初心者向けスイングチェックリスト⑮「インパクトまで左肘を曲げていないか？フォローで右腕を振り切れているか？」

みなさんこんにちは！ライターの今日一です！！


「現在進行形の100切りレポート！」。
「スイングチェックリスト15」は、「インパクトまで左肘を曲げていないか？　フォローで右腕を振り切れているか？」です。

さすがに今はもう慣れましたが、「アドレス→バックスイング→インパクト」の間に右肘を曲げてしまう癖がありました。


※「スイングチェックリスト」、15まできてしまいましたが、あと3つ、18までの予定です！

「トップ画像のボール、どこまで置いてくつもりだよ！？」と気になっている方もいるとかいないとか・・・。

18項目も揃ってもすべてまとめて意識しなくて大丈夫。その時点時点で意識すべきことを意識すれば必ずスコアは上がっていくはずです！

もう少しお付き合いくださいね！！

意識前

野球、テニス、バドミントン、卓球、剣道、アイスホッケー等、棒状の器具を用いて、「肘を伸ばして振る」のが基本というスポーツは見当たりません。

打つ瞬間に伸ばすスポーツでも、「力を蓄えて打つ」ことを考えると、少なくとも構えた段階では自然と肘が曲がりますよね？

しかしゴルフでは「曲げるな！」と言われます・・・。

でも、きちんと理由を教えてもらった際には「納得！！」でした。

無駄に肘を曲げることで「ボールとの距離が変わってしまう」ためですね！


※何度も書いていますが、私は非常に体が硬いです。

そんな私にある「師匠」が、「体が硬い人が無理に左肘を伸ばすことを意識し過ぎると、かえってスイングが崩れてしまう。自然な範囲で『なるべく伸ばす』くらいのイメージで大丈夫だよ」と言ってくれました。

自分自身のスイングができてきてからは、上記教えを守って、ガッチガチになり過ぎないスイングを心掛けています！

ちなみに添付画像は私の娘（5歳）です。

何も教えずに初めてジュニア用ウェッジを振った姿です。

左肘が見事に折れ曲がっていますが、私自身も気付くまではこれと大差ないフォームだったんですね。

どうですか？　40代男性がこのフォームでスイングしていたら？

想像しただけでもちょっと気持ち悪い・・・。

意識後

いかがですか、こちらのフォームは？？

頭が動きまくっていること、まったく手首の「コック（念のため補足しておきますが、グリップを握った状態から、左手首を親指方向に曲げ、クラブが手から直角に近くなった状態のことですね）」が効いていないことは置いておいて

捻転が深い！　右膝もしっかり固定されている！！　腕の伸び具合はイイ感じではないでしょうか！！！

子供は体が柔らかいので、「こことここは伸ばしたまま振ってみなよ」と伝えるだけで一発でこんなに変わるんですよね。

大人はそうはいかないと思いますが、意識することで改善はできると思います。

動画を撮って確認していけば、他のチェック項目よりも早くマスターできるのでは？？

フォロー段階で「フォローで右腕を振り切る」ことも忘れずに！

スイングチェックリスト14「ヘッドアップせずに頭を残せているか？」でも書いた通り、他のチェック項目を意識し過ぎると「スイングがインパクトまでで終わってしまう」という問題が生じやすくなります。

左腕ばかりに意識がいってしまうと、同様の状況に陥ります。

インパクトまでは左腕を伸ばすことを意識し、そこから右腕に意識を切り替えて、「フォロー段階で右腕が伸びるように振り切る（石川遼プロの右腕をご参照ください）」状態に持っていけるよう、スイングを作っていきましょう。

※「師匠」達からも、「とにかくボールが前に飛べばいい」レベルではインパクトまでのアドバイスが多かったのですが、「そこそこ打てる」レベルになってくると、「フォローが大事！」と言われる機会が増えてきました。

次回、インパクト～フィニッシュに掛けてのチェック項目、インパクト時の体の伸び上がり等について書いていきます。

そちらと合わせて、アドレス～フィニッシュまで「初心者レベル卒業！」のスイングを身に付けましょう！！