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ライフスタイル

レッスンプロ・クラフトマン 河野

「アマチュアにメンタルトレーニングは必要ない」という言葉の意味

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、初中級者のメンタルについてお話しさせていただきます。

私も悩んでいましたが、トッププロの少し辛口のコメントに納得して研究と練習をしました。

私も、苦手でした。

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最近入門していただいたS様が 「私は、メンタルが弱くて大事な場面でいつも失敗してしまいます」とおっしゃいました。

私「最近ですと、どんな失敗をしましたか?」

S様「先日のラウンドの朝イチ(朝イチ=朝一番に打つショット)でいきなりチョロでした」

S様の最近のスコアは時々80台が出初めて来て、ゴルフも好調で面白い盛りです。

私「私も、朝イチが苦手な時期がありました」

S様「先生は、どのようにして克服したのですか?」

私「ドライバーのスイングを研究しました」

S様「?」

私「その当時のトッププロが書いた本の中に、『アマチュアにメンタルトレーニングは必要ない。ただ技術がないだけだ』という事が書かれていて、なるほどと思い研究と練習をしました。

技術があれば怖くない。

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自分でも、なぜ朝イチで緊張するのか考えてみました。

失敗したら。OBしたら。チョロしたら。ダフったら。

すべて、技術があれば不安を持たなくて済む問題だと理解しました。

確かに、240ヤード真っすぐに打つ技術があれば朝イチでのプレシャーは少なくなります。

1メートル20センチを真っすぐ打てるパットの技術があればそれ程緊張しませんし、たとえ外しても、原因究明は簡単ですから嫌な気持ちを後に残しません。

トッププロの言う通り、アマチュアは技術のなさをメンタルという言葉で逃げてはいけないと気づき研究と練習を重ねました。

そのお陰で、腰の回転で打てるようになり、朝イチショットの成功確率が格段に上がりました。

研究と練習の甲斐があり、翌年以降、朝イチでの大きな失敗は記憶にありません。

現在の私ならもう少し違うアドバイスをしますが、その当時では大成功でした。

自分の特性をゴルフに生かす。

私は、レッスンプロになれましたが、特別な才能がある訳でもありません。

むしろ体力的には並以下です。

あるとしたら、他の方よりも少し研究者としての面が余計にあるのではないかと思います。
 
今でも朝イチは緊張しますが、自分が研究と練習をして会得した「この部分さえ守っていれば成功する」という、それさえ守っていれば乗り切れる実績がありますので、他の方よりも緊張感は少なく済んでいると思います。

「この部分」は人により違うでしょうが、「この部分」を研究と練習で自分の物にできた人が、緊張感を感じながらでも、良いプレーができるようになると思います。

私の「この部分」は年々少なくなっています。

以前は、「あれ」と「これ」と「あれ」でしたが、今は、「あれ」と「これ」を気を付けていればいつもの自分でいられます。

読者の皆様もご自分の「あれ・これ」を発見して緊張感を感じながらでも、ご自分のスイングができるようになってください。

「あれ」や「これ」は、昔から言われている基本の中で発見できれば良いですね。

あれこれうるさい、レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。