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【仕事としてのゴルフ(3)】2018年以降の見通し
好きなゴルフを仕事にしたい!
しかしゴルフ業界というと不景気な話題が度々話題に上がります。
そんな業界に転職してもいいんだろうか? もちろん迷いますね。
ビジネス視点から見るゴルフ市場は、実は1兆円を超える超巨大市場です。
記事中の数字の出典:ゴルフ特信 6117号、ゴルフ場セミナー2018年4月号
2018年以降のゴルフ業界の見通し
ゴルフは1兆円規模の巨大市場ということはわかっていただけたかと思いますが、今後の展望はどのような見通しでしょうか?
お察しの通り、残念ながら、市場は今後も縮小傾向となる見込みです。
またこれは日本国内だけでなくアメリカなどのゴルフ先進国でもゴルフ離れが深刻化しており、世界的に市場が縮小傾向にあります。
とは言っても元々の規模が大きい分、市場が減少しても大きく魅力的な市場であることは確かです。
ただ、ゴルフ業界内でも明暗がはっきりしそうな予感です。
比較的見通しが明るい分野
ゴルフ業界の中でも比較的明るい兆しがある業種は、ネット予約事業、ネットショップといったWEB関連事業は好調に推移していく模様です。
またゴルフ場の中でも首都圏に近いゴルフ場については比較的安泰、かつネット予約に頼らずとも経営していけるような状態になると思われます。
さらに、ここへ来てゴルフのアパレル分野が好調に推移しています。
若者のゴルフ参入が増えたことでおしゃれなゴルフウェアを着て写真を撮りたいというニーズが高まり、「パーリーゲイツ」をはじめとするゴルフアパレルブランドに注目が集まっています。
見通しが暗い分野
見通しが特に暗い分野はやはりゴルフ場です。
ゴルフ場は供給過多の状態にあるため、今後も閉鎖に追い込まれるゴルフ場が増えていくでしょう。
ゴルフ人口に対する需要と、ゴルフ場数の供給がマッチするまで生き残れるかが各ゴルフ場の課題です。
もう1つ見通しが暗い分野としてゴルフギアメーカーが挙げられます。
アイアンやドライバーは1本あたりの単価こそ高いものの購入サイクルが長いのが難点です。
現在、ゴルフ用品の売上の多くを占める高齢者のゴルフ離れが始まるとギアメーカーは売上減少から免れないでしょう。
まとめ
ゴルフ業界の中でも明暗ははっきりすると思われます。
もしゴルフ業界に転職を考えている場合は将来性を確認した上で入っていきましょう。
安易にゴルフが好きだからという理由でゴルフ場などへ就職するとかなり苦戦する業界であることは明らかです。
しっかりと業界を分析した上で転職先を選びましょう。