ゴルフスイング
Luke
パターの距離感をつかむ新発想の方式とは!?その1
こんにちは、Lukeです。
今回は、パッティングの距離感をつかむための新発想のアイディアを紹介します。
世の中には考え方を少し変えるだけで、「目からうろこ」状態の驚きの効果が生まれることが多々あります。
そんな方法にトライしてみませんか!?
一般的な距離感の合わせ方は難しい!
皆さんはパッティングの距離感をどのように合わせていますか?
最も一般的な方法は、練習グリーンの中に平坦な場所を見つけて、5歩とか10歩に目標物を置いて、自分のタッチが合うように調整する方法ですね。
その距離感をつかめたら、次はもっと長い距離の感覚を合わせる。
おそらく多くのゴルファーは、このような手順を取っていることでしょう。
しかしこの方法、皆さんもご存知ように、そんなに簡単な方法ではありません。
1ヶ月に1回か2回くらいしかラウンドに行かないのに、スタート前の短時間でその日の芝の状態に合わせながら距離感をつかむなんて、難しいのは当然ですね。
そこでもっと直感的に、そして根拠のある方法はないものかと考えました。
距離感を数字で表す方法……!?
そこで考え出したものが、今回説明する『パッティング換算法』です。
この方法は、その日のグリーンの速さに自分の距離感を合わせるのではなく、あくまでも自分の距離感を基準にして、その日のグリーンの速さに対して実際に打つ数字を合わせていく方法です。
この説明を聞いただけでは「?」と思うでしようが、これから説明する内容を読んでもらえば納得してもらえるでしょう。
新方式をマスターする第1ステップ
まず練習グリーンの中で平坦な場所を探してください。
その場所から、その日の自分の感覚のまま、「5歩分の距離」をパッティングしてみてください。
あくまでも5歩先には目標物を置かず、そしてどこまで打つとも決めずに、自分の距離感だけを頼りにして「5歩分」のパッティングしましょう。
その方法で3球~5球打ってみて、それからそのボールが止まった場所までの歩数を測定します。
この方法を多くの人で試したところ、全員が5歩よりも遠くまで転がっていました。
7歩だったり、10歩だったりと、「自分の感覚の5歩」は、かなり転がってしまうものなのです。
つまり、自分の本来持っている距離感は、実際のグリーンに対して「タッチが強め」ということがわかりますね。
ちなみに、3球~5球打ったボールの止まった位置が、大きくバラついていると問題ありで、そんな人はもっと基本的なパッティング練習を重ねる必要があります。
しかし実際に試してみると、ベストスコア70台の人も、ベストスコア100以上の人でも、不思議なくらいに「自分の感覚の5歩」の距離感は安定していました。
誰もが自分の持っている距離感と実際の距離には違いがある!
先に説明した方法で、ほとんどの人が「自分の感覚の5歩」という距離感が、「実際の5歩」よりも遠くまで転がっていた、という事実がわかりました。
ちなみに、たとえ「自分の感覚の5歩」が「実際の5歩」よりも近かったとしても、それはそれで問題はありませんよ。
あくまでも「自分の感覚の5歩」と「実際の5歩」が違っていることがわかり、その距離感の違いが安定していればOKなのです。
そしてもし、「自分の感覚の5歩」と「実際の5歩」が同じならば、距離感を合わせることはとても簡単なのですが、残念ながら現実には大きく違っています。
その違いを認識することがまず重要な一歩で、違いを認識しないで距離感を合わせるという従来の方法が、いかに難しかったのかを理解してもらうことが、今回の重要なポイントです。
この点を理解してもらえたならば、次回のその2では大きくステップアップすることができるでしょう。