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プロゴルファー

ヒッコリーTW

猛暑でのゴルフ!アマチュアでも参考にできる女子プロたちの知恵

お盆を過ぎても、記録的な猛暑はいっこうに収まる気配がない。

ゴルファーにとっても、今や耐えがたい暑さはゴルフ場から足を遠のかせる大きな要因にもなっている。

とはいえ、ゴルフは「自然との戦い」。

そこで知恵を借りたいのが、猛暑にも日焼けにも負けず、夏場も毎週のように続くトーナメントを戦う女子プロゴルファーたちだ。

そんな夏に負けない彼女たちに、アマチュアにも役立つ暑さ対策を聞いてみた。

※記事中の年齢は2018年8月17日現在

日焼け止めは必需品

どんなに強い日差しでも肌の露出を避けられないのがゴルファーだ。

韓国で「セクシー・クイーン」と呼ばれ、発売された水着写真集も話題のアン・シネ(27)。

「暑さは嫌いではないけれど、とにかく今年は日差しが強い。1日に6回ぐらい、日焼け止めを塗り直しています。私が一番塗っているじゃないかな」

頭の上に氷嚢(ひょうのう)を乗せて歩いたり、プレーの合間に扇子で風を送ったりと、そのプレーぶりはギャラリーの注目の的だ。

美人ルーキーとして人気急上昇中の三浦桃香(19)も日焼け止め派。

「暑さはどうしようもないので、日焼け止めをしっかり塗ること。日焼けによって疲れが違うんです。もちろん、日焼け止めは『アネッサ』が最高です」

資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」とスポンサー契約を結ぶだけに、宣伝も忘れなかった。

対照的に、少しの日差しも入り込む余地がないほどの完全防備でプレーに臨むのは、ツアー5勝を誇る笠りつ子(30)。

「暑いのは苦手。日焼けによる体力の消耗は、最終日になるほどじわじわと効いてくるんです」

昨年のプロテストでトップ合格した松田鈴英(20)も、サングラスやマスクで顔を覆い隠して日差しを避ける体力温存派。

「実は肌が弱いので日焼け止めが塗れないんです」

と明かしてくれた。

食が元気の源

青木瀬令奈(25)には、夏に欠かせないものが二つある。

「梅干しとスイカです」

ラウンド中には梅干しでの塩分補給が欠かせず、さらに夜にはスイカを食べるようにしているという。

「夏バテで食欲がわかないときでも、スイカなら食べられる。スイカって夏野菜なんですよ、知ってました?」

アマチュア時代にツアー勝利を果たした勝みなみ(20)も梅干し派。

「何でも食べるのであまり気にしていませんが、欠かせないのは梅干し。試合中に切らしてしまったのでスーパーに買いに行ったら、なんと売り切れだったんです。みんな考えることは同じですね」

と笑う。

夏の季語でもある「鰻(うなぎ)」は女子プロにも人気。

中でもアン・シネは「夏バテにはウナギ。韓国でも食べるけど、日本のウナギは柔らかくてとてもおいしい」

と話すほどの大好物だ。

役立つ苦い経験

プロ4年目の濱田茉優(22)は、7月のサマンサタバサ・レディース(茨城・イーグルポイントGC)で、初日の13番ホール終了後に体調不良で棄権し、医務室で熱中症と診断された。

「リタイアした時は動悸(どうき)と頭痛がひどくて、自分ではどうしようもなくなった。しんどいなあ、という感じはこれまでもあったけど、動けなくなったのは初めてでした」

と振り返る。その後はプレー時に日傘を欠かすことなく、水分補給も頻繁に行うようになった。

「夜はゆっくりぬるま湯に浸かって体を休めるようにしたり、意識的に野菜も食べるようになりました」

小野祐夢(21)は、夏場の食欲不振による体重減少が悩みだったという。

「暑いと食べられずに体重が落ちる。そうするとショットまで曲がり始める」

失敗を繰り返さないよう、今年は寝る前におにぎりやフルーツなどの夜食を口に運び、少しでも体重の減少を抑えているという。

年間を通じてほぼ休みなく試合が開催されている女子ツアーでは、夏場の過ごし方によって後半戦の戦い方が違ってくるのも事実。

女子プロたちのたゆまぬ努力に頭が下がる思いだ。