ゴルフでパターの距離感を合わせるために 1.練習編

前回の記事で、スコアアップをするために最も簡単で時間のかからないのはパット数を減らすことと書きました。

今回は具体的に現在のパット数を30パットに近づけるために何を考えて、何をしていけばよいのか。無駄なことは省いて、核心部分を書いていきたいと思います。

最初から結論を書くと、パット数を減らすためには「1打目のパターで距離感を合わせること」。

とにかくこれにつきます。その理由と方法について書いていきたいと思います。

ではいってみましょう。

なぜパターでは距離感が大切なのか?

なぜパターでは距離感が大切なのか?

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ゴルフでパット数を減らすためには、とにかく1打目のパットの距離感を合わせることです。

では、なぜこれが最も重要なのか? 一緒に考えていただきたいと思います。

【例】
プロゴルファーの人と初心者ゴルファーの人、ある2人が協力して交互にボールを打ってカップインを目指すシチュエーションを想像してください。

この時グリーンにボールが乗ってから、どちらの人が最初のパットを打つほうがよいスコアで上がれるでしょうか?

【パターン1】
プロゴルファーの方が先に1打目を打つ場合。かなりカップに近い位置まで寄ると思います。もしかすると1回でカップインするかもしれません。

2打目に初心者ゴルファーが打ちますが、ちょこんと打つだけでカップインする可能性はかなり高いでしょう。

【パターン2】
これに対して、初心者ゴルファーが1打目を打つ場合、カップの近くに寄るとは限りません。2打目をプロゴルファーが打ったとしても3メートル以上になってくると入る確率は低くなってきます。

アメリカのPGAツアーのデータを見たことがあります。プロゴルファーは1メートルの距離だと90%以上、1.5メートルの距離は80%弱の確率でカップインします。ただ、これが2メートル~3メートルになってくると確率が50~20%台へと一気に悪くなります。

この例から何が言いたかったかというと、1打目のパットが寄らなければプロゴルファーですらスコアにならないということです。

寄ったかどうかというのは、「1.5メートル以内から2打目のパットが打てるかどうか」ということが一つの物差しとなります。

ゴルフでパターの距離感を合わせるためにすべき練習1

ゴルフでパターの距離感を合わせるためにすべき練習1

ゴルフでパターの距離感を合わせるためにすべき練習は、本当にシンプルです。

皆さんは、ゴルフのラウンドが終わった後に練習グリーンに行ったことはありますでしょうか? ラウンド後の時間ならば、ほとんどのケースでグリーンを一人で独占できると思います。

そこで、10メートル程度のロングパットを打てる場所を見つけ練習します。

使用するボールは1球だけではなく、3球程度の複数のボールを使用していきます。

まず、10メートル程度先の目標を目掛けてロングパットを打ちます。何も考えずにポンポンポンと3球打ちます。

打ち終わったら逆側から、元の位置まで再びロングパットを3球打ち返します。

このようにグリーン上を行ったり来たりします。写真のようなイメージですね。

なんだそんな当たり前の練習? と思われるかもしれませんが、ゲーム感覚で往復6球がすべて1.5メートル以内に収まるようにやってみてください。

ラインとしては、往路が上りで、復路が下りのラインだと一番いいと思います。

ここで一番大事なのはあまり頭で考えないことです。「何も考えずに感覚に任せて」距離が合うまで繰り返します。

ゴルフでパターの距離感を合わせるためにすべき練習2

ゴルフでパターの距離感を合わせるためにすべき練習2

同じラインで距離が合うようになってきたら、3球使用していたボールを1球にします。

10メートル前後のパットを打ちますが、1.5メートル以内に寄ったら次の別の目標を見つけてまた10メートル前後のパットを打ちます。もし1.5メートル以内に寄らなかった場合にはやり直しです。

先ほどと違うのは、一発勝負ということと毎回打つ距離やラインが違うことです。写真のようなイメージですね。

距離も違う、ラインも違うパットを5回ほど連続して1.5メートル以内に寄せてみてください。

このようにシンプルですが本当のグリーンを使って、グリーンの中をグルグル回って行ったり来たりするのが、パットの距離感を養うのに間違いなく一番良いです。

繰り返すことで、目で見た距離に対して脳がどれくらい打てばよいか自然と学習をしていくからです。当たり前の練習と思われがちですが、これを集中してやっている人はあまりお見かけしません。

打ちっ放しに行くのではなくて、ラウンド後の練習グリーンで1時間ほど過ごしてみてください。

ホームコースがある方が知り合いにいれば、一緒にパットの練習に連れて行ってもらうのも良いでしょう。お金がかからず練習できることも多いはずです。

まとめ

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

とてもシンプルな練習ですが、実はこの練習はとても楽しいです。

初心者の方を教えるときにも早い段階でこの練習をしにホームコースへ行きますが、皆さんパットの距離感があってくると「楽しい、楽しい!」と言って、あっという間に2時間以上も練習していることもあります。

筆者自身、このような1~2時間のまとまったパットの練習は10回程度しかしたことがありません。ですから打ちっ放しに行ってドライバーやアイアンを打っている回数から比べると何十分の一という努力だけでこの技術は身につきます。

そして自転車の乗り方のように一度距離感が身につけばある程度は自然に維持ができる技術でもあります。

【まとめ】
・パットで距離感を合わせるのが大事な理由は、2メートル以上のショートパットはプロでもカップインできる確率が低いから

・これに比較して、1打目のパットで1.5メートル以内に寄せるほうがはるかに容易なのでこちらを練習するのがスコアアップに効率が良い

・パットで距離感を合わせる練習としては、あまり考えずにポンポンとパットを打ちながら「グリーンの中をグルグル回って行ったり来たりする」

パットの距離感が合うと、本当にゴルフで楽にスコアをよくすることができます。今回は練習法について触れましたが、次回は「ゴルフでパターの距離感を合わせるための考え方」について触れたいと思います。

ではまたお会いしましょう。

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経理部ゴルフ ジン

ラウンドの回数は年間10数回程度と少ないながらも、経理という仕事がらゴルフにまつわる数字を分析。座学中心で短期間でシングルに(^^) 現在は初心者ゴルファーからシングルプレーヤーまでたくさんの方にアドバイスをしています。「ゴルフを難しくしない」をモットーに皆さんの役に立てる情報をどんどん書いていければなと思います!

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