、金属製の薄い三角のような形。ヘッドの底面には数字が記載してあり、それぞれの番手を示しています。

ウェッジ

ウェッジ

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バンカー(コース内にある砂が敷き詰められた場所)からの脱出や短い距離をグリーンに乗せる時に使うクラブです。形状はアイアンに近く、面がアイアンよりも上を向いているためボールが高く上がるのが特徴です。

アイアンでは数字が書いてある底面に、ピッチングウェッジの場合「P」や「PW」、アプローウェッジの場合「A」「AW」、サンドウェッジなら「S」や「SW」と記載されています。

その他にも52度や58度など、ロフト角で表記されているものも多く使われています。

サンドウェッジは、砂にヘッドが潜りにくくするためクラブの底(ソール)が出っ張った部分(バウンスといいます)があり、バンカーからボールを脱出させやすくなっています。

チッパー

チッパー

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アプローチはフルショットでなくコントロールショットであることが多いのですが、初心者の場合、フルショットは打ててもアプローチの力加減が苦手で、トップやダフリを繰り返してしまうという人も多いです。

そんな時は、チッパーが強い味方になるでしょう。

パターのような形状をしているため、非常に打ちやすく大きなミスをしにくいため、大体の距離が狙いやすくなっています。

インパクトで少し上に飛び出したボールが、着弾から転がっていくようなボールが打てるのが特徴です。

両面が打てるようになっているものは競技で使うことができません。片面のみのものならば使用可能です。

パター

パター

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グリーンに乗ったボールをカップに向けて転がすクラブになります。

細長いブレード型(ピン型、アンサー型とも呼ばれます)、かまぼこのような形をしたマレット型、四角い形状やツノが生えたような形状をしたネオマレット型などがあります。

また長さも様々で、32インチから34インチが主流です。それよりも長いロングタイプのパター(長尺パターと呼びます)もあります。

グリーンの近くまでボールが飛んだ時は、アプローチで使うクラブとともにこのパターも一緒に持っていくようにしましょう。

ゴルフクラブと用具の選び方

ゴルフクラブと用具の選び方

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ゴルフクラブの種類を理解した後は、実際に使うゴルフクラブやラウンドに必要な用具を選んでいきます。

ゴルフクラブや用具は販売しているメーカーの数も多く、どのアイテムにおいても、何を選んで良いのか悩んでしまう人も多いです。

基本的な用品選びについて、以下で見ていきましょう。

クラブの必要本数

クラブの必要本数

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ゴルフのラウンドでは、ゴルフクラブの最大本数は14本と決められています。ですが最低本数は決まっていません。

まずは、ドライバー、5番ウッド、7番アイアン、9番アイアン、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、パターの合計7本を用意すると良いでしょう。

1本1本選んでいくのもわからないと思いますので、始めはゴルフショップで販売されている、「クラブセット」を購入するのもおすすめです。

クラブセットはゴルフクラブだけでなく、キャディバッグやヘッドカバーも付いているものも多いので、手間なく揃えることができますよ。

初心者向けに本数の少ないハーフセットもありますので、最初はそれを使い、上達するにつれて足りない番手を足していってもいいでしょう。

14本上限までクラブを詰め込んだとしても、初心者のうちは細かい距離の打ち分けができないので、最初から14本持つ必要もありません。

ラウンドを終えてみて「このクラブ1回も使わなかった……」なんてことは初心者に限らず良くあります。

左利きの人は右打ち? 左打ち?

左利きの人は右打ち? 左打ち?

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日常生活では左利きという人もいますよね。実はゴルフは右打ちの人が非常に多いのですが、左利きの人はどっちで打てばいいのでしょうか。

どちらで打たなければならない、というものではありませんが、もし抵抗がなければ、ゴルフでは右打ちをおすすめします。

ゴルフ練習場での打席が非常に少ないのが理由の1つ。右打ちに比べて左打席は圧倒的に少ないのです。もし左打ちの方が先に練習していれば、空くのを待つしかありません。

もう1つはクラブ選びに差が出やすい点。右打ちのゴルファーが多いため、左打ちのクラブはラインアップが少ないのです。左打ち人口が少ないため、中古市場にもクラブがあまり出回っていません。

野球のように左打ちのメリットがあれば左打ちの有効性を活かしたいところですが、ゴルフでは残念ながら左打ちによるメリットはほとんどありません。右打ちも左打ちも変わらないのです。

ゴルフをする環境が整っているのは圧倒的に右打ちなので、左利きの人でも右打ちでゴルフライフをスタートさせることをおすすめします。

女子プロゴルファーの青木瀬令奈(画像)も左利きの右打ちゴルファーです。

初心者用クラブでスライス防止も

初心者用クラブでスライス防止も

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ゴルフクラブには、初心者用から上級者向けまで様々なアイテムがあります。

ゴルフ初心者は、スライスと言って、右に曲がっていくボールが多く出ます。

理由は様々ですが、「ヘッドアップ」といい、ボールを打つ前に顔を上げてしまい、その分上半身が起き上がったことで、右に向いたままのフェースでインパクトしてしまうミスが多いです。

そんなゴルファーは、初心者でもまっすぐ打てるように設計されている初心者用クラブをチョイスすると、スライスを抑え込みやすくなります。

スイングを矯正することはもちろんですが、自分の悩みをカバーしてくれるゴルフクラブを選ぶ方法もありますので、覚えておきましょう。

シャフトの硬さの目安

シャフトの硬さの目安

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シャフトとは、グリップとクラブヘッドをつないでいる棒のことです。

このシャフトには硬さがあって、どの硬さを選ぶのが良いのかは、ヘッドスピードが基準となります。

一番柔らかいものからL、A、R、SR、S、Xの順番に硬くなっていきます。LとAはレディース用のモデルで、R以上は男性用モデルとなっています。

力のない女性はL、力のある女性はAか男性用のR、力のない男性はRからSR、力のある男性はSまたはXを選ぶのが大体の目安です。

ゴルフボールの選び方とおすすめ

ゴルフボールの選び方とおすすめ

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ゴルフボールにはたくさん種類があり、どれを選んだらいいのか混乱する人もいます。

飛距離は出るけれどスピンがあまりかからないディスタンス系。スピンはかかるけれど飛距離は少し劣るスピン系。真ん中の性能を持ったハイブリッド系の3種類のゴルフボールがあります。

ゴルフ初心者には、新品でもお値打ちに購入できるディスタンス系のボールがおすすめです。

ロストボールと呼ばれる中古のゴルフボールもお値打ちに購入ができますが、ロストボールは銘柄がバラバラの場合もあり、飛距離や感覚が大きく変わってしまうというデメリットがあります。

銘柄が同じものでも、長く池に沈んでいたボールや、日光にさらされていたボールも含まれており、品質が大きく違う場合も考えられます。そのような感覚のズレは、ゴルファーにダイレクトに伝わります。

そのため、初心者ゴルファーであっても、ロストボールではなく、一定の品質で、さらに値段も1球100円前後で購入できる新品のディスタンス系のボールを購入しましょう。

ゴルフシューズの選び方

ゴルフシューズの選び方
ゴルフをする上でゴルフシューズは必需品です。たかが靴、されど靴。足元のグリップ力や履き心地はプレーに影響を大きく与えます。

ゴルフシューズには、ダイヤルをくるくる回して締め込むダイヤル式と、運動靴と同じような紐式のものがあります。

どちらがいいとは一概には言えず、好みも分かれるところです。ただシューズを脱いだり履いたりするにはダイヤル式がお手軽。細かな調整は紐式が得意です。

また、ゴルフシューズの底面、ソールにも種類があります。

ソフトスパイクという樹脂性の鋲がついているタイプと、スパイクレスという、運動靴の底に凹凸がついているようなタイプに分かれています。

ソフトスパイクのほうがグリップがしっかり効きますが、ちょっとだけ足が疲れやすい欠点があります。逆にスパイクレスは普通の運動靴のような感覚で使えますので足も楽ですが、グリップ力が少し弱く滑りやすくなります。

靴は個人により合う合わないが変わってきますので、しっかりと両足とも試着して選ぶようにしましょう。

グローブの選び方

グローブの選び方

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グローブは合成皮革や天然皮革など素材の違いはありますが、値段だけで言うなら最初は1000円以下のお値打ちなグローブで十分です。

消耗品ですし、グローブが変わったとしても初心者のうちはそこまで敏感にはならないはずです。強いて言うならば、お気に入りのカラーやデザインなどで選んでもいいかもしれませんね。

もう1つグローブ選びで悩むのが、片手と両手です。

多くの人は片手グローブです。基本的には右打ちの場合は左手に、左打ちの場合には右手にグローブをします。製品によっては両方の手袋があるものもありますが、ここは好みで選んでいきましょう。

サイズは、店頭で試してみて少しキツいと感じるものを選ぶことがおすすめです。大きめのサイズを選んでしまうと、グローブの中で手が滑ってしまいますので、しっかりとグリップしづらくなってしまいます。

コースで着るゴルフウェアの選び方

コースで着るゴルフウェアの選び方

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ラウンドで着る服と言えば、襟付きのシャツと、ズボン(女性であればスカートも可)が一般的です。

服装選びに困った時は、ゴルフウェアとして販売されているものの中から、襟がついているもの、ズボンはジーンズやジャージ素材以外のものを選びましょう。

稀にゴルフウェアでも襟なしやジーンズのような風合いのものもありますが、これはゴルフ場によってドレスコードで禁止されている場合も多く、最初は避けておいたほうが無難でしょう。

クラブハウス内での服装のマナー

クラブハウス内での服装のマナー
クラブハウスでの服装はスラックス、襟付きのシャツにジャケットを羽織るのが一般的です。

たまにジーンズやサンダルなどで来てしまう方をお見かけするケースもありますが、ゴルフ場のスタッフや他のお客さんから注意を受ける可能性もあります。

「郷に入っては郷に従え」の格言の通り、ゴルフ場のクラブハウスではジャケット・パンツスタイルが男女ともに無難です。女性の場合はスカートも可など、もう少し服の選択肢が増えます。

クラブハウス内に入場する時は、靴にも気を配りましょう。

男性は革靴、女性の場合はヒールの低めなパンプスを選ぶと間違いありません。

ラウンドに必要なものを揃えよう

ラウンドに必要なものを揃えよう

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ラウンドでは必要なものがたくさんあります。

ちょっとした物はゴルフ場の売店でも購入できますが、あらかじめ用意しておき、ポケットなどすぐに取り出せるところに入れておくと安心です。

・グローブ
・ボール(1ダースくらいあれば安心)
・ティーペグ
・マーカー
・グリーンフォーク

これだけは最低揃えておくといいでしょう。

マーカーやグリーンフォークは備え付けのものがあるゴルフ場もありますので、ゴルフ場に確認すれば余分に準備しなくても済みますね。

ゴルフラウンドにあったら役立つ持ち物

ゴルフラウンドにあったら役立つ持ち物

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ゴルフラウンドには必ずしも必要じゃないけれど、あったら便利というものがありますのでチェックしていきましょう。

まずは、ゴルフボールやティー、携帯電話、スコアカードなどをまとめて入れておくカートバッグがあると便利です。4人で回る時はカートの中が、4人分の荷物でごちゃごちゃになってしまうこともあります。

続いてこのカートバッグを引っ掛けておくためのS字フック(Sカン)。ゴルフ場によって荷物置きが小さなカートもありますので、カートの手持ち部分にS字フックを引っ掛けておけば、それだけ荷物を置くスペースが広く取れます。

飴やガム、チョコレートなどのおやつも意外と重要です。ゴルフはお昼休憩を挟むとは言え、なかなかの長丁場。休憩前にお腹が空いて集中力が切れてしまう場合や、気分転換をしたくなる場面も訪れます。そんな時、すぐに食べられる飴やガム、チョコレートなどを用意しておくといいですよ。

カイロや日焼け止めなどの、季節限定のアイテムも必需品です。ゴルフ場は山間部や河川敷など、風が強く吹く場所にあることも多いです。

冬場は雪が降っていなくても、極寒の環境でのプレーとなるのでカイロは必須。また夏も日陰ばかりではありませんから、女性だけでなく男性も日焼け対策はしておきたいものですね。

コースデビュー前に知っておきたいゴルフのルール

コースデビュー前に知っておきたいゴルフのルール

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ゴルフはティーショットからカップインまで、何回打ったのかを数えていきます。

空振りも1打加算ですし、OB(アウト・オブ・バウンズ。ボールが区域外に出ていってしまうこと)をしたら1罰打が付きます。

そしてよくあるのが、カップインまであと数十センチ。「OK」と言われてボールを拾っている光景を見かけますが、このとき1打を加算しましょう。

入れたことになるわけではなく、次の1打でカップインしたとみなすよ、という「OK」なので足し忘れる人もいるんです。

細かなOBやアンプレヤブル、ドロップなどのルールはひとまず覚えなくても大丈夫。周りの人に聞きながらスコアをカウントしていきましょう。

コースデビュー前に知っておきたいゴルフのマナー

コースデビュー前に知っておきたいゴルフのマナー
ゴルフは定められたルールだけではなく、守らなければいけないマナーが存在します。

代表的なのが、人が打つ時には静かにしなければならないというものです。おしゃべりに夢中になって、他人のショットの邪魔をしないようにしましょう。

また、人が打つ時にはその人よりも前に出てはいけません。あらぬ方向に飛んでいった打球が当たって、失明したり、救急車で搬送されたりする事故が起きています。

グリーン上ではカップと人のボールを結んだライン上を踏まないように注意します。

グリーンの芝は非常にデリケートなので、それだけでボールの転がりが変わってしまう場合があります。必ずカップとボールを結んだ線のボールの後ろを歩いていきましょう。

なお、グリーンの上は走ってはいけません。グリーンの根は非常に浅く、スパイクで足に力を入れるとグリーンが傷んでしまうからです。

みんなが使うグリーンを大切に使うよう意識しましょう。

プレーファストを心がけよう

プレーファストを心がけよう
ゴルフ初心者の人が組に交じると、なかなか練習通りに打てないため、どうしてもプレーが遅くなってしまいます。

初心者のため仕方がない部分もありますが、上手に打てないからと言って、遅くプレーをしてもいいわけではありません。ゴルフではプレーファストが原則で、後続の組を待たせるのはマナー違反となります。

そのため次に打つクラブを持って、とにかく走るように心掛けましょう。

例え上手に打てなくてスコアが散々でも、後続のことを考えてプレーが早い人は非常に好感が持てます。逆にベテランでもプレーが遅いゴルファーは、直接口に出して言われなくても敬遠されてしまいます。

実力だけがグッドゴルファーとは言えないのです。

キャディ付きとセルフプレー

キャディ付きとセルフプレー

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ラウンドには、キャディ付きのプレーと、キャディのいないセルフプレーがあります。

コースデビューにあたって、いろいろアドバイスをしてもらえたりするのはキャディ付きのプレーでしょう。しかしそのアドバイスも聞く余裕がなかったり、思う通りにプレーができないこともしばしば。

そのため最初は仲間内だけで楽しめるようにキャディの付かないセルフプレーのほうが気楽と感じる人もいるようです。

しかしキャディ付きプレーの場合、クラブ選びやカートの操作、ボールの行方を見てくれるなど細やかなプレーの補助をしてもらえます。プレーに集中しやすい環境を整えてくれるんですね。

その点、すべて自分でやらなければいけないセルフプレーは、他のことまで気を配らなければいけないのでキャディ付きのプレーを好む人もいます。

キャディ付きプレーの場合、キャディ料金が加算されますので、同伴のプレーヤーと相談して決めるようにしましょう。

コースによってはキャディ付きしか選べなかったりセルフプレーしか選べない場合もあるのでしっかり確認しましょう。

ゴルフ場に着いてからプレーまでの流れ

ゴルフ場に着いてからプレーまでの流れ

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ゴルフ場に着いたら、プレーの流れをある程度把握していると、気持ちに余裕ができます。どんな流れで、どこに行けば良いのかをまず確認しておきましょう。

コースへはスタートの1時間前くらいを目安に到着しましょう。ゴルフ場に着いたらまずは玄関前に車を止めてゴルフバッグを下ろします。ゴルフ場スタッフがバッグを受け取ってくれるので、そのまま渡して駐車場へ(自分で下ろす場合もあります)。

車を置いたらクラブハウスへ入場し、受付をします。ロッカーキーを受け取ってロッカールームへ行き、ゴルフウェアに着替え、ゴルフシューズに履き替えます。

準備が整ったらパター練習場や打球練習場でスタートまで体をほぐして、スタート15分くらい前には出発するカートのところまで行きましょう。

カートが見つからない時は、スタッフにスタートするコースの名前(インやアウト、ゴルフ場によって固有の名前が付けられているところも)とスタート時間を告げると教えてくれます。

そして前半のプレーがスタート。前半終了後にはレストランで食事をします。食事の時間は40分〜1時間程度が多いです。

食事後には後半のプレーがスタートし、18ホールすべてを回り終えたらその日のゴルフは終了です。ホールアウト後には、お風呂に入って汗を流して帰宅。

プレーの内容やゴルフ場によって若干変わるところもありますが、およその流れはこのような感じになります。

覚えておくとスムーズ! コースデビュー前の豆知識

覚えておくとスムーズ! コースデビュー前の豆知識

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ゴルフには細かなルールがありますが、完璧に覚えてから行く必要はありません。ただ、覚えておくと進行がスムーズになるポイントがありますので、頭に入れておきましょう。

まず、打つ順番です。一番に打つ人をオナーと言って、スタート前にくじ引きをして決めます。くじ引きをする棒がコースに備え付けられているのでそれを使いましょう。セカンドホール以降は、前のホールでスコアが良かった人から順に打っていくのが基本です。

ホールの第1打目、ティーショットでは、ティーペグ(木製やプラスチック製の、地面に刺してその上の皿にボールを乗せる道具)でティーアップして地面から少し浮かせた状態のボールを打ちます。

最初のショット(もしくは特設ティー)以外ではティーペグを使ってボールを打つことはできません。

もしホールの途中、バンカー(砂場のようなところ)に入れてしまいそこから打つ場合、その後は必ず設置されているレーキでショット痕と自分の足跡を必ず均(なら)すようにしましょう。

すべてを覚えておくのは難しいですが、以上の点は抑えておきたいです。

ゴルフ初心者のスイング練習

ゴルフ初心者のスイング練習

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ルールやマナーについてある程度理解しつつ、ゴルフのプレーを楽しむ力を身に付けていきましょう。

そのためにはまずゴルフスイングを練習することです。自宅の庭などでボールを打つことは危険ですので、実際にボールを打つ場合、「打ちっ放し」と呼ばれる、ゴルフ練習場で行いましょう。

ゴルフのスイングは学んですぐにできるものではありませんが、正しいスイングやグリップの握り方を身に付けることで、プレーファスト、ひいてはスコアアップにもつながります。

ビジネスゾーンを理解する

ビジネスゾーンを理解する
ボールを打つ瞬間をインパクトと言います。このインパクトの周辺の動きをビジネスゾーンと呼びます。

ビジネスゾーンの練習は、ボールを小さな小さなスイングで打つ非常に地味な練習でありますが、ゴルフスイングの大切な要素がすべて詰まっています。

ゴルフでは、なんとなく思いっきりスイングをして、ボールを遠くへ飛ばすようなイメージですが、小さなスイングからボールの打ち方と打つ感覚を養っていったほうが初心者はスイングを覚えやすいでしょう。

振り幅は、バックスイングではシャフトと地面が平行になるまで、ボールを打ってからも逆側(フォロー)でシャフトと地面が平行になるまでのスイングです。

ハーフショットの練習

ハーフショットの練習
ビジネスゾーンのスイングがある程度身に付いたら、続いてハーフショットです。ビジネスゾーンの練習よりも少しだけスイングの幅が大きくなります。

ビジネスゾーンではシャフトと地面が平行になるまででしたが、ハーフショットはバックスイングでは左腕、フォローでは右腕が地面と平行になるまでの振り幅で行います。

力を入れる必要はありませんし、遠くにボールを飛ばす必要もありません。

フルスイングでなかなかボールに当たらないという人でも、ビジネスゾーン、またはハーフショットをしたほうがスイングが安定するという人もいます。

正しい形でじっくり行いましょう。

パターは練習は自宅でも

パターは練習は自宅でも
パターはホールの一番最後に使うゴルフクラブですが、実にスコアの約半分の打数を占める、とても重要なクラブです。

パターを練習する上での器具としてパターマットがありますが、それがなくても、パターとボールさえあれば自宅のカーペットの上でも練習ができますので、積極的に練習して慣れていきましょう。

方法は簡単で、何か目標になるものを置いたら、その目標に向けてボールをパッティングするだけです。

距離は1メートルもあれば十分です。真っすぐに打てるようにフェースの面を意識しながら打っていきましょう。

動画や鏡を活用しよう

動画や鏡を活用しよう

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スイングの形はなかなか自分でイメージした動きがそのままできるとも限りません。イメージと実際の動きには必ずズレが出てきます。

このズレを少しでも近づけていくために、動画を撮影したり、練習場に備え付けられている鏡を活用したりしましょう。

手持ちのスマートフォンでも手軽に、外からの視点で自分のスイングを見られますのでフォームチェックができます。

友人に撮影してもらったり、三脚などを用意して撮影してもいいでしょう。

レッスンを受けることでスイングの不安がなくなる

レッスンを受けることでスイングの不安がなくなる

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自分のスイングが正解なのか、本当にこの練習を続けていていいのか、自己流で練習を続けていると、不安になることがあります。

そのような方は、プロゴルファーによるレッスンや、練習場開催のスクールを受講してみるのも1つの手です。

レッスンにも種類があって「○ヶ月でコースデビューを目指す!」としているところもあれば、そうして目標は設定せず、和気藹々(あいあい)とゴルフの練習を楽しむところも。

そのあたりの温度が自分と違ってしまうと、なかなか通い続けるのは難しいです。

温度差が生まれないように、レッスンを行っているところの多くでは体験レッスンを行っています。

一度レッスンを受けてみて、自分の目的に沿ったところかどうか、見極めることが大切です。

コースデビュー時の平均スコア

コースデビュー時の平均スコア

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コースデビューをした時の平均スコアは、それまでの練習量によって大きく変わります。かなり一生懸命練習した人で110くらい。まったく練習をせずいきなりコースへ連れていかれてしまった人で150くらい、というのが大体のイメージです。

ただ中には例外もいます。

テニスや野球経験者に中にはものすごくスイングがパワフルな人もいます。そんな男性が練習もせず力任せにスイングすると、当たるし距離も出るんですが、ボールがバラバラな方向へ飛んでいってしまいます。

そういう方だと、デビュー戦で180を超えるスコアの方もいます。

コースデビューをした時の大体の平均を考えると120くらいが多いでしょうか。

ただ個人の力やデビューコースにもよりますので、大幅にバラつきがあることは確かです。

始めはスコアは気にせず、ゴルフを楽しみ、ホールアウトすることを考えていきましょう。

これでゴルフのコースデビューは安心!

これでゴルフのコースデビューは安心!

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道具や練習方法、マナーなど、まずゴルフのコースデビュー前の初心者が抑えておくべきポイントをお話してみました。いかがでしたか?

道具や知識、ウェアなど準備するものは比較的多いですが、普段使いのものと併用できるものは併用していくと良いですね。

ゴルフの練習は、日々続けていないとなかなかコースデビューできるようにはならないかもしれません。

日々コツコツと練習を続けて、同伴の経験者をびっくりさせてみるのも楽しいかもしれませんよ。

まずはレッスンのひとつの目安、3ヶ月を目標にあなたもコースデビューを目指してみてはいかがでしょうか。
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