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ゴルフスイング

あやの

左足上がりのいろいろな打ち方〜Dプレーン活用術〜

こんにちは! あやのです☆

先日DMでアップヒル(左足上がり)のライからの打ち方をわたし的見解で紹介してくださいとメッセージをいただきました。

なので、今日はアップヒルからのさまざまな打ち方についてご紹介します。

まずは基本のおさらい。

左足上がりのライからのショットで、もう皆さんご存知のお決まりの基本ですが

●1~2クラブ上げる。
これは高低差による打球の着地点の違いと、斜面がインパクト時のロフトを大きくするため飛距離のロスが出るからです。

●上の画像のように斜面と平行になるようにセットアップする

●シャローアウトするためボール位置を左めに置く

●クリーンなコンタクトを第一に優先するためボールを右めに置く

●軸がぶれないようにワイドスタンスをとる

●バランスを取るため右足内側を軸にスイングする

などがありますよね?

また、典型的ミスは

●ダフる

●左に引っ掛ける

●ボールが高く上がるので距離が届かない

などがあります。

ボールポジションが大事。

もうすでに上に挙げたように、アドレスでボールを右に置く派と左に置く派に別れるのはお気づきだと思います。

それぞれの好みがありますからね☆

今日は、特に好みがない方の参考になればと、スイングタイプ別のボールポジションの違いについて少しお話しします。

元々のスイングがスティープな人は、通常より少し左めのボールポジション、シャローな人は、少し右めのボールポジションが望ましいです(*´꒳`*)

では、自分のスイングがスティープなのかシャローなのかわからない場合は、いつも左上がりからどのようなショットが多いかでだいたい見分けることができます。

左足上がりのライからのショットで

⚫︎普段ターフをがっつり取って打つ人はスティープに振っているので→左めにボールを置く

⚫︎ターフを取らないで打つ人はシャローに振れているので→右めに

というように、ボールポジションを調節できます。

これらはボール位置をそれぞれのローポイントに合わせることで、コンタクトを確実にするための方法で、左足上がりからの打ち方の1つです。

※ボールを動かす距離は人それぞれですが、私は半個くらい動かします。

右軸スイングとは?ウェイトバランスについて。

ボールポジションの次に大事なのがウェイトバランスです。

冒頭でも基本の打ち方の1つとして述べたように右サイドを軸にスイングするというポイントはとても大事なポイントです。

ですが、右軸スイングを意識した場合、陥りやすい典型的ミスがいくつかあります。

●右軸でスイングしようとした結果、アドレスからフィニッシュまでずっと右体重でスイングし、ミスヒットしてしまう

●バックスイングで右に大きく動き、その反動でダウンスイングで左に動きバランスを崩してしまう

●ダウンスイングで体が起き上がってしまい、そのまま全身がターゲット方向を向いた奇妙なフィニッシュになってしまう

などなどです。

右軸のスイングと言っても体重移動をまったくしないわけではありません。

では、いったい右軸スイングとはどういったものなのでしょうか?

●右膝の位置が前後左右になるべくブレないようにバックスイングしてみましょう

右膝がブレるとバランスが崩れやすく、スイングアークのローポイントがずれやすくなります。

●右足裏の内側に体重をキープできるようにスイングしてみましょう

体重移動のとき、体重が右足裏の外側に行ってしまうと、体の軸が左右にぶれやすくなってしまいます。すると、これもローポイントが動く原因になってしまうので、避けましょう。

●インパクトの後、前へ歩き出すように打ってみましょう

切り返しのすぐ後に、すぐ、体が前へ突っ込むような動きは厳禁です。だからと言って、インパクトの後もずっと体重が右に残りっぱなしだと、極端に左に振り抜いてしまうので、インパクトの後、前へ歩き出すように打つことで、突っ込みや後ろへのキックバックを防ぎ、自然な体重移動を助けてくれます。

この3点に注意することで、右軸スイングができると思います。

上級編、Dプレーン理論で方向性の解決。

このDプレーン活用法はクラブパスをコントロールできる上級者向けです。

いつも左足上がりのライから大きくディボットを取る人は、左へのミスが出てしまうことが多々あると思います。

このタイプの人は、アタックアングル(AA)がスティープなためディボットが大きく取れるからです。

なぜなら、AAがスティープなスイングは必然的にクラブパスがわずかに右に、インサイドアウトになります。なので打球は左へ。

ですので、Dプレーンを用いた方向性の解決法として、スイングパスをニュートラルに相殺するために、アライメント(アドレスの向き)を少し右に取り、左へ振っていくこと、つまりクラブパスをややアウトサイドインにすることです。

アライメントを少し右に取る理由は、万が一の保険です(笑)。

今度は逆に、まったくディボットを取らない、またはわずかにとる人は、AAがシャローなので、スイングパスをニュートラルに相殺するために、アライメントを少し左に取って右に振ります。

またわずかな左足上がりのライの場合は、スティープなAAの人はクラブフェースを少し目標より右に向かせたいので、目標より少し右にアライメントを取ります。

そしてスタンスに沿って振ります。これは、クラブパスを少し右に向けるためです。

わずかな左足上がりの場合、スタンスでの微調整の方が、スイング方向を変えるより簡単で確実です。

またシャローなAAの人は、この逆です。

いかがでしたか?

getty

と言うわけで、「左足上がりからのショットについて」のわたし流の解説でした。

今回は、大まかにゴルファーをAAがスティープなタイプと、シャローなタイプに分けて説明しましたが、誰もがどちらかに絶対当てはまるわけではありません。

まずは、自分がどのようなミスが多いのか分析してみることが初めの1歩です。

また、Dプレーン理論の活用方法を覚えておくと、さまざまな場面でショットの方向性を絞ることができます。

これからも、もっと皆さんのゴルフにDプレーン理論が身近になるようにさまざまなテーマに織り交ぜながら、頑張ってわかりやすく紹介していきまーす。

以上、あやのがお届けしました!!