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もーりー

もーりーのショートパット克服物語【後編】

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

今回は「ショートパット克服物語」の後編になります。

1メートルのショートパットも外してしまうほどの不振から復活するまでに何があったのか。

ちょっとだけ期待しながらお読みください。

不振の原因は……

getty

突如襲ってきた“ショートパット入らない病”。

原因はなんだったのか。

今になって考えると大きく2つの原因がありました。

ひとつはストロークの問題、テークバックを真っすぐ引いて、真っすぐストロークするようにしたことです。

私が使っていたL字型やピン型のパターは、元々フェースが自然に返りやすい(開閉しやすい)タイプです。

そのため自分では真っすぐストロークしているつもりが、インパクト時にフェースが閉じてしまい、ボールが左に打ち出される“引っかけ”が起こるようになりました。

引っかけを嫌えば、フェースを本能的に右に向けてしまいますので、今度はボールを右に打ち出してしまいます。

この悪循環を繰り返すうちにインパクト時にフェースを真っすぐに合わせることができなくなっていったのです。

もうひとつは、ボールを芯でとらえられなくなっていたこと。

これは心理面が大きく影響していて、『カップインさせなきゃ!』という思いから、体に力が入り過ぎていました。

そうすると、アドレスでクラブヘッドを地面に強くソールしたままストロークをしてしまい、ボールを芯でヒットできなくなっていたのです。

2つの“決断”をしました!

1メートルのパットも入らないようになってしまい、途方にくれる日々がどのくらい続いたでしょうか。

このままではマズイ、何かを変えなければ! と思い、変化を求めて2つの大きな“決断”を実行に移すことにしました。

1つめの決断は「パター形状の変更」です。

これまでのL字型から、ストローク中にヘッドが返りにくいマレット型への変更です。

できるだけヘッドが返らないようにするために重たいヘッドにしたくて、ネオマレットと呼ばれる大型マレットタイプを使うことにしました。

スイング(ストローク)改造も考えたのですが、これだけの不振に陥っているわけです。

クラブの開閉やら構えかたなどをいろいろ意識したらもっと崩れるんじゃないか……ということで、打ち方は変えずに(クラブの力を借りて)インパクトでフェースが真っすぐになることだけを考えることにしたのです。

もう1つの決断は「アドレスでソールを浮かせてそのままストロークをする」ことです。

これはボールの転がりを良くするにはボールの芯、すなわちボールの真ん中をヒットさせたい、という思いからです。

それならばと、最初からクラブヘッドを地面にソールさせずに、アドレス時にフェースの真ん中(芯)がボール中央にくるようにセットするようにしたのでした。

劇的に改善! “ショートパット入らない病” を克服!

2つの決断を実行に移した結果は……。

やりました! 劇的に改善したのです!

まずフェースが返りづらいヘッド(ネオマレット)のおかげでインパクト時にフェースがボールに対して真っすぐに当たるようになり、方向性がすこぶる安定しました。

またソールをつけずにアドレスすることで、ボールの真ん中を確実にヒットすることができるようになりました。

ボールの転がりもすこぶるイイ感じです♪

おかげさまでショートパットの精度も良くなり、ラウンド中の3パットは1回~2回
くらいです。

ラウンド中のパット数も33~35くらいと、不振に陥(おちい)る前よりもむしろ良くなりました。


いかがでしたか?

私の場合は2つの“決断”でショートパットを克服することができました。

打ち方(ストローク)を変更するのが一番ですが、私のようにパター形状の違うものに変更して「道具(クラブ)の力を借りる」のもアリだと思いますよ。

私の拙(つたな)い体験談が少しでも皆さんの参考になればうれしい限りです。

それでは、また。