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Gridge編集部

高い性能とフィッティングの技術が、 それぞれのゴルファーの、それぞれの最高を導き出す。 テーラーメイドから、『Qi4D』シリーズが登場!

テーラーメイドから、フェース・シャフト・ヘッド・フィッティングの 4 つの次元(4Dimension)を徹底追求し、すべてのモデルにおいてスピードの最大化に貢献する設計を採用した『Qi4D』シリーズが、来る2026年1月29日より発売予定。
クラブの性能の向上はもちろん、それぞれのゴルファーに合ったフィッティング、調整によって、まるでオーダーメイドのような最高の一本を手に入れることができるようになる。

ここでは、新作の主な特徴と、実際に簡単なフィッティングを行って試打してみたインプレッションをお届けします。

ドライバーのヘッドタイプは5種類、シャフトのタイプは3種類

『Qi4D』シリーズには、

◆スピードと寛容性のバランスを両立した『Qi4D』ドライバー
◆安心感のある高MOI 設計のヘッドにウェイト調整機能を搭載した『Qi4D MAX』ドライバー
◆伝統的なツアーヘッド形状の低スピンモデル『Qi4D LS』ドライバー
◆シリーズ最軽量モデルにウェイト調整機能を搭載した『Qi4D MAX LITE』ドライバー
◆レディースモデルに新たに弾道調整機能を搭載『Qi4D MAX LITE WOMEN’S』ドライバー

がラインナップされています。

■ フェースの空気の流れをスムーズにすることでヘッドスピートアップに貢献

『Qi4D』シリーズは、すべてのレベルのゴルファーが空力性能を実感できるように新たに開発されたヘッド形状を採用し、フェースの流れをよりスムーズにすることでヘッドスピードがアップ。また、サイズが大きくなった新設計の「貫通型スピードポケット」は、フェース下部でのミスヒットに対してボール初速を保ちながら過度なバックスピンを抑制し、スイートエリアの拡大に大きく貢献しています。

■フェースの上下を丸みをもたせ、打点のブレに強い安定したスピン量を実現

従来、フェース上下の打点のブレによって発生するスピン量には大きな差が生じていましたが、『Qi4D』ドライバーでは、フェース面の縦軸方向に少し丸みを持たせた新形状のフェースロールデザインを新たに採用することで、打点のブレによるスピン量のバラつきを抑え、弾道の安定性が向上。さらに 60層の「カーボンツイストフェース」が、「ハイトウ」、「ローヒール」などのミスヒット時の弾道を適正化し、優れた飛距離性能と高い寛容性を実現しています。

■スイング時のフェースローテーションの度合いからスイングを3タイプを分類し、シャフトを開発

『Qi4D』シリーズでは、スイング時のフェースの開閉度合い(フェースローテーション)から、ゴルファーのスイングを 3 タイプに分類。そこから3つのローテーションに合わせた新『REAX™』シャフトを三菱ケミカル社と共同開発しました。

1)HR(ハイローテーション) :ヘッドの開閉が多く、リリースのタイミングが遅くフェースターンが多い
⇒先端部がやわらかめの REAX(High Rotation)シャフトが最適
2)MR(ミッドローテーション):フェースの開閉量が中間、バランスの取れたスイング特性とインパクト
⇒ミッドチップの REAX(Mid Rotation)シャフトが最適
3)LR(ローローテーション) :ヘッドの開閉が少なく、リリースのタイミングが早くフェースターンが少ない
⇒先端部が硬めの REAX(Low Rotation)シャフトが最適

■ 弾道を調整できる可変式 TASウェイト搭載

TASウェイト(TRAJECTORY ADJUSTMENT SYSTEM(トラジェクトリー・アジャストメント・システム)を、『Qi4D』ドライバーにはヘッド前方のトウ・ヒールと後方中央部 2 か所に、『Qi4D LS』ドライバーには前方中央部・後方中央部に可変式の「TAS ウェイト」を搭載。また、テーラーメイドの MAX や MAX LITE モデルでも初めてTASウェイトを搭載しました。
別売りのウェイトキットセットや単品ウェイトを組み合わせることで、すべてのモデルで弾道やスピン量の細かな調整が可能になっています。

■フェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンにも新作登場

フェアウェイウッドやレスキューシリーズ、レディースモデルにも『Qi4D』シリーズが登場しました。すべてのクラブが様々な面で真価を遂げるとともに、可変式「TAS ウェイト」を搭載しカスタマイズ機能が強化されました。
アイアンは、アベレージゴルファーが求める寛容性や直進性、飛距離性能を追求しながら、打音や打感にもこだわり、『QIi MAX』アイアンと『Qi MAX LITE』アイアン、『Qi MAX LITE WOMEN’S』アイアンの3種類がラインナップされています。

■ フィッティングサービスの充実によるオーダーメイドの実現

2025年10月にオープンした「TaylorMade Fitting Lab Tokyo」をはじめとするテーラーメイド直営店と、『TaylorMade Experiential Team(テーラーメイドエクスペリエンシャルチーム)』によるフィッティングイベント『Experiential Event』に加え、新たに全国でオープンする「Fitting Base(フィッティングベース)」などで、ヘッドとシャフトの組み合わせ、ウェイトの入れ替えによる、それぞれのゴルファーための最適解を見つけることができるはずです。

【インプレッション】

■ テーラーメイドらしい構えやすい形状に戻ったヘッドシェイプ

発表会で、『Qi4D』ドライバー(コアモデル)を手に取って地面につけたとき、「これこれ!」と思わずニンマリしてしまったのは、テーラーメイドらしい洋ナシ型のヘッド形状が戻ってきたから。メーカー担当者からも、「ツアーからのフィードバックによる構えやすいヘッドシェープ」を採用したとの説明があり、Qi35とは形状に違いがあることが明らかにされていました。

■ ミスに強く、曲がりが少ない印象のヘッド

実際に試打してみると、まず体感したのが、曲がりの少なさと上下の弾道の安定性。今回のヘッドの特徴の一つに、新形状のフェースロールデザインと60層のカーボンツイストフェースによる、打点の変化によるスピン量の増減の抑制やミスヒット時の弾道の適正化がありますが、これはやはり打点の定まらないアマチュアこそ、その恩恵を受けられる部分でしょうね。実際、多少のミスはミスにならない、それなりのミスも思ったほどの悪い状況にならない、というのは、少ない試打数でも感じることができました。
冬という時期的なところもあると思いますが、捕まるというよりは、ストレートから弱フェードで安定しやすいように感じました。

■ ロフト、シャフトやウェイトのフィッティングで最適解を

ヘッドとシャフトの組み合わせは、まずは、ゴルファー全体の60%が該当するであろうという「フェースの開閉量が中間でバランスの取れたスイング特性とインパクト」向けの「MRシャフト」を『Qi4D』ドライバー(コアモデル)10.5度に装着して試打を開始しました。
打ってみた感想は、先述の通り、弱フェードでまずまず安定していますが、自分の好みとしては、もう少し捕まえたいと相談し、「ヘッドの開閉が多く、リリースのタイミングが遅くフェースターンが多いゴルファー向きの「HRシャフト」に変更してみます。確かに捕まるようになりましたが、引掛けの雰囲気も出てきてしまいました。
冬場のこの時期にこれだと、やはり暖かくなったときに心配だと、「MRシャフト」に戻し、今度はシャフト重量とヘッドのロフト角も変えてみます。シャフトを60gのSフレックスにすると、振り心地は良かったのですが、データを見るとやはり飛距離は少し落ちている模様。シャフトはやはり50g台で、ということで、今度はロフト9.0度のヘッドを試しみます。
自分は、もともと球が較的上がりやすく、このヘッドは9.0度でも十分に打ち出し角は稼げるようですし、データを見ると最頂点からの降下角度も良いようなので、このセットに決定! ということになりました。
ここからさらにセッティングを進めていきたい場合は、前後のウェイトを入れ替えたり交換ができるTASシステムを使用していきます。実際に自分が入手したときには、ぜひ試してみたいですね。

■ どんなゴルファーでもきっと見つかる、自分にぴったりのセッティング

優れたヘッド性能に加えて、純正シャフトの見直し、そして新次元のフィッティング。テーラーメイド『Qi4D』シリーズがもたらすのは、より幅広い、多くのゴルファーが享受できる満足感です。ぜひ「他の誰でもない、自分にとって最高の1本」を探してみてはいかがでしょうか?