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ゴルフウェア

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どう選ぶ?おすすめゴルフグローブの選び方

ゴルフの必需品であるゴルフグローブ。ショップに足を運んだは良いものの、その素材や価格はさまざま。何を選んで良いのか迷う人もいると思います。

この記事では、ゴルフグローブを初めて購入する初心者の方に向けて、ゴルフグローブの選び方をご紹介します!

ゴルフグローブはゴルフの必需品!

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ゴルフグローブとは、ゴルフをする上でほとんどの人が使用するアイテムです。

ゴルフ練習場ではゴルフクラブを借りることはできても、ゴルフグローブは購入をしなければなりません。

ただのグローブと思う人もいるかもしれませんが、ゴルフグローブはゴルフクラブと自分をつなげるとても大切なものです。自分に合ったゴルフグローブを選ぶことは、思った以上に重要な作業です。

ちなみにゴルフのルール上、ゴルフのグローブを着用しなければいけないものではありません。もしグローブの感触が嫌いな方がいれば、素手でプレーをしても大丈夫。

過去には池田勇太プロがグローブを忘れて、キャディバッグの中にも予備を切らしていたというケースでは素手でプレーした日もありましたね。

また元々素手でプレーをしている選手では男子は堀川未来夢プロや女子ではエイミー・コガプロなどがいます。

かつて6年連続賞金女王に輝いた不動裕理プロも、素手派として有名でした。

ゴルフグローブの役割は?

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上記でも述べましたが、ゴルフグローブはゴルフクラブと自分とをつなげる唯一の接点。ゴルフグローブ選びはとても大切なも作業なのです。

スイング中にクラブが滑ることを防ぎ、クラブを持つ手の負担を和らげる役割を持っています。

特に雨の日などは滑りやすくなるグリップですが、ゴルフグローブをすれば滑り止めの役割を果たしてくれます。また、手汗をかきやすい人にも同様の効果が期待できます。

ゴルフのラウンドでは手汗や雨などによってグリップが濡れてしまうと、どうしても滑りやすくなります。そこで素手では強く握り込んでしまう可能性もあって、グリッププレッシャーが高くなる可能性があります。

グリッププレッシャーが強過ぎると、力んでスムーズなスイングができなくなったり、飛距離が伸びにくくなったりとマイナス面が目立ちます。

またゴルフグローブにはスイングによる摩擦で、手にできるマメなどを予防する役割もあります。

ゴルフグローブには手の滑り予防とケガ予防、2つの役割があるのです。

ゴルフグローブを使っていない人もいるかもしれませんが、大多数のゴルファーはゴルフグローブの恩恵を受けています。

ゴルフグローブの素材は天然皮革と人工皮革!

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ゴルフグローブの素材は、天然皮革、人工(合成)皮革の大きく2つに分かれます。
天然皮革のゴルフグローブには、シープやペッカリーがあります。

シープは、羊の皮のことで、多くのグローブに使用されている素材です。密着感が非常に優れており、素手でクラブを握っているかのような感覚が人気のグローブです。

シープの中でも最高級とされるのがエチオピアシープ。耐久性が高く、革の表面が非常に柔らかいことが特徴とされています。

ペッカリーは貴重な皮革であり、とても高価なものです。その柔らかさに反して、耐久性は通常のシープの約4倍を誇ります。

天然皮革は伸縮性があって、使用するにつれて手になじむ特徴があります。そのためジャストサイズからほんの少し小さいくらいのサイズを選ぶようにしましょう。

ゴルフグローブの素材でどんどん主流となってきているのが人工皮革です。人工皮革のほうが天然皮革よりも価格的に安く、さまざまな素材特性を持たせることができます。

濡れるほどグリップ力が高まる素材や、グリップとの摩擦が非常に高いグローブなどもあります。

また天然皮革のグローブは水洗いができませんが、人工皮革ならば水洗いが可能なので、汚れたら洗える点もうれしいポイントです。

薄手で手とグリップの一体感が少しでも欲しいという方は天然皮革。ゴルフグローブを安く使いたい、濡れても安定したグリップ力が欲しいという方は人工皮革のグローブを選ぶといいでしょう。

安い? 高い? ゴルフグローブの価格帯はどれくらい?

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それではこちらのゴルフグローブは、実際にいくらくらいで購入できるものなのでしょう?

ゴルフグローブは主に素材によって価格が左右され、安いものであれば500円前後、高いものであればなんと2万円を超えるグローブも販売されています。

そうはいってもゴルフグローブは消耗品。

プロゴルファーと違ってアマチュアゴルファーの場合、多くは1500円~2000円程度のものを購入している場合が多いようです。

ゴルフグローブの素材が人工皮革であればその価格は安くなり、天然皮革、その中でもとても高価なペッカリーを使用しているものであれば、高くなる傾向があります。

ほかにもグローブに滑り止めや撥水加工、発熱加工など素材に処理が施してある場合は、その加工の分値段が高くなっているものもあります。

ゴルフグローブは右手? 左手? 両手? どう着けるのが正解?

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ゴルフグローブを着ける手は自由ですし、両手用というグローブも発売されていますので、右手だけ、左手だけ、両手、と選んで着けることが可能です。

どの手にゴルフグローブを着けようが自由ではありますが、基本的には自分の打席(右打ち、左打ち)と逆の手に付けるのが一般的です。

右打ちならば左手に、左打ちならば右手に、というのがゴルフグローブを着用する基本となります。

これとは別に両手にグローブを着けるケースもありますね。

手の保護の観点からなのか、男性は片手だけグローブを付ける人が多い印象ですが、女性では両手にグローブを着けている人の割合がアップします。

ゴルフグローブのサイズの選び方

ゴルフグローブの選び方で、一番大切なものはなんだと思いますか?

それはズバリ、「サイズ感」です。

サイズが違っていれば、グリップ力も変わってきてしまい、ゴルフグローブをする目的である、「滑り防止」が上手く果たせなくなってしまいます。

ゴルフグローブのサイズの測り方は「手囲い」と呼ばれる部分を計測します。

まず、いずれか一方の手のひらを上に向けます。どちらでも結構ですが、右利きの方は左手、左利きの方は右手で計測すると、より正確に測れると思います。

上向きにした手のひらの、小指の1~2センチ下にある感情線の始まりを見つけます。また、人差し指の下にある、生命線の始まりを見つけます。

メジャーを使い、見つけた2点を通るように、ぐるりと手のひらの外周を測ります。その数値+1センチが、グローブに最適なサイズと言われています。

あくまで参考にする数字ですし、各メーカーで、誤差が生じる可能性もあります。その数字を参考にしながら実際に試着をして、よりフィット感のあるグローブを選んでみてください。

雨用のゴルフグローブもある!

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ところで、ゴルフグローブをしていても、雨の日にゴルフをすると、ビショビショになってしまい、いまいちグリップ力が足りなくなってしまう……。そんな経験をした人もいるのではないでしょうか?

ゴルフ用のレインウェア、レインキャップがあるのに、ゴルフグローブだけ滑ってしまっては意味がないですよね。

しかし、雨用のゴルフグローブというものも存在するのです。

一般的には人工皮革製のグローブはほとんどの場合全天候型と呼ばれ、雨でもプレーできることを前提にしていますが、“雨用”をうたう製品は、雨天時のグリップが他のグローブに比べて圧倒的に優れているのが特徴です。

普段使うゴルフグローブとは別に、雨用のゴルフグローブをキャディバッグに入れておけば急な雨にも対応できますよ。

雨天時のプレーは、グリップが滑ることを嫌がって必要以上に力んでグリップしてしまったり、濡れることを避けようとスイングテンポが速くなることでミスしやすくなりますが、雨用グローブを使用すると、これらの問題の多くが解決します。

雨が多い時期はゴルファーにとって憂鬱(ゆううつ)な季節です。でも雨対策をしっかりしていると、これまで以上にゴルフを楽しめるので、雨用グローブオススメですよ!

ネイルをしている女性用のゴルフグローブも

女子プロゴルファーでも、ネイルアートを楽しむ人が増えてきました。サロンに通ったり自分で工夫して仕上げたり、ゴルフウェアと合わせてコーディネートできる点も魅力的です。

プロゴルファーだけでなくアマチュアゴルファーでも、ネイルを楽しみながらゴルフを楽しみたい! というオシャレなゴルフ女子が急増中♪

キラキラと光る指先からは女性らしさが感じられます。

しかしネイルアートはゴルフをする上で、邪魔になってしまう可能性も。特にパターをする時にグローブを外す人などは、着け外しのたびに引っかかってしまうと、ストレスにもなりかねませんよね。

そんなお悩みを抱える女性たちのお助けアイテム的なグローブがあるんです。

指先がカットされていて、ネイルが引っかからずサッと着け外しが可能。

使用するのは主に女性なので両手用も揃っており、豊富なラインアップがあります。デザインもこだわって作られているため、ネイルに合わせて選ぶのも楽しいですね。

グローブハンガーを活用しよう

雨や汗に塗れたグローブを保管する時に気になるのが、型崩れではないでしょうか。この型崩れを防ぐためのアイテムにグローブハンガーというものがあります。

練習場やコースで、キャディバッグなどに、手のような形をしたものをつけている人を見たことはないでしょうか?

それがグローブハンガーと呼ばれるアイテムで、練習やラウンド後に、そのハンガーにグローブを着けておくだけで湿気による型崩れを防いでくれるという優れモノです。

天然皮革も人工皮革も湿気に弱く、グローブにシワが寄ってしまう原因にもなります。

ぜひともグローブハンガーを上手に活用してきちんと乾燥させておけば、型崩れ防止だけでなく気になる臭い対策にもなりますよ。

ゴルフグローブは洗濯できる? メンテナンス方法を見てみよう

ゴルフグローブを長く使っていると、黒く汚れてきたり、匂いが気になってきたりしますよね。

そこでゴルフグローブって洗濯できるんだろうか? メンテナンス方法はあるんだろうか? と気になった経験がある人は少なくないはず。

ゴルフグローブの普段のメンテナンスとしては、使ったら毎回陰干しをしておくのが正解。しかも先ほど紹介したグローブハンガーなどを使っておけば、型崩れもありませんのでなおいいでしょう。

グローブハンガーがなくても、シワを伸ばして通気性のいい場所に陰干ししておくだけでも大丈夫です。

また、あまりに汚れてしまったゴルフグローブは、人工皮革のグローブに限り洗濯可能です。天然皮革のグローブは洗濯できませんが、人工皮革ならば中性洗剤を溶かした水やぬるま湯で手洗いしても大丈夫。

※洗濯機はオススメできませんが、ネットに入れて洗濯機で回している猛者もいるそうです……。

乾燥させた後でもゴワゴワにならず、清潔に長くグローブを使えますよ。

ゴルフグローブにこだわって大切に使っていこう

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ゴルフグローブ1つ取ってもサイズはもちろん素材、天候対応型など、さまざまな種類があることがわかります。

グローブが合っていないためにミスショットを連発していて、いまいちスコアが伸びないと悩む原因となってしまっているかもしれません。

そんな人はゴルフグローブを見直してみることがスコアアップにつながるかもしれませんよ。

あらゆる場面でベストなゴルフグローブが使えるように、普段から使用するグローブ、雨用のグローブなど複数のグローブを用意しておくといろいろな場面でもあわてずに対応できるでしょう。

ぜひこだわりのグローブを見つけてください。

グローブについてもっと知りたい方↓