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今日一

revue!初心者向けパッティングチェックリスト7「ハンドファーストで打てているか?」

みなさんこんにちは! ライターの今日一です!!

「パッティングチェックリスト7」で、『ラウンドでも家練でも何度も試しましたが、「ハンドファーストになっていないと転がりが悪くなる」ということは間違いありません(と思います)』と、強気とも弱気とも取れる表現を使っていましたが、果たして真相は?

ハンドファーストが転がりをよくし、直進性を高める!!

ゴルフを始めてから2年9か月、ほぼ毎日パター練習を続けてきた結果ですから、今なら自信を持って言えます!

ハンドファーストで転がりがよくなります! 結果として、直進性が高まります!!

ただし、手、手首、腕が不自然な状態になるほど極端なハンドファーストでパッティングを行うと、無理な体勢になり方向も距離も安定しなくなってしまいますのでご注意ください!

※私、1ラウンドで上記画像レベルのハンドファーストを試しましたが、まさに「過ぎたるは及ばざるがごとし」でした……。

現れた症状の特筆点は、転がり過ぎることと、たまにボールが「ボコッ」と弾んでしまうことです。

どうやってハンドファーストにしましょうか??

getty

今までと何も変えずに「ハンドファーストになるように意識する」だけだと、私の失敗談のように無理な打ち方になってしまいます。

どこを変えればよいのか?

あくまで私の場合ですが、1つの参考例として書かせていただきます。

まず、自分のアドレスの現状を知るところからスタートしましょう。

そして現段階では理想と思えるアドレスを作ります。

幸い私は上級者の仲間からヒントをもらって「今はこれがベスト!」と思えるアドレスに辿り着くことができました♪

(詳細はリンク先をご参照ください)

その上で家練(パターマットを使った毎日の家での練習)で細かな改善点を発見、修正しているのが現状です。

その中で今回のチェックポイントである「ハンドファースト」が私の中で改善テーマに上がりました。

もう一度自分のアドレスを見直し。

ん? グリップが気になるぞ?

何か不自然な握り方になっている気がします……。

はい、早速撮ってチェックしてみました。

改善前

以前にも書きましたが、私はグリップをかなり短く持ちます。

かなりというか、左手人差し指がグリップのギリギリの所に来ているのが分かりますね。

この点は賛否両論あると思いますが、今の私にとってはこれがベストということで今回は気にしないでください。

見ていただきたいのは右手の位置です。

長いこと「短く持ちたい」という気持ちを優先して、右手も左手にくっついていました。

いろいろ考えるのが好きな私ですが、右手の位置については特に気にしていなかったんです。

今回の見直しで、「そういえば右手の位置ってどの辺がイイのかな?」と初めて気になったのですね。

改善後

改善前と右手の位置を見比べてみてください。

撮影センスのなさから分かり辛いかもしれませんが……右手がグリップエンドぎりぎりの位置にあることがお分かりでしょうか?

今回の改善ポイント、まとめると「左手から右手を離す」ということです!

ゴルフを始めたばかりの頃、「両手の一体感」が大切だと教わった記憶があります。

これは今でもその通りだと思います。

オーバーラッピンググリップ、インターロッキンググリップはもちろん、テンフィンガーグリップを選んだとしても、両手がばらばらに動いていたら効率的なスイングはできないと思います(私は現在インターロッキンググリップを採用していますが、その辺りの経緯はリンク先をご参照ください)。

ではパターのグリップも「両手の一体感」が大切なのか?

ここに疑問を感じ試してみたのが改善後の右手の位置です!

不自然さがなくなった!!

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改善前のグリップでは、ハンドファーストにするために右手首で調節していました。

左手首を真っすぐに保ち、意識的に右手首を曲げ気味にするとハンドファーストになります。

この「曲げ気味」が自然にいかない時があったんです。

意識し過ぎると内側に引くように曲げてしまったり、右手首に合わせて真っすぐにしておきたい左手首まで曲がってしまったりという具合でした。

でも、改善後のグリップだと右手が身体に近付くため、特に意識しなくてもほどよく右手首の角度ができ、自然と軽いハンドファーストになります!!

これは体格や柔軟性によっても変わってくるので、「誰でも必ず!」ということではありませんが……。

私の場合はピッタリハマりました♪♪

「打つ」ではなく「押す」パッティングが可能に!!

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そして見出しにある「押す」パッティングが可能になったこと。これはまったく考えていなかったラッキーでした!!

以前から「『打つ』パッティングだと安定感がないから、『押す』パッテングにしたい」と思っていろいろ練習してきましたが、なかなか成果が表れませんでした。

「押そう」と思って打つと、やはり不自然に力を掛けてしまっているようで上手くいかない……。


そんな具合に常にパッティングの悩みトップ3に入っていたこのポイント。

今回のグリップ方法変更により改善できてしまったのは「渡りに船」でした♪♪

右首が「押す」のにちょうど良い角度になっていたんですね。

この「押す」パッティングができると、インパクトで終わってしまう不安定な打ち方ではなく、カップに向かってフィニッシュまでしっかり「押し出す」安定した打ち方ができるんですよね♪

このグリップで練習、ラウンドを継続し、「ハンドファースト」「『押す』パッティング」に磨きをかけていこうと思います!!!

※いつも通り、「あれ? 勘違いだった??」という残念な結末になってしまった場合にはその旨ご報告します!!

添付画像は「押す」ではなく「雄」ですね……。