Gride

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ゴルフスイング

Luke

一番簡単なアプローチの打ち方を覚えて70台まで一直線!その1

こんにちは、Lukeです。

今回は最も簡単なアプローチショットの打ち方を紹介します。

この打ち方を1つ覚えてしまえば、80台どころか70台を狙えるくらいにスコアメイクが楽になるので、ぜひ試してみてください。

アプローチの引き出しは少ないほうがよい!

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世の中には数多くのアプローチショットの打ち方が溢れていて、いったいどの打ち方がよいのかを迷う人が多いと思います。

そしてさらに迷わせてしまうのが、「アブローチの打ち方は引き出しが多いほうがよい」とされるゴルフ界の定説です。

確かに、その状況に応じて最適な打ち方を使いこなせれば、それだけゴルフは簡単になるのかもしれませんが、一番の問題は、「はたしてそんなに多くの打ち方をマスターできるのか?」ということです。

一般的なアマチュアゴルファーの練習量は、週1回や、週に300球程度でしかなく、しかも実際の芝の上から練習する機会はほとんどない状況なのに、いくつもの打ち方をマスターできるはずがないのです。

それならば、一番簡単な打ち方をマスターして、その打ち方に慣れ親しんでいくほうが、結果的には『アプローチの達人』へ近づくことができるはず。

たとえば写真の申ジエ選手は、アプローチの達人であり、数多くの打ち方のバリエーションを持っていますが、実はその中でも最も多用していると思われるのは、次に説明する打ち方なのです。

ヘッドを減速させれば、芝と仲良くなれる!

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それではどんな打ち方が簡単なのか?

名付ければ、『ハンドジャストの減速打法』です。

スタンスはスクエアで、フェース面も開かずにスクエアにセットしてください。

ボールの位置は、状況に応じてスタンスの真ん中から右2個分の間。

グリップ位置は身体の中央で構えるので、ボールの位置が真ん中の場合は、ハンドファーストにはならず、正面から見るとシャフトが垂直になるような『ハンドジャスト』になります。

ボールの位置が2個分右の場合は、その分だけ少しハンドファーストになります。

このようにアドレスできれば、あとはボールの下に、ウェッジのソール面を滑らすように大きな円軌道でスイングすればOK。

成功への最大のコツは、ヘッドを加速させずに、逆に減速するようにコントロールすることです。

だからと言って自分の力加減で強引に減速させるのではなく、ヘッドの落下エネルギーを利用して自然に減速していくようにコントロールしてください。

そのイメージは、たとえばバックスイングの大きさを時計の10時だとして、フォローが4時になるような、「バックスイング2:フォロー1」のイメージです。

このようなイメージでボールの下にソールを滑らすことができれば、柔らかく「フワリ」と上がるコントロールしやすいピッチエンドランのボールを打つことができます。

写真のパトリック・リード選手は、まさにこの打ち方の名手で、写真のように低いフォローなのに、ボールは柔らかく高く飛んで行きます。

従来の常識を忘れ去れば、すべて上手くいく

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『ハンドジャストの減速打法』をすぐにマスターするためには、一般的な打ち方を忘れ去ることがとても効果的。

オープンスタンスにしない、フェースを開かない、ハンドファーストにしない、カット軌道を意識しない、ダウンブローを意識しない、ヘッドを加速させない、ロブショットを忘れる、ピッチショットも忘れる、という具合に、今までのアプローチショットの常識をすべて忘れ去ってください。

実際にコースで試してもらえばわかると思いますが、ライが悪いからと言って上からヘッドを入れようとするほど、なぜかダフッてしまうもの。

ラフで芝の抵抗が強いからと言ってヘッドを加速させると、余計にヘッドの抜けが悪くなってしまうのです。

そこは逆に考えて、ソールをダフらせるように滑らせて、芝と喧嘩しないようにヘッドを減速させてコントロールしたほうが、驚くほどヘッドがスムーズに抜けて、思い通りに「フワリ」とボールを打つことができますよ。

注意すべき点は2つ

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今回紹介した『ハンドジャストの減速打法』は、試してもらえればわかりますが、とても簡単で、しかもどんなライからでも上手く打てる万能な打ち方です。

そしてアプローチショットだけでなく、バンカーショットでも同じイメージでOKなのです。

もし上手く打てない場合は、バックスイングで右肘がすぐに畳まれていないかを確認して下さい。

右肘は伸ばしたまま、ヘツドの大きな円軌道を作ることが重要です。

もう1つ気を付けるべき点は、ヘッドをインから入れているつもりなのに、実際はアウトから入っている、という点です。

その場合、バックスイングからダウンスイングへ切り返す時に腰の面が本人の自覚以上に左方向に回転してカット軌道になっているはずなので、実際に自分のスイング映像をしっかりと確認してください。

ところでこの打ち方の万能性は理解したけれど、それではランニングアプローチを打ちたい場合はどうするの? と思われるでしようが、その時は下記リンク先の記事を参考にしてもらえば大丈夫。

ランニングアプローチはどんな場面でもこの打ち方でOKです。

次回その2では、『ハンドジャストの減速打法』の優位性について、もっと詳しく説明します。