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上達も、仲間づくりも。競技ゴルフのススメ

ゴルフが上達する道のりはたくさんあります。

上達のために、毎週練習場に通ったりスクールに入会してレッスンを受けたりしているゴルファーはたくさんいるでしょう。

私の経験として、「競技ゴルフ」への参加も上達の道のりのひとつだと思っています。

どのような競技ゴルフがあるのか?

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「競技ゴルフ」といっても様々なものがあります。

プロゴルファーが出場しているトーナメントも競技ゴルフです。

また、トップアマが出る日本アマチュア選手権、各地域のゴルフ連盟が主催する競技などもあります。

ただし、このような競技はトップアマためのものであり、一般のアマチュアゴルファーが参加するにはレベルが高過ぎると感じてしまうでしょう。

もしコースのメンバーになってる人であれば、メンバーコースで開催される月例競技は比較的気軽に参加できるでしょう。

また、ゴルフダイジェストオンライン等ゴルフメディアが主催している競技もたくさんあります。

このGridgeでも昨年「Gridge Cup」という競技の開催をしました(今年も開催します)。 

競技よっては、ゴルファーのレベル毎にグループ分けされている場合あるので、例えば100近く叩くような腕前でも特に気を遣うこともなく参加できるはずです。

自分より上手い人とゴルフができる

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自分より圧倒的に上手い人とゴルフができるのが、競技ゴルフの一番のメリットだと思います。

競技ゴルフに出てくる人は、それなりの志と技術を持った人達ばかりです。

実際に、私が競技に参加した時、プライベートのゴルフでは出会うことがないと思われる上級者の方ばかりと一緒にゴルフができました。

プライベートのゴルフでも自分より上手い人とゴルフはできますが、競技ゴルフのほうが圧倒的にその人数は多いし、ゴルフのレベルもかなり上の人と出会うことができます。

そのような上級者とのラウンドは、緊張し下手なところは見せられないという気持ちにもなります。

したがって、上級者に引っ張られリズム良くラウンドすることで好スコアが出ることもあります。

一方で、上級者のゴルフに圧倒され大崩れすることもあります。

いずれにしても、上級者のゴルフを間近に見ることで、自分のゴルフに取り入れるべきゴルフの技術やマネージメントに気付かされるはずです。

緊張感の中のゴルフ

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上級者とのラウンドでは、「適度な緊張感」があることもメリットではないでしょうか。

競技に参加すると、ほとんどの場合、同組のメンバーは初めて会う人です。

いつもプライベートでラウンドする時は、気心の知れた人ばかりのはずです。

しかし競技となると、ほとんどの場合知らない人と一緒にラウンドすることになります。

したがって、スタートホールでは「初めまして、〇〇です」とあいさつと自己紹介から始まります。

ラウンド中の会話も、相手がどんな人かわからないので当たり障りのない会話になってしまいます。

仲間内でのラウンドで言い合う冗談のようなものはなかなか言えないでしょう。

とはいえ、ラウンド中終始ぎごちない会話しかできないかというとそうでもありません。

ゴルフ好きが集まっているので、徐々に打ち解けていろいろな会話もできます。

いつもの仲間内とはまた違った空気感、ちょっとした緊張感の中でのゴルフは、気が緩むこともなく締まったゴルフができ、自ずと上達へと導いてくれるはずです。

ルールに厳格になる

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メリットの3つ目は、ルールに厳格になることです。

仲間内のゴルフだと、はっきり言ってルールにユルくなることもあるでしょう。

ボールが見つからなければ、本来ならロストボールの規則に則った処理をしなくてはいけませんが、“その辺から打っていいよ!”と比較的ライのいいところから打ったりすることがあるでしょう。

しかし競技となればルールを厳格に適用します。

本来のゴルフの姿といえばそうですが、普段からルールを厳しく意識していないと競技中に処理の仕方がわからなくなるかもしれません。

つまり、ルールをきちんと覚える必要が出てきます。

当たり前のようですが、身内以外の人とゴルフをするとき、ルールを知らなければ恥をかくことになるかもしれません。

ルールを熟知することは、自分のプレーを助けることにもなります。

ルールをきちんと覚え、ルールを厳格に適用したゴルフは、上達への手助けになるはずです。

ゴルフ仲間ができる

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いつものゴルフ仲間以外のゴルフのつながりを作りたいと思う人は、ぜひ競技ゴルフに参加することをお勧めします。

前述したように、競技ゴルフに集まる人は、ゴルフへの志が高い人ばかりです。

会社や友人同士でゴルフに行く場合、多少なりとも“付き合いだから”といった理由でゴルフをしている人もいるでしょう。

ゴルフが大好きで、何よりゴルフを優先するといった気持ちを持つゴルファーはなかなかいません。

でも競技ゴルフの会場にはそのような人ばかり。

競技ゴルフに参加することは、ゴルフレベルの向上はもちろん、新しいゴルフ仲間を作るチャンスにもなります。


様々なメリットをご紹介してきました。皆様も、機会があればぜひ競技ゴルフに参加してみてください。