Gride

bs_banner
gettyimages/851511462

ライフスタイル

とや

ゴルフは“ギャンブル”を止めるとスコアが縮まる!?

こんにちは、ライターのとやです!

パチンコや競馬、ボートレースなどの“ギャンブル”のことではありません。

ギャンブルショット、といういわゆる「イチかバチか」といったシチュエーションのショットのことです。

他にもさまざまなショットにおいて分が悪いショットを選択するゴルファーも多いんです。

ゴルフは確率なんですよね。

ギャンブルになりやすいショットのシチュエーションを見てみましょう。

【ティーショット】コースが狭い、ハザードがある

ティーショットでは比較的よく見かけるシチュエーションですね。

コースが狭いのに距離だけを見て「よっしゃー、思いっきり飛ばしてやるぜ!」とドライバーをぶん回し、はるか彼方へ。

また自分のドライバーの距離ギリギリのところにハザードが待ち受けているような場合「思いっきり振ってしっかり当たればギリギリ超える!」とティーショット。

そして池やバンカーに。

仮にパー5のホールだって、思いっ切り振ることでどれくらい距離が伸びるのでしょうか。

強振することで得られる飛距離よりも、ショットが乱れてスコアを崩すリスクのほうが高いでしょう。

またティーショットでナイスショットが出る可能性はどれくらいでしょうか。

フルスイングで250ヤードの飛距離が出るゴルファーがいて、きっちり250ヤード飛ばせるショットが出る確率を考えてみてください。

【セカンドショット】長い距離が残った時、3Wをチョイス

地面から打てて、なおかつ一番飛距離が出るクラブ、それが3番ウッド(3W)です。

ティーショットのデキ次第では、パー5ですら2オンも狙える可能性がありますから、非常に魅力のあるクラブ選択です。

けれど3Wを地面から練習場でしっかり練習している人は、アマチュアでどれくらいいるでしょうか。

練習もしていないのに「3Wなら220ヤード! 2オンだ!」と息巻いてミスショットをするゴルファーを数多く見てきました。

練習も普段あまりしないのにコントロールが難しいとされる3Wでグリーンを狙う、これも分の悪いギャンブルショットと言わざるを得ませんよね。

短めのアイアンでグリーンまで100ヤード以内に付けたほうがスコアの浪費を防げるでしょう。

【アプローチ】高く上げてベタピンにつければかっこいい!

ロブショットと呼ばれる、ボールを高く上げてグリーンに落とすショットですね。

これって決まるとめちゃめちゃかっこいいし、達成感もすごいものです。

場面によってはロブショットを選択しなければならないこともありますが、グリーン手前まで花道が続いているようなケースではどうでしょうか。

ロブショットの弊害として、少しでもトップすればホームラン、またボールの手前にバウンスが落ちてしまうと、バウンスが跳ねてこれまたホームラン、とミスショットの傷口が大きいんです。

逆に“だるま落とし”のようにまったく距離が出ないミスもありえます。

もう少しロフトが立ったアイアンなどで転がして、ピン付近で止まるように狙ったほうがミスした時の傷口は格段に小さく済みます。

【パッティング】ロングパットを強気で狙う!

ロングパットを1発で沈めると気分は最高!

同組のメンバーが全員注目してくれていますから「おおーー!」っとどよめきが起こるレベルですよね。

でも「届かないパットは入らない」なんて言われているとおり、多少なり強めに打つ必要があります。

そこでなんでもかんでも強気で攻めて、外したらどうなるのか。

少々オーバーする程度なら及第点ですが、1ピンくらいの距離をオーバーしてしまったり、下り傾斜なら止まらずにグリーン外へ。

返しのパットも外して3パット4パット……、という現実を目の当たりにします。


ここに書いた4つの項目は「なかなかスコアが縮まらなくて」といったゴルファーに多く見られます。

ゴルフは確率のスポーツです。

わざわざミスが出るかもしれないショット、ミスが出る確率が高いショットを選択しているんですよね。これではスコアが縮まりません。

自分のラウンドを思い返してみて、ラウンド中から「ギャンブル」をしなければならないショットを削っていきましょう。

欲を出して無理をすればするほどスコアは崩れていくのが相場です。

ギャンブルショットを封印してスコアアップを目指してみましょう。