初心者
LITTLE RED BOOK
【スリーパット撲滅講座】まずグリーンの最下点を見つけよう
皆さんはグリーンの傾斜をどのように読んでいますか。
初心者から少しは上手になり、1メートル以内のパットなら半分は入るようになった。
でもグリーンの傾斜を読むのがどうしても苦手で、スリーパットを連発してしまう。
今日はそんなあなたのために、短時間でスマートにグリーンの傾斜を読むためのコツをお話しをします。
グリーンの中心線を見つけると、球の曲がる方向がわかる
グリーンの中心と最下点を結んだ仮想線を「グリーンの中心線」と呼びます。
中心線の右半分から打った場合、上りのパットも下りのパットも原則としてフックします。
中心線の左半分から打った場合、上りのパットも下りのパットも原則としてスライスします。
つまりグリーンを左右に分割する中心線をいち早く把握することが、球の曲がる方向を素早く読むためのコツなのです。
心の中でグリーンに水を撒くと、グリーンの最下点がわかる
グリーンの中心線を、短時間でスマートに見つける方法があります。
それはグリーン上にホースで大量の水を撒くことです。
もちろん本当に水を撒くわけではなく、心の中でたっぷり水を撒いてみてください。
心の中で撒いた水が一箇所に集まって来る場所、それがグリーンの最下点です。
グリーンの中心と最下点を結ぶことで、グリーンの中心線を把握することができます。
尚、グリーンの最下点の近くには「排水溝」が設置されていることが多いので、排水溝の位置から逆に最下点を割り出すこともできます。
リモコンカートは、グリーン手前で降りるようにしよう
皆さんは球がグリーンオンした後、どうやってグリーンまで移動していますか?
リモコンカートでない場合は、グリーンに乗せた人がカートをグリーン奥の指定位置まで乗っていかなければなりませんが、リモコンカートの場合、上級者はグリーンオンした後はカートには乗らず、徒歩でグリーンに向かいます。
グリーンの全体傾斜を把握するには、歩いてグリーンに上がるのが一番いいからです。
カートにのんびりと揺られているようでは、なかなか上達は望めません。
グリーン手前から、最下点を探しながら花道を歩きましょう。
皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。