ライフスタイル
悩めるSO-RYO
シーズン前の練習方法、今だからこそできること!
もう始まっているところもありますが、いよいよゴルフのシーズンです。
特に腕に覚えのある人、これから競技に出ようとしている人にとっては胸躍っている時期だと思います。
寒い冬を終え暖かくなり、体も動きやすくなってきます。
今回はそんな今の時期や、冬の時期にどういったことを心がけて練習をしてきているかを取り上げます。
もし練習の参考になれば幸いです。
冬の寒い時期は何をしていたか?
みなさんは冬場の寒い時期はどのような練習をされているでしょうか?
また屋外の練習場でするのか室内の練習場でするのかでも少し変わってくるでしょう。
どの程度ハードな練習をしているのかにもよりますが、格好を見てみると暖かいシーズンとは違います。
寒い季節に半袖のポロシャツみたいな格好はしないでしょう。
トレーナーやフリースにダウンなどを着込み、体は動きにくい状態です。
まず忘れてはいけないのは格好が違うということ。
つまり、体は寒さの影響で柔軟性が失われ、動きにくいことに付け加え厚着をしているのでさらに体は動かない。
したがって間違いなく秋の頃の飛距離は出ません。
それを「飛んでいない」と一生懸命に力み出すと、スイングは崩れていきます。
私が冬場に心がけているのは、暖かくなってきて体が動くようになるまでにスイングの形を作るということです。
力むことなくタイミングに気を使い、スイングがバラバラにならないように注意します。
飛ばそうという気持ちを抑えるのが大変ですが、そこは我慢。
特に自分は学生時代野球をやっていて、飛ばないほうではないのでなおさらです。
このひとつ形を作るということは、一番大事だと思っています。
基本のスイングを自分でひとつ作ることができればあとは応用です。
コースで一番厄介なのはスイングに迷うことです。
冬の時期の練習では、暖かくなってコースで悩まないための準備をしています。
ひとつの形ができてくれば応用とラウンドの意識です
スイングの形がただできただけでスコアが出るかと言われると、一概にそうとは言えません。
もちろんスイングの形ができれば、ある程度の自信ができるのでそれなりのスコアは出るかもしれません。
しかしラウンドは18ホールあり、パープレーしようと思っても72打必要です。
ゴルフはすべてのショットで思うように打てることなどほぼないと言っても過言ではありません。
状況に合わせた打ち方や戦略がないと安定したスコアは出せません。
たまたま上手くはまってくれていいスコアが出ても、次のラウンドで大叩きということもしばしばです。
ゴルフ場は練習場のように平らなところなどそうありません。
練習場で上手く打てるのにコースではあまり思ったようにいかないというのはそういったところでしょう。
なので練習場でもさまざまな球を打つようにしています。
低い球や高い球。ドローにフェードと、失敗してもいいので試します。
フルショットも打てばスリークウォーターショットにハーフショットなどなど。
練習場は、もちろんいいショットを求めるのもいいですが、いろいろなショットを打つ練習もしてみてください。
つま先上がりならどう打つのか?
左足下がりならボール位置はどこでどんな球筋か?
アゲインストの風が吹いて低い球をイメージしてみる。
そうしていると意外と楽しいもので球数も進みます。
体でそういった状況での打ち方を覚えていくのです。
これを練習場でしているのとしていないのとでは、コースに出たときの引き出しの多さがまるで違います。
ラウンドの注意点
何度も言っているように、冬場は飛距離を求めていいことはほとんどありません。
いかに割り切って冬のゴルフをするかが大切になります。
基本は、ここ一番というとき以外はフルショットは必要ない気がします。
状況によってはあるでしょうが、最初に考えるのはコントロールショットで打てるクラブがあるかということです。
一度力み出して、途中でタイミングを戻すのは意外に大変なものです。
とにかく今の時期は形を重視しています。
スイングに関してはそうなんですが、アプローチもわけが違います。
今の時期は芝が枯れているので、ボールへのコンタクトが非常に難しいです。
上げることは極力せずに転がしに徹します。
パターを多用することもスコアを作る意味では必要でしょう。恥ずかしいことではありません。
基本的にどこも芝は枯れている時期なので全体に難しくなっています。
もろもろを考慮したうえでラウンドしなければいけません。
「こんなはずでは」と前のめりになり過ぎるとどんどん深みにはまってしまうので注意しましょう。
まとめ
書いてきたように、自分が行っているのは4月からの競技に合わせた準備です。
みなさんもひとつ目標を持っていただけると、ゴルフの楽しさはますます増えると思います。
目標に向けた準備には何が必要かを考えて、自分なりの練習を確立してみてください。
正解なんてないと思っています。
悪ければ自分なりに変えればいいし、良ければ取り込む。
その繰り返しで自分のベストを見つけてみてください。