初心者
かずひこ
理学療法視点での身体の使い方
前回、股関節を意識したスイングを教えていただいてから、3週間経過し、ご好意により2回目の施術を受けることになりました♪
今回はどんなことに気付けるのかすごく楽しみでして、体験してきたことを皆さんにシェアします。
きっと参考になるはず! です。
前回のおさらいです!
前回は
・股関節を意識させてアドレス
・股関節に乗る
という、言葉にすれば単純な意識改革の基本を教えていただきました。
これって意識しないとすぐに忘れてしまい、練習でも、「股関節、股関節、股関節……」って、怪しい言葉(笑)をブツブツ言いながら練習しています。
ただ、自分の思い込みが入るので、今一度おさらいをして、アドレス、バックスイング、インパクト、フォロースルーでの股関節の意識を復習しました。
そうそうこんな感じ! ってことを思い出しました!
自分の得意、不得意な動き知っていますか?
おさらいが終わった後、チェックシートを使って身体をひねる行為の要素をいくつかの単純な動きで診断です。
言葉では表現しにくいのですが、前後左右の違いから、
・どのようなスイングになる傾向があるか
・何を強化したらよいか
・何を伸ばせばよいか
が分かってきます。
これが面白くて、私の場合は外に捻る動作が弱く、その影響でインパクトに緩みが出そうとのこと。
おぉぉ、その通りかも!
じゃぁ単純に弱いところを強化!?
と考えがちですが、実はそうではなく、強い部分を意識して、弱い部分の意識をレベルアップさせる方法で進めるそうです。
また、身体の様子も診断して、
・なぜ弱いのか?
・それはどこから来るのか?
などの総合的判断からスイングの土台を個人に合わせて作るそうです。
なるほどー!
そこで身体的に弱い部分に関しては本格的に施術をして、身体のバランスを整えて調整していくんだって!
興味深過ぎます!
空間把握できますか?
動きが分かったあと、実際に空間把握できますか?
との問い掛けに、
何となーく。
そんな返事しかできませんでした。
どういうことかと言うと、自分の可動範囲+手先までの動きの範囲が分かると、クラブを持った時の距離感はつかみやすいとのこと。
確かにその通りですねぇ。
初めから距離感が優れている人には分からない私の悩みでもあります!
いろいろな方法があるそうですが、今回はゴムチューブ(写真のような感じ)を利用し、いくつかの動きをして距離感の確認をしました。
なんか違う!!
今回の施術をして、また基本的な動きと空間把握をすると、同じことをやっているつもりでも意識が違うからか、動きがスムーズになりました。
もちろんすぐには定着しないのですが、自分の身体の動きを知っているのと知らないのとでは雲泥の差が出てきます。
理学療法士さんの視点では、スイング理論は語らずに、スイングをするための要素、パーツを組み合わせて、その人の特異性に合わせた動きを自覚させることが大事のようです。
その動きを土台として、ティーチングプロ等から、スイング理論や、ボールへのコンタクトの方法を学ぶと、今まで何を言っているのか分からないことも理解ができて、ゴルフスキルのレベルが上がります。
ん〜、面白過ぎだ!
身体のケアとスイング
そうそう、面白いことを教えていただきました。
ある程度の年齢になると、整体とか整骨とか行くことも少しずつ増えていきます。
そこで、凝りを取ったり、リンパを流して、動きを良くしたりしますよね。
このケアってゴルフスイングでもすごく大事で、体のバランスを整えないままだと、むくみから地面の感触が得られなく、チカラが伝わらないとか、後半になるとスコアを崩すとかにつながるようです。
確かになぁ!
じゃあプロは毎回全部ほぐすのかと言うと、実はそうではなく、ある部分が凝っているお陰で、スイングが完成していると言うこともあるようです。
ほぉぉぉ!
逆に言うと、上手くなればなるほど、下手に全身をほぐすと、スイングバランスが崩れて絶不調になりかねない微妙なラインだそうです。
これはスポーツ全般に言えることらしく、自分の身体の仕組み、得意、不得意を知らないと、ケアもできないことを意味していますねぇ。
いやぁ、そんなレベルになってみたいものです!
今回お世話になったのも前回と同じMediBodyの吉田さんです。
今回もありがとうございました!
まだまだ皆さんの役に立ちそうな情報があるので、ご紹介しますね!