Gride

gettyimages/519858980
getty

ライフスタイル

PAR RUSH 01

クラブは振れるが、どこへ打てばいいの?〜実戦シリーズ第9回

毎回ラウンドの振り返りをして実戦の状況を考えるこのシリーズですが、わざとその場面を作っている訳ではないのに、よくもまあさまざまな場面を提供してくれます!

今回の場面は、まさに万事休すと叫びたくなる状況でした。

しかし、なんとしてもホールアウトしなければならず、できるだけ少ない打数でとなれば、これはもう大変です!

その最悪な状況は、こうして始まりました!

その日もいいペースで前半をプレーしてきました。

しかし、前半の最終ホールを目前にした8番ミドルホール(パー4)で、その事件が起きました!

1打目は右のラフでした。そのラフが少し深く、頭を叩きそうな気がしたので、少ししっかり打とうと思ったことがミスを誘発して、左に飛び出して左グリーンの左のカート道路を越えて止まったように見えました。

でも、そこには背の低い木がありました。

クラブは振れるが、打つ場所がないというのは??

嫌な予感が的中して、ボールのところに行ってみると、案の定木の真下にありました。

幸い、クラブを振るスペースはありましたが、グリーンの方向に密集した木があり、とてもその方向には打てません。

さらに打てるのは、グリーンの上側のカート道路の方向しかありません。でも、それは一種の賭けでした。

ボールが跳ねてどちらに行くかわからない危険があったからです。

でも、最悪カート道路上でも仕方なく、とにかく次打がグリーンへ打てるところに持っていければよし! ダボ(ダブルボギー)は覚悟しようと思いました。

結果は、幸いカート道路のグリーン側のラフに止まりました。

しかし、ここから下りのきついアプローチをショートしてエッジに止まり、予定通りのダボでしたが、これは想定内のダボでした!

今回の判断は正しかったのか?

getty

今回の判断は、結果として正しかったと思います!

★あの状況は、どこへ打てばいいの? と首を傾げたくなる場所で、判断を誤るとトリプルやダブルパーもあるという、厳しい状況でした。

ボギーで上がれればよりグッドでしたが、ダボは仕方ないと判断しています。

☆もう一つの判断は、アンプレヤブルということですが、それでも次打は枝の下を通すアプローチで、ちょっと間違えばすべてが終わるような状況になると思います。

そもそも、そんなところへ打った自分の責任です! ダボに止められたことは上出来という結論です!