ボールの高さ、落とし場所、転がりをイメージして打つバンカーショット

ドライバーからパターまで、どのクラブを手にした時のショットでもそうなのですが、実際にスイングする前に、どんな弾道のショットを打つのかイメージしておくことは、ナイスショットの確率を高くするためには欠かせない作業です。

バンカーショットとて例外ではありません。

高さ、落下地点、ランのイメージを描く

ボールの高さをどれくらい上げ、グリーン上のどこに落として、どれだけ転がしてピンに寄せるか。

その弾道のイメージをできるだけクリアに描くことで、バンカーショットの成功の確率もかなり高くなってきます。

バンカーショットを成功させる準備として欠かせない作業といってもいいでしょう。

バンカーに入る前に素振りをする

打つ前に弾道をイメージしたら、そのショットを打つためのスイングを素振りで確認します。

あそこにキャリーさせるならバックスイングの大きさはこのくらい、イメージ通りの高さの弾道を描くためには、フェースの開き具合はこれくらい、などと考えをまとめるわけですが、その作業もクリアなショットイメージが描けていてこそ可能になるのです。

もう1つ注意したいのは、他のショットとは異なり、バンカーショットの場合は、バンカーに入る前に素振りをしておくことです。

バンカーに入ってしまえば、ソール（クラブを地面に付けること）もできませんし、素振りで砂に触れることもできませんので、スイングイメージをしっかり体に浸み込ますこともできないからです。

素振りのイメージのまま打つだけ

まず、素振りの作業までは、バンカーに入る前に終了しておくことです。

そこまで準備ができれば、後はそのスイングをバンカー内で実践するだけです。

芝の上での素振りとは実際の動作は多少異なりますが、このクリアな弾道イメージがなければ、バンカーショットを成功させることはできないと思ったほうがいいでしょう。