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ゴルフスイング

ノザ@ゴルフライター

【動画あり】ロブショットの簡単な打ち方!ポイントは3つだけ!

平日は禁酒してます!

どうも! ゴルフライターのノザです!

今回は、「ロブショットの打ち方」を説明していきます。

ロブショット……これは僕が最も憧れたショットです。

PGAツアーにはフィル・ミケルソンというレジェンドがいるのはご存知でしょうか?

PGAツアー44勝で「最強のレフティー」と名高い方です。

この人のロブショットを観てから、僕も猛烈にロブショットの勉強をしました。

人によっては、「わざわざロブの勉強なんていらない!」という人もいますが、僕はそう思いません。

いらないと思っていたカードも、いつか日の目を浴びるかも知れませんし!(ミスチルがそんなことを言ってました!)

ということでロブショットの説明、簡単な打ち方を紹介していきます。

ロブショットは「ピン近」「バンカー」で強力に使える

まぁまずは上記動画をご覧ください。冒頭で話した彼がミケルソンです。

すごいでしょ?
ヤバいでしょ?
格好良いでしょ?

飛び越えた人との距離は1メートル程度。そこをほぼフルスイングで打ち出したボールが悠々と頭上を越えていく。

世界レベルのロブの達人ともなれば、こんなこともできる訳です。

※これは相当危険なので絶対やらないようにしましょう。ミケルソンの危険な動画! とも言われてます……。

まぁこの動画の賛否は置いといて、とにかくロブは高い球にスピンをかけるショットなのです。

ロブショット、使い所はたくさんあります。

・ピンが近いラフからのショット
・ピンが近いバンカー越えのショット
・高い球を打ちたい時

パッと浮かんだだけでもこれだけあります。

プロの試合など観ても、「フェースを開いた状態でのショット」は実に多い。

特にグリーン周りでカメラが球をアップしている時、クラブヘッドを見てください。めちゃくちゃフェース開いてますから。

ともすれば、僕達アマもプロのようにロブを使いこなす(フェースを開いたショット)ことができればスコアも良くなるのでは?

ということでここからは、ロブショットの簡単な打ち方を説明していきます!

1.球は左足の親指前にセット

画像は斜めなので少し見にくいですが、球はもう少し左足前にセットしたほうが良いですね。イメージは「左足の親指前」です。

で、少しオープンスタンスに立ちましょう。

ロブショットのスタンスを簡単に説明すると、【バンカーを打つように立つ】ですね。

ただバンカーと違うのは「ダフってはダメ」な部分です。

基本的にバンカーは球の手前を叩き、砂を爆発させて打ちます。

ですが、ロブショットはダフらせたら一貫の終わり。

クラブヘッドがバウンドして球の中腹に当たり、恐ろしいトップが出ます。

ロブは基本フルスイングに近い振り幅で打つので、これでトップしたら最悪ですよね(ましてやロブを打つのはグリーン周りなのでなおさら悲劇……一発OBになる可能性が高いです)。

ソリッドにヘッドを入れなけれはならないので、ここがロブの難易度を上げる点になります。

球の位置とスタンスは上記の通り。

・球の位置は左足の親指つま先辺り
・オープンスタンスに構える

これだけで出球は全然変わります。

ロブショットを打つ際は、まずこの位置関係だけしっかりさせましょう。

ちなみにバンカーの簡単な打ち方は以下よりどうぞ!

2.フェースを思いきり開く(オープン)

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上記でもチョロッと説明しましたが、フェースは目一杯開きましょう。

画像の通り、フェースはほぼ真上を向いてますよね? あれくらい開くときれいなロブショットが打てます。

なぜフェースを開く必要があるかと言うと、スクエアに構えると通常はロフトが立ったままなので、球は当然前方に飛びますよね。

ロブは真上に球を飛ばすのが目的なので、そのロフトを90度近くにする必要があります。

90度=真上です。

後は球がフェース面に乗り、真上に飛ぶという仕組みです。ロフトが立っていればどんな達人もロブは打てません。

とにかく目一杯フェースを開いて打ちましょう。

で、そのまま開いた状態で打つと「何だか右に球が飛んで行きそう……」と思うはず。

なのでスタンスもオープンにする訳です。

軌道はアウトサイドから、目線は上に向ける

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細かいポイントですが、よりロブショットを完成させるために、「クラブの軌道」と「目線」にも注意しましょう。

まずクラブの軌道ですが、カット気味にアウトサイドの軌道で下りてくるようにしてください(というか、多分インサイドの軌道では下ろしてこれないと思います……)。

カット軌道だとクラブの構造上【フェース面に球が乗る時間が長くなる】ので、よりスピンが効いた球になります。

そしてもう1つは目線。

ここに細かい説明は入りません。

高い球をイメージし、打つ直前にイメージした高さに目線を移しましょう。

「ロブショットを打つ! あの高さまで上げる」この意識がロブを打つ態勢作りに一役買ってくれます。

軌道と目線。この動作も取り入れてみてください!

まとめ・しっかり振り抜いて格好いいロブショットを!

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ということでまとめます。

【ロブショットの簡単な打ち方! 3つのポイント】

1.球は外側にセットし、オープンスタンス
2.フェースをとにかく開く
3.クラブの軌道と目線に注意

上記3つのポイントプラス、思い切り振ることも意識してください。

「フルスイングしたら絶対に飛んじゃう!」と思うかも知れません。いや思います。

僕も思いました。

しかしフェースが開いている以上、絶対に飛びません。飛んでキャリーで10ヤードくらいじゃないですかね?

勇気を持って振ることでロブショットは成功します。

ビビらずにどーんと振れば大丈夫です!

ロブショットをモノにし、ゴルフの引き出しを増やしましょう!

それではまた!