初心者
かずやん@ティーチングプロ
0.5打の積み重ねでゴルフが変わる!?
こんにちは、かずやんです。
ゴルフをして0.5打を意識することはありますか?
あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、興味のある方はこの記事を読み進めてみてください。
なかなか100が切れない。いつも大叩きしてしまうホールがある。スコアが良くならない。
スコアアップに悩んでいる方は読めばお役に立てると思います。
0.5打ってどういうこと?
0.5打は実際にボールを打った打数のことではありません。
1打の中に含まれるいろいろなことをわかりやすくしてみた造語だと思ってください。
では1打にどんなことが含まれているのか考えてみましょう。
あなたはボールを打つまでにどんなことをしていますか?
考えられることを箇条書きにしてみました。
・残りの距離は?
・ドロー、フェードの球筋や弾道はどうするのか?
・アドレスする地形の状態は良いのか? 悪いのか?
・ボールはフェアウェイ、ラフ、バンカーなど、どんな状況にあるのか?
・狙う場所にハザードはあるのか?
・風はどのように吹いているのか?
・アドレスの取り方は?
・どんなスイングをするのか?
・使用するクラブは?
1打を打つまでに考えることはたくさんあります。
これらを1つずつ明確に自信を持ってできるようになると、スコアも変わってきます。
ボールを打つという行為は、考えたことを行動に移した結果に過ぎません。
考えていることが曖昧なままボールを打つと曖昧な結果になるので、ハザードに入ったり、ミスショットにつながります。
これを機会に、ボールを打つまでに良い結果になるよういろいろ考えてから打つことを意識してみましょう。
「気付くこと」で状況を判断しよう
先ほど箇条書きにした内容は慣れてくれば自然とできるようになります。
しかし慣れないうちは覚えるだけで大変ですし、時間がかかります。
最初は1つずつ行動に移しながら覚えていけば大丈夫です。
覚えるのが億劫だなと感じる方のために、覚えなくても同じことができる方法があります。
それは「気付くこと」です。
あなたの五感をフル活用して感じたことや気付いたことをショットに活かしてみましょう。
・肌で感じる風の強さ
・目から入る芝生の状況
・足元から感じる傾斜
・直感で残りの距離と番手を把握する
今の状況をそのまま感じ取るだけで状況を把握することができます。
コースでのプレーで気付くことはとても大切です。
林の中でのトラブルショットを例にすると、木の枝が邪魔をしていたり、ボールに土がついて飛距離に影響する可能性があったりします。
それに気付かずショットをすれば、ペナルティーやミスショットにつながりやすくなります。
気付くことは人間に持って生まれた大切な感性です。
ゴルフにも活用して良い結果につなげられるようにしましょう。
「気付くこと」を高める練習方法
気付くことは普段の生活から高めることができます。
気付くことを高めるポイントとしては、いつもと違うところを探すクセをつけることです。
散歩をしていて道に生えている草花に目を向けたり、空の雲がどんな形をしてるのか見るだけでいろんな発見があります。
いつも通勤、通学で通る道でも新しいお店ができたり、季節によって風景が変わるのに気付くのも良いと思います。
いきなりできることではないので、普段から意識することが大切です。
これができるようになれば、異性のちょっとした変化にも気付けるようになり、円滑なコミュニケーションが取れたり、仕事でもミスに気付けたりとゴルフ以外のことでも活用できます。
正確な状況判断がショットの精度を上げます
気付くことができるようになったら、精度を上げていきましょう。
例えば風を読むだけでもいろいろ感じることができます。
・風向きはどうなのか?
・強さはどのくらいなのか?
・風は止まったりするのか?
・地上と上空で強さに違いはあるのか?
・ボールに影響のある強さなのか?
これを芝生の状態だったり、地面の傾斜でも同じようにたくさん情報を感じ取ってみましょう。
たくさん情報があると正確な状況判断ができるようになります。
それができればあとはボールを打つだけです。
ボールを打つ技術を上げるのは時間がかかりますので、焦らずに取り組んでください。
正確な状況判断ができていれば結果は後から付いてきます。
道具を有効活用しましょう
正確な状況判断をする上で道具を活用しましょう。
距離を把握する道具は
・レーザー距離計
・GPS距離測定器
の2つがあります。
最近では乗用カートにGPS機能がついており、自分のボール位置にカートを運ぶことで残りの距離を知ることができるゴルフ場も増えています。
GPS距離測定器の中には高低差を教えてくれるものもあるので、いろんな商品を見てみると面白いと思います。
自分がどのくらいの距離を飛ばせるのか把握することも大切です。
ヘッドスピード、ボール初速、飛距離などを数値化できる商品が販売されています。
ただ、値段はピンキリなので購入する際は良く考えてから判断することをオススメします。
練習場や大手量販店に行けば測定する機械がありますので活用してみても良いでしょう。