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PAR RUSH 01
いざというとき役に立つ!接待ゴルフマニュアル〈招待する側編〉(2)
接待ゴルフでご招待する場合に、どのように動けば良いのか?
その(1)では、事前の準備から当日の朝スタートまでの動きについて解説をしました。
その(2)の今回は、ラウンド中とラウンド終了後の動きについて解説しましょう!
ゴルフは、何が起こるか分かりません。
上手い方が突然の乱れに遭遇することなど、予期せぬ事態が起きることもあります。
そんな時でもきちんと対応して、接待ゴルフを無事に終わらせなければなりません!
さあ、いよいよ接待ゴルフのプレースタートです。
目次
出だしから数ホール、招待者の調子を見定める! 声をかけるタイミングは!
スタートホールから、いよいよ緊張のスタートです。
もちろん、順番を決める手順を忘れずに、自ら動きましょう。
また、接待ではキャディ付きのコースを選ぶことが多いと思います。
キャディさんに「今日は大事な接待なので」と話しておいて、メインの招待者に気を遣ってほしいと一言添えておきましょう!
★さて、招待者が上級者の場合は、無難にティーショットを打ってくれるでしょう。
ただし、私達は口グセのように、「ナイスショット」という言葉をかけますが、上級者の場合はその使い方に気をつけなければならないと思います。
そこそこのショットが、上級者には不満な場合も多いということです。
★問題は、そこそこの腕前の方が大ミスのティーショットになり、スタートホールから、大叩きとなった場合の対応です。
恐らく、その方は、頭が真っ白になっていることでしょう。
そして、次のホールで立ち直るきっかけをつかめれば良いのですが、傷口を広げてしまえば、少しずつ無口になってくることでしょう。
この状況は、気持ち良くラウンドしてもらいたい招待する側としては、まさに一大事です!
何か声をかけて励まさなければと思うものです。しかし、ここは我慢してその方が立ち直るのを待つしかないと思います。
★そこそこのこの方は、自分に腹を立てているのであって、周りの方の慰めの言葉は逆効果です!
「頑張りましょう!」なんて、言われなくてわかっている。自分で乗り越えるよ、と。
★ある程度の腕前の方であれば、必ず途中で回復の転換点が来るはずです!
その時にきちんと声をかけられれば、それが最高のタイミングですね!
前半終了、昼食を食べる!いち早くレストランに行き席で待つ!
★何とか前半のプレーが終了しました。
これから昼食になりますが、キャディさんから後半のスタート時間を聞いて、いち早くレストランに行き、空いているテーブルを見つけます。
★お飲物を聞き、つまみを2〜3点頼んで、昼食のメニューからお選びいただきましょう!
この際に人気のメニューをレストランで聞いておけば、的確なアドバイスをすることができますよね。
★仮に招待者の方が、前半今ひとつの調子のようであれば、やや回復傾向が出て来たホールを中心に話題を展開したり、レストランからの眺めなどの話題などで、話を進めましょう!
後半のスタート〜プレー終了まで!お風呂に入ってレストランでお願いします!と
★さあ、後半のスタートです。
招待者が、前半の不調から立ち直り、好調にプレーを続けてもらえれば良いのですが、仮に後半も不調のままであったら、ひとつずつのショットで励ましていくしかないでしょう!
少し重苦しい雰囲気が漂うかもしれません。
★酒のお好きな方には、途中の茶店でアルコールをお勧めしてみるのも気分転換になるかもしれません(自分で運転してきていない人に限りますよ)。
★最終ホールをホールアウトして、ラウンドが終了しました。
キャディさんがクラブの確認をしている間に、オリンピックなどの点数の確認をして、それぞれのメンバーに各自の点数の確認を済ませておきます。
★クラブ確認が終わったら、「お風呂から出たらレストランでお待ちしています」と声をかけて大急ぎでお風呂に入ります。
軽くお茶を飲んで、終了。玄関でお見送りをして終了。
★レストランでテーブルを確保して、お土産を用意して待ちます。
その時に、飲み物や軽い食べ物のメニューを予め見ておきましょう。
★皆さんが揃ったら、お好きなお飲み物を頼んで、合わせて2~3品のつまみを頼んで、今日一日のゴルフを振り返って談笑しましょう!
その時のメイン招待者の調子に合わせて話題は変えることは当然です。
お客さまからスコアカードホルダーを受け取り、終了後の精算に備えましょう。
★この談笑は、長くても約1時間までです。帰りの高速などの渋滞も考えて、早めに切り上げましょう。
★お土産をお渡しして、玄関でお見送りをして接待ゴルフは終了です。
後は、一括で精算すれば終わりになります。お疲れ様でした!
……以上が、接待ゴルフの計画から当日のプレーまでの、大まかな流れになります。
ゴルフはほぼ一日中一緒にいるわけですから、その人の性格などをすべて把握することができます。
単なる飲み会は2時間程度ですが、ゴルフではミスもあるために、その時に性格を隠すことはできません。
従って、本当に有意義な時間になると思います。
それが、次の営業などに役立つことになるのではないかと思います。
皆さんも有効に接待ゴルフを活用して、仕事に役立ててみてはどうでしょうか?