初心者
ノザ@ゴルフライター
スコア130を叩く紳士なゴルファーから見習う!ゴルフの神髄!
130叩こうが140叩こうがゴルフは楽しい!
ゴルフライターのノザです!
平均90台の人は80台を、80台の人は70台を。
ゴルフをやっている以上、数字を追いかけたいのは誰しも同じです。
ただ平均80台の人が100台を叩いたらどうでしょう? ゴルフを笑顔でやり続けられるでしょうか?
ゴルフは人格を問われるスポーツです。【いつもより圧倒的にスコアが悪い状態】で、果たして笑顔でゴルフができるのか?
初めに言うと、僕自身はかなり難しいと思っています。というか無理かも。
それだけ練習もしているし、日頃からゴルフの知識は取り入れているつもりです。
努力しているのにそれが報われないと、やっぱり顔とかに出ちゃうと思うんですよね。
悪いとは思いつつも……。
今回は、僕の会社のコンペで出会った【大叩きしても明るく振舞った紳士】について書きました。
目次
会社のコンペで遭遇! とにかく下手なゴルファー(45歳)
会社のコンペで出会ったその人は年齢45歳で、ゴルフ歴は5年と言っていました。
仮で名前をAさんとします。
Aさんとは同じ会社と言っても、部署は遠く離れ、食堂も使わず自分の部署から離れない僕にとっては初対面の人です。
僕は人見知り全開でしたが、ニコニコしている方ですぐに慣れました。
ちなみに僕が初めて会社のコンペに参加した時の話で、知り合いは一人もいない状態です。
「今回ラウンドすることになった人は全員良い人なんで大丈夫ですよ」みたいなことをAさんに言われ、めちゃくちゃ安心した記憶があります。
ちなみに7年くらい前の話です(笑)。
これだけ周りに気を配れる人なら相当な熟練者だな……と思っていたんですが、良い意味で裏切られました。
Aさんは最初のホール(パー4)から+5の大叩きです。
OB⇒プレーイング4⇒チョロ⇒ダフリ⇒空振り⇒4パットみたいな感じです。
ちょっと驚きました。
とにかく走る! スロープレーはしない!
で、Aさんがどんな感じでプレーしていたかと言うと、とにかく走るんです。
基本僕も【下手くそは走らないとダメ】派なので、もちろんその行動は賛成なんですが、Aさんはそれにしても多く走ります(もちろん僕もよく走ります笑)。
一人でも遅い人がいれば、組全体のスピードも下がります。
そうすると、後ろの組に追い付かれ、さらにその後続も待たせることになる。
スロープレーは余計なトラブルを招くんですよね。
だから自分が皆の足を引っ張っていると感じたら走ります。
その人は、本当に一打一打走っていました。
めちゃくちゃ叩くけど、その分走るので全体のスピードは下がることはないんです。
100くらいで回る腕前の人より、プレー自体は速かったです。
ちなみに「下手くそは走らないと!」という記事を書いてるので下記よりどうぞ!
OBも空振りも怒らない! 低姿勢で周りに気配りを!
冒頭にも書きましたが、Aさんはゴルフ歴5年。100切りは達成済です。
おそらく絶不調だったんだと思います。
しかしOBをしても空振りしても、普通なら傾斜で戻るのに戻らないという不運が起きてもまったく怒りません。
たいていは言葉に出さなくても怒りは周りが気付きますよね?
良くしゃべる人が黙ったら怒ってるのかな? と思うじゃないですか。
怒りを言葉に出さなくても、空気でわかるもの。しかし、Aさんからはその空気が微塵も感じられない。
それどころか、こちらの良いショットには「ナイスショット!」、グリーンオンすれば「ナイスオン!!」と大きな声で褒めてくれる。
次第にこちらもAさんのプレーを心から応援するようになりました。
「運でも何でも良いからバーディを取らせてやってくれ!」くらいに思っていました。
とにかく自分のプレーで気を悪くせず、空気を良くしてくれる人だったんです。
130叩いても超紳士なゴルファーはいる
結果的にAさんは130超え。コンペではブービー賞でした。
「俺情けないな~みっともないな~」という気持ち、多分あったと思います。
しかし、存在自体が僕にとっては感動でした。
こんな人がいるんだと。紳士ってこういう人なんだなと。
その後僕は会社のコンペに出続けていろいろな人と会いました。
イーグルを取った人から、70台前半でラウンドした人。いろいろ見て来ましたが、Aさんほどリスペクトできる人には出会っていません。
ゴルフ=紳士のスポーツです。
とは言え、数字で結果が出る以上感情は揺らされます。
「こんなに頑張ったのに!」「あれだけ練習したのに!!」が常にある。
でも根本は紳士なスポーツ。
どんなに自分のプレーが悪くても、あり得ないミスをしても、周りに気遣い、笑顔でゴルフを楽しめる。
そんな人が【一流のゴルファー】じゃないのかな。
まとめ・ゴルフが下手でも雰囲気を壊さない人は立派なゴルファー
ということでまとめます!
【ゴルフは下手くそでも、相手のことを考えられる人は立派なゴルファーだ】ということです。
逆説的に言うと、どんなにプレーが素晴らしくても、相手のプレーをけなしたり、数字でしかゴルフを語れない人は二流ゴルファーということ。
賛否両論あると思いますが、ゴルフは一生勉強なんです。
130台を叩く人からにだって勉強できる部分はたくさんある。
僕のゴルフ仲間ですが、始めた時期は一緒なのにいまだに100を切れない人がいます。
そのゴルフ仲間はAさんのようにできた人間ではなく、たまに怒ったりもするのですが、ゴルフ愛がすごい。
一緒にいるだけで、ゴルフが好きになるんです。
100切れなくたって、周りに良い影響を与える人はたくさんいる。
ということで、130を叩く紳士の話でした!
ではまた!