初心者
もーりー
「アドレス7分にスイング3分!」~コースでいつもどおりにアドレスするには?~
皆さんゴルフを楽しんでいますか!
こんにちは、ライターのもーりーです。
いざコースに出たら練習どおりに打てなーい、とお悩みの皆さん。
アドレスの時点で狂いが生じたら、ナイスショットは難しいです。
反対にコースでいつもどおりのアドレスで構えられるようになれば、ナイスショット連発!
少なくともミスショットは極端に減るはずです。
「アドレス7分にスイング3分」です
練習場ではナイスショット連発だったのに、いざコースに出たらOB連発……。
ラウンド中は緊張や興奮で、体の向きやスイングプレーン、そしてクラブフェースの向きなどがついつい狂いがちです。
そして平常心で練習と同じようなショットを打つには、アドレスってすごく重要なポイントだと思うんです。
「段取り7分に仕事3分」という言葉があります。
仕事を行ううえで段取り(計画や準備)が上手くいっていないと、効率よく仕事が進まない、逆に段取りが上手くいけば仕事は7割完了したも同然だということですね(「段取り8分に仕事2分」て言われる場合もありますね)。
私はゴルフのスイングについてもまさに同じことが言えると思っています。
「アドレス7分にスイング3分」。
スイングは大まかに分けても
・アドレス
・バックスイング
・トップからの切り返し
・ダウンスイング
・インパクト
・フォロー
とチェックポイントがたくさんありますが、準備段階のアドレスが上手くいけば、スイングは7~8割完了したも同然という考え方です。
気付きにくい“静”の部分の重要性
スイングは「クラブを動かす動作」ですので、当然のようにバックスイングからフォローまでの“動”の部分ばかりに目がいきがちです。
そして“静”の部分(スイングの準備)であるアドレスを重要視していない人が非常に多い気がします。
しかし実際は違います。
スイング中の動作、例えばダウンからフォローにかけてがアウトサイドイン軌道であれば、その悪癖の箇所(動作)のみをピンポイントで修正できることが多いです。
ただ、アドレスの場合はそうもいきません。
仮にアドレスでフェースが開いていたら、バックスイングからフォローまでの“動”の動きがどれだけ完璧でもボールは真っすぐ飛びません。
アドレスで体の向きが違う方向を向いていても同様です。
また、アドレスが上手くいっていないがために、スイング中にそれを無意識に修正して、おかしなスイングプレーンになってしまうという悪循環を招くこともあります。
このようにアドレスに狂いが生じると、スイング全体に影響に及んでしまうケースが非常に多いわけです。
逆にアドレスがしっかり決まれば、その後のスイング全体がスムーズになりますし、ミスショットの割合はかなり減るはずです。
病気でも熱や痛みなどの症状が出ればすぐに気付き治療を試みますが、その前の潜伏期間では様子をみたり、少し気になっても放っておいたりしてしまいます。
病気と同じようにゴルフのアドレスに潜伏している悪癖も目立ちにくいので放置されがちです。
これを機にしっかりケアしてみませんか?
コースでは特にアドレスをチェックしよう!
ここで話を戻して、コースで練習どおりに打てない、という皆さんにはアドレスのチェックをおすすめします。
練習場の打席と違い、コースの場合は周囲の景色に惑わされやすく、アドレス時に正しい方向に向いていないケースが非常に多いです。
あとは緊張でボールの位置がいつもと違っていたりするのも、よくあるケースです。
ただでさえ緊張しているのに、体の向きとボールの位置が違うと、イイ球なんて出るわけありませんよね。
では、アドレスをチェックするにはどうすればいいのか。
うーん、プロゴルファーみたいにキャディさんに見てもらうわけにもいかないので、こればっかりは自力でなんとかするしかないですね。
参考までにアドレスを一定にするのに有効なのは、ショット前のルーティン。
ショット前には素振りやボールのセットなど、人によって何かしらのルーティンがあると思います。
そのショット前のルーティンに、自分なりのアドレスが一定にするポイントを組み込んでしまうのです。
そして自分なりのルーティンが完成したら、それを練習のショットの時から実践します。
面倒くさがらずに練習時から本番のルーティンを繰り返すことで、コースでの緊張した場面でもアドレスが安定しやすくなります。
ちなみに私の場合、練習とコースで一番狂いやすいのがグリップの握り方で、それが原因でアドレスが安定しないということに最近気づきました。
さっそくグリップの握り方のチェックををショット(アドレス)前のルーティンに
組み込んだら、コースでも練習時と同じようにアドレスを構えられるようになりましたよ。
繰り返しますが、「アドレス7分にスイング3分」です。
まずはコースでも練習どおりのアドレスで構えられるように、セルフチェックをしてみてください!
それでは、また!