ゴルフスイング
PAR RUSH 01
『“アドレスの重要性!”にラウンド後の練習で気づく!〜“いつも80台を目指す「ラウンド日記」”第10回』
さて、10月から掲載を始めた『いつも80台を目指す「ラウンド日記」』も10回目を迎えました!
最低でも10回のラウンドをこなしているということで、もっと上達してもいいと思いますが、ゴルフはそうそう簡単ではありませんね!
このところ好調なゴルフが続いていたので、安心したわけじゃありませんが、スイングでの細かい部分ばかりを気にして、本当に大事なアドレスで好調時に注意していたことを忘れていました。
それは、反省の練習で気がつきました。
今回のラウンド日記は、このテーマでお送りします。
アドレスの再現がナイスショットの近道なのに!
突然ですが、「イ・ボミ」プロが不調に陥り、勝てない試合が続いた時に、日本女子プロゴルフ協会の樋口久子相談役とプロアマでラウンドしました。
樋口さんから「イ・ボミさんはあまりにもたくさんのことを気にし過ぎている。スイングはそんな複雑なものじゃない、シンプルイズベストだ」とアドバイスされました。
その後のCATレディース(8月18~20日、大利根CC)で今季初優勝を飾ったという話は有名ですよね!
一流のプロでも、アマチュアとはレベルがまったく違いますが、不調に陥るのです。
ですから、アマチュアが不調になるのは当然ですよね!
スイングを考える時、細かいところを気にし過ぎて、本来注意すべきところが疎かになることって、ありませんか?
好調な時は、あまり細かいことを考えていないと思うのですが、皆さんはどうですか?
どちらかというと好調は長続きせずに不調の波が訪れることが多いと思います。
今回の私も、絶好調が少し続いた後に不調になっていました。
この時に、スイングの細かいところを気にし過ぎていると気がつきました。
大事なことは、まずはアドレスのちょっとしたところなのに、それを疎かにしていました。
それに気がついたのは、ラウンド後の練習でした!
ラウンド後の練習の重要性について!
皆さんは、ラウンド後はどのように過ごしますか?
車で飲めなかったから、とりあえずゆっくりと呑みたいと思う人、朝早かったからラウンドの疲れを癒す人、人それぞれですね。
私は、時間がある限りラウンド後に必ず練習します。その日のラウンドのスコアが良くても悪くても、関係なくです!
ラウンドでは何らかのミスはあるわけですから、それを反省して、なぜそのミスショットが出たのか? その原因はどこにあるのか? をその日のうちに解明して、次回のラウンドに備えるようにしています。
ラウンドを終えた直後だからこそ、ショットのミスが鮮明にイメージとして残り、その原因を探ることができると思っています。
ゴルフとはすべてがルーティーンでは?
今回は、ラウンド後の反省の練習で、いろいろな項目について、チェックしました。
なかなか納得いくショットが出ませんでしたが、最後にアドレスについてチェックして、ここで気がついたことがありました。
私は、無意識のうちにアドレスで少し猫背になり、重心が低くなることがありました。
本来は、少し胸を張ってスーッと立つのが自分の理想的なアドレスだったので、絶好調な時はこの点も注意していたのに、いつのまにか悪いクセが出て、これができていなかったのです!
この理想のアドレスでの構えを注意をしてみると、納得できるナイスショットが打てました。
ゴルフはアドレスに始まりアドレスに終わると言われますが、その重要性を再認識しました。
ラウンドの練習を続ける意味!
大半のプロがラウンド後に練習をしています。
一般的にラウンド後の練習が効果的だと言われていますが、アマチュアはなかなかできないものです。
でも、ミスしたことを引きずっていれば、次回のラウンドは不安を抱えたままで臨むことになり、ラウンド前の朝の練習でその不安を解消することは難しいでしょうし、そこで細かいことを治せばグチャグチャになりかねません!
その意味では、これからもラウンド後の練習を大事にして、少しでも上達できるように努力していきたいと思います。