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初心者

LITTLE RED BOOK

【126切り講座】グリーンから逆算するゴルフができますか?

全18ホールをトリプルボギー以内で回るのを目標にする【126切り講座】シリーズ。

ゴルフが上手な人には、ある共通点があります。それは「グリーンから逆算するゴルフ」ができることです。

ホールアウトした後、グリーンからティーグラウンドを振り返ってみてください。プレー中には気づかなかったような攻略ルートが見つかることがあります。

今日は「グリーンから逆算するゴルフ」について一緒に考えてみましょう。

あなたの【126切り】のヒントが見つかるかもしれません。

何ヤード以内なら確実にグリーンに乗せられますか?

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まずグリーンに一番近い所から考えてみましょう。

アプローチショットの役割は、球をグリーンに確実に乗せることです。

皆さんは、何ヤード以内のアプローチであれば、グリーンオンさせる自信がありますか?

この距離は、自分だけがわかっていれば良いので、見栄を張る必要はありません。

30ヤードなら30ヤードでいいのです。それをしっかりと自覚することが大切なのです。

練習場では、この距離のアプローチショットを集中的に練習してください。

確実にグリーンオンできる「得意な距離」を作っておきましょう。

アプローチの打ちやすい場所まで球を運べますか?

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次に、アイアンやフェアウェイウッドなど、2打目のクラブの役割について考えてみましょう。

2打目のクラブでかっこよく「グリーンオン」させたい。

その気持ちはよくわかるのですが、それではいつまで経っても“126”を切ることはできません。

ここはグッと我慢して、得意な距離のアプローチが打ちやすい場所に球を運ぶようにしましょう。

2打目のクラブにあまり重い「役割」を背負わせてしまうと、プレッシャーで普段のスイングができなくなってしまいます。

ここはあえて、アプローチが打てる場所まで運べれば満点! と、2打目のハードルを思い切り下げてあげましょう。

これにより、心理的な2打目のミスによるスコアの乱れを、最小限に抑えることができるのです。

ドライバーショットのハードルも思い切って下げてしまおう

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最後にドライバーショットです。

どうせなら、ドライバーショットのハードルも、思い切って下げてしまいましょう。

126切りにおけるドライバーの役割はズバリ! 2打目のショットが打てる場所に球を運ぶこと、これだけです。

そのためには、

・絶対にOBしないこと
・なるべく池にも入れないこと
・フェアウェイまでは何とか届かせること

え、その程度でいいの?

そうです。ドライバーショットで250ヤード飛ばす必要はまったくないのです。

男性ティーで120ヤード、女性ティーで60ヤード。

これでたいていのホールで、ティーグラウンドからフェアウェイまで届くはずです。


いかがでしょうか?

グリーンから逆算すると、各ショットでそれほど頑張らなくても良いことがわかってきます。

ショットの役割を限定して、ハードルを下げることができるのです。プレッシャーが軽減すれば、心理的なミスも減り、確実にスコアアップにつながるのです。

皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。