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いざというとき役に立つ!接待ゴルフマニュアル〈招待する側編〉(1)

好景気が続いていると言われ続け、さらに昨年後半から急速に進む株高で、今年は一層の好景気の足音が、近づいているのではないでしょうか?

そのような中で、少しずつ接待ゴルフも増えていくかもしれません。

若いゴルファーの中にも、接待ゴルフをする機会がある人もいるかもしれませんね!

そんな接待ゴルフで、「何に気をつけなければならないか?」を2回に分けて解説します。

なお、ここで説明する接待は、コテコテではなく普通の接待ゴルフの形ですので、一部には通用しない場合や、もっとコテコテにやらなくていけないこともありますので、ご注意下さい。

まず、スタート時間の取り方!

これは大事なポイントです(コースはキャディ付を選んでおくといろいろとスムーズです)。

★コースの空き状況を前提にしなければなりませんが、ご招待者のご自宅を考慮する必要があり、真夏でなければ、おおむね9時前後のスタートがベストタイムだと思います。

なお、プレー終了後の高速などの渋滞状況も、予め想定をしておくことが必要です。

★また、ご招待者の都合で土曜日、日曜日など異なる曜日の設定をする必要が出てきます。

これらの要望にも応えられるようにいくつかのコースを前もってピックアップしておければ、難しいですがさらにグッドだと思います。

★ご案内状を作成して、事前にお渡しします。この際に緊急連絡先として、携帯電話番号の記載はくれぐれもお忘れなく。

事故渋滞やその他の理由で遅れて、スタートを変更せざるを得ない場合もあります。

お土産の準備と前日までの準備!

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★通常、接待ゴルフを行う場合には、1組の設定が一般的で、招待側2名、招待される側2名が普通です。

そして、ご招待者の腕前はどのくらいなのかを事前情報として把握おきましょう。

また、同伴者がいる場合は、その方の腕前も事前に調べておければ良いでしょう。

★次に、ゴルフ接待にお土産はつき物です!

こちらが招待する場合には、手土産程度のお菓子が一般的です(3~4000円程度)。

このお土産を用意する時に、ご招待者の家族構成(独身か妻帯者かなど)をある程度頭に置いておきたいものです。

これらのお土産は日持ちのする物であれば、事前にコースに送っておけば、当日持参する手間が省けます。

さらに、届けてあったお土産を小袋に分けてフロントで預かってもらえれば、プレー終了後にお渡しする際に、バダバタすることもありません。

当日の朝、ゴルフ場に到着後〜スタートまで!

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★当日の朝、招待者は何を利用して来るか? クラブバスか、タクシーか、自家用車かによって、招待する側の動きは変わってきます。

それを事前に把握しておくことは、とても重要なことです。

仮に招待者が自家用車の利用であれば、早く到着する可能性がありますので、招待する側は、少し早めに行くようにしましょう!

★集合時間はスタートの40分前に設定するのが一般的ですが、自家用車で来る場合には1時間以上前には到着する場合もあります。

それも加味して招待する側の到着時刻を決めましょう!

★招待者が練習したい方であれば、確実にその時間を取るでしょう。

練習したい方には練習場の案内をして、そうでない方には「パター練習は後ほどにしましょう」と言って、クラブハウスでのお茶に誘いましょう!

そこでは当然ゴルフの話題になりますから、招待者の最近のゴルフの調子などを聞き出しましょう!

また、この談笑の場で、今日は何かやりますか? と打ち合せをします。

一般的には、オリンピックとショートホールのニアピンをやるということが多いでしょうか。

しかし、これは嫌いな方もいますので、お付きの方にそれとなく確認してから、切り出すという配慮も必要です。

お茶が終わったら、パター練習場で簡単に練習して、スタートします!

この続きは、その②で解説します!