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PAR RUSH 01
ゴルフ・おもしろ過ぎる話「泣き・笑い」~第1回
新しい読み物のシリーズ『おもしろ過ぎる話「泣き・笑い」』をお送りします。
ゴルフのラウンドでは、本当は笑えませんが、笑わずにはいられない話がたくさんあります。
本人にとってはとんでもない出来事でも、その話がみんなの中で大笑いになることもあります。
そんな逸話を時々お送りしていきたいと思います。
肩の力を抜いて、「へぇ!」と笑っていただければ幸いです。
今回はその第1回です。
~キャディ付なのに、1人だけ乗用カートに乗れずに、走ってラウンドすることになったお話です!
「乗用カートと歩きの組合わせ」って、わかりますか?
通常、乗用カートは4人乗りが一般的です。
しかし、時には2人乗りしかなく、4人でのラウンドで、2人は歩きということも稀にはあります。
このコースには2人乗りのカートしかなく、この日は3人でのラウンドでした。
以前のラウンドで、3人で2人乗りカートを2台借りたことがありました。
その時、しばしば1台が置いてきぼりになり、そのカートを自分が走って取りに行って動かすということをしたことがあったため、今回は、当初はカート2台を使用する予定でしたが、思い切って1台にしました。
何とかなるだろう!と思っていたのですが、これが悲劇の始まりでした。
キャディ付のラウンドで、キャディのカートも乗用って何??
※写真は「立ち乗り電動カート | MOVE スタンディングライド電動一人乗りゴルフカート」より
キャディのカートも、乗れるタイプのスタンディング乗用カートでした。
スタート時点では、私もまだまだ元気だったので、これも仕方ないかなぁというぐらいの軽い気持ちでプレーを続けていました。
もちろん、キャディは楽々とフェアウェイを飛ばして走っていきます!
私はというと、ショットを打つ度に、2台のカートが走り去るのを見ながら、小走りに追いかけるしかありませんでした(涙)。
しかも、途中からは同伴者が2人とも休んでしまい、私1人がプレーをすることになってしまいました。
普通ならティーグラウンドやフェアウェイで、他の人がショットする時にひと休みできますが、それも許されない状況になってしまったのです(泣)。
こんなに疲れることになるとは!
最終18番のグリーンでホールアウトした時には、本当に疲れ切っていました。
クラブハウスへ引き上げるために歩き出した時には、1台の乗用カートとキャディのスタンディングカートは、既にクラブハウスに到着していたのです(えっ、もう行ってしまったの?)。
クラブハウスまで引き上げるわずかな道が、こんなに長く感じたことはありません!
ラウンドをした以上に疲れた一日になりました(泣)。
今、思うと笑い話になりますが、その時は本当にマジですか!という感じて、もうこれは嫌だと思いました!