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ゴルフ侍
マン振りが全ゴルファーを救う|第19回「お金がない」→「マン振り」
拙者、ゴルフ侍と申す。
諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。
「お金がない」と嘆く諸君、「マン振り」をなされよ。
目次
ゴルフはお金がかかるスポーツ?
ゴルフは「お金がかかるスポーツ」という認識が強い。
確かに決して安くはないが、具体的にはどこに費用が多くかかっているのか?
まずは簡単にではあるが、ゴルフにかかる費用を一緒に確認してみよう。
①初期投資はピンキリ
【初期投資】※およその金額
●クラブセット:
(中古) 30,000円~
(初心者)50,000円~
(プロ) 200,000円
●キャディバッグ:
(軽量)10,000円~
(プロ)30,000円~
●ゴルフウェア:
(上) 5,000~10,000円
(下)10,000~20,000円
●ゴルフシューズ:
(軽量)10,000円~
(プロ)20,000円
●ゴルフ小物:
(ボール)100~600円(1個当たり)
(手袋)1,000~2,000円
こだわればこだわるほどに、金額は跳ね上がる。
しかしゴルフボールなどの消耗品を除いて、一度用意してしまえば追加で発生する費用は基本的にないと考えて良い。
費用ではなく投資という考えで、自分の道具を大事に扱っていきたい。
②練習代金はゴルフの必要経費
【練習代金】
●ボール単価
(地方) 5~10円
(都市)10~30円
練習せずして上達なし。
100球を打つと、単純計算で500~3,000円の費用が発生する。
さらに入場料や照明料、交通費やドリンク代を考慮するならば、もっと費用がかかると思ったほうが良いだろう。
拙者の場合、1回あたり1,500円ほどの費用が発生している。
願わくば、週1回はゴルフの腕を鈍らせないために練習場に行きたいところである。
③ラウンド代金は「夢の国」に行くチケット代
【ラウンド代金】
●プレーフィー
(地方) 5,000~15,000円
(都市)10,000~30,000円
プレーフィーは、曜日や季節によって異なるため一概には言えないが、一般化するならば上記の価格水準に収まるだろう。
高速代やガソリン代もかかることを考慮すると、平均して1回15,000円ぐらいではないだろうか?
千葉県にある某テーマパークの大人フリーパスは7,400円。
ゴルフ場も立派なスポーツテーマパークだ。
日常から飛び出し、非日常的な空間において、皆で球遊びに興じることができる。
ゴルフの醍醐味を享受できる素晴らしいプレイスポットである。
④ランニングコストは、ゴルフの本気度を示す尺度
【ランニングコスト】
(練習代金:1,500円、ラウンド代金:15,000円と仮定する)
●年1ゴルファーで、月1回の練習:
2,750円/月(年1ラウンド)
●月1ゴルファーで、週1回の練習:
21,000円/月(年12ラウンド)
●週1ゴルファーで、週2回の練習:
72,000円/月(年48ラウンド)
諸君はどうだろうか?
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拙者の理想頻度は「週1ラウンド+週2練習」である。
ラウンド・練習・休息のバランスが1週間の中で調整できるので理想的だ。
このライフスタイルを築くことができれば、シングル入りはほぼ間違いない。
しかし週1ゴルファーは年間100万円に近い出費となる。
それだけのお金をゴルフに費やせるのか、まずはその覚悟を問われることになるぞ。
お金がないなら、ずばり「価値」ある球を打て。
以上の通り、本気でゴルフをするにはやはりお金が必要だ。
ゴルフ上級者は、自由な時間も十分にあるお金持ち集団である。
では、「お金はないがゴルフはしたい」というゴルファーはどうすればよいのか?
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東京都内の練習場には、1球30円になる場所がある。
そこでポンポンと打ち放題のように打っている恰幅の良い連中。
そんな連中に負けてなるものか。
何としてでも、反骨精神でそのお金持ち集団をスコアで追い抜いてみせるのだ。
「お金がない」ということを悩みにするゴルファーは、ゴルフに対する熱量は高いにも関わらず、お金を理由に自分を満足させるほどのゴルフの機会に乏しいと見た。
まずは現状の少ない練習量において身銭を切って練習しているのだという強い自覚を持ち、集中力を高めるのだ。
その1球には、己の血と汗を注いだお金が込められている。
適当な試しスイングなどできないはずだ。
これは練習場だけでなく、ゴルフ場の1打も同じことが言える。
その感覚を持ち合わせたならば、気を最大に高めた「マン振り」しかできないはずだ。
己の「金銭感覚」を、己のモチベーションに転換すべし。
マン振りせよ。さらば道は開かれん。