これが打てれば他のクラブも打てる!5番アイアンの精度を上げよう

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近年、プロ、アマを問わず、キャディーバッグから3~4番アイアンといったロングアイアンは姿を消しました。

ということは、かつてはミドルアイアンと呼ばれていた5番アイアンや6番アイアンがバッグの中で一番長く、ロフトの少ないアイアンとなり、アイアンの中では最も難しいクラブとなりました。

5番アイアンというと、男性アマチュアゴルファーの場合、残りの距離が160~180ヤードで使用する番手ですので、それなりに飛距離と方向性が求められます。

5番アイアンが確実に打ちこなせるようになったら、他の短いアイアンの精度もアップし、グリーンオンの確率も当然上がり、スコアアップは間違いないでしょう。

飛ばそうとする意識は不要、リラックスして振り抜く

飛ばそうとする意識は不要、リラックスして振り抜く

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5番アイアン(以下、5I)を使用する距離は大体160~180ヤードくらいですので、アベレージクラスのゴルファーは飛距離を出そうという意識が働き、つい力んでしまいがちになります。

アイアンの中では長く、ロフトも少ないクラブですので、真っすぐ飛ばすのはそんなに簡単ではありません。

ですから、力任せに振るのではなく、クラブのロフトを信じて、素振りのようなゆったりとしたスイングを心がけることが大前提です。

もちろん、男子プロのように、打ち出された後に途中から伸び上がるような弾道は描けないでしょうが、ジャストミートさえできれば、山なりの弾道でも、それなりに飛距離は出るものなのです。

当然、ジャストミートさせるためには、力を入れずにリラックスしたスイングをしなければいけません。

そこで、あるプロから聞いた簡単なリラックス法を紹介しましょう。

まず、アドレスで両ひざを伸ばして(突っ張って)から、フッと力を抜きます。そうすることで、無駄な力が全身から抜けて、スムーズなスイングができるというわけです。

グリップエンドが常にヘソを指していれば、スライスは確実になくせる

グリップエンドが常にヘソを指していれば、スライスは確実になくせる

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クラブが長くなるほど出やすくなるのがスライスボールです。

シャフトが長ければ、当然ボールと体の距離が離れ、スイング軌道がフラットになりますので、クラブヘッドが遅れてフェースが開きやすくなってしまうからです。

ラウンドの途中でスライスが連発してしまうと、スイングを急きょ修復するために、ますます泥沼にハマってしまいがちになります。

右肩が下がってダフったり、フック系のボールを打とうとして、インサイドからクラブが寝て下りてきてシャンクしたり、大きくスイングもスコアも乱れてしまうのがオチです。

そんなラウンド中、確実なスライスの対処法はただひとつです。

それはスライスボールを持ち球として、18ホール通すことです。そのほうが、真っすぐ打とうとスイングをイジるよりも、スコアは確実によくなるはずです。

しかし、いくらスライスを持ち球にするといっても、最初から右に出て、さらに右に曲がるプッシュスライスだけは直さなければいけません。

プッシュスライスが出るゴルファーは、まずボールを目標よりも左に打ち出せるような練習を普段からすべきです。

スライスは左腰が早く開いてしまったり、クラブがインサイドから寝て下りてくることで出てしまいます。

そこで目標よりも左にボールを打ち出すことで、その悪い動作をチェックし、スイングからその動作を徐々になくしていくのです。

そうすると、徐々に体がスライスボールの動きを忘れ、ボールはやがてストレートに近くなってきます。

ボールがなかなか左に飛んでくれないという人は、常にグリップエンドがヘソを指すようにスイングしてみるといいでしょう。

5Iだからといって、特別な打ち方はありません。強いて言うと、一番長いドライバーから一番短いサンドウェッジまで常に同じスイング、同じリズムを心がけることです。

5Iとサンドウェッジでスイングリズムが違っていては、スイングが自分の中にいくつもできてしまい「自分のスイング」というものがわからなくなってしまいます。

ですから、5Iを持つとミスショットが出てしまうという人は、まずスイングリズムを意識してみましょう。

素振りのような力が抜けたスイングをすれば、ロフト通りボールが上がり、飛距離もそこそこ出るはずです。

目線を変えて、ボールの高低を打ち分ける

目線を変えて、ボールの高低を打ち分ける

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スライスなどのミスショットの直接的な原因は、一言で言うと、クラブヘッドが正確に下りてこないからです。

逆に言えば、クラブヘッドが正確に下せるようにすることが、5I攻略のカギと言えます。

そこでぜひお勧めしたいのが、ボールの位置を変えずに、高い球、普通の球、低い球を打ち分ける練習です。

高さの打ち分けは、目線がポイントになります。

ボールを打ち出したい高さに目線を向ければ、球筋に合ったアドレスも自然に取れるものです。

このようにして打ち分けることで、一番打ちやすい球筋が感覚的にわかってくるはずです。

それがその人に合った、最もクラブヘッドを正確に入れやすい球筋であり、ミスが出にくいアドレスなのです。

高い球を打つ時は、目線を上にして構えます。すると、右肩が若干下がり、アッパー気味に打つことができます。

腰やひざの高さ、向きは特に変えずに、レベルに体を回すことです。

普通の高さの球を打つ時は、特別なアドレスを取る必要はありません。目標は地面と水平になるようにして、スクエアにアドレスするだけです。

とは言いますが、スクエアにアドレスを取るということは、実はプロでも難しいことなのです。

ポイントは肩、腰、ひざ、スタンスをすべて平行にすることです。

それを確認するには、クラブを両手で持って、肩に当ててみるとわかりやすいはずです。

低い球は、高い球を打つ場合と反対のことをすればいいのです。目線はスクエアよりも下に、つまり地面に向けるイメージを持ち、右肩を少し上げるアドレスを取ります。

そうすることで、クラブを上から降ろす感覚になり、ボールは低く出ていきます。

もちろん、右肩以外はスクエアに構えることを心がけ、決して右肩の高さに合わせたりはしません。

ボールの位置も球筋に関わらず、常に一定です。

5Iを安定して打てるようになれば、他のクラブもきっと上手く打てるようになっているはずです。
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