ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
私の生徒様で今年一番上達した、岩〇様のお話。その1です。
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、私の生徒様で今年一番上達した、岩〇様のお話しです。
ゴルフへの取り組みが真剣で、教え甲斐のある生徒様です。
知り合ってからもう20年以上経ちました。
岩〇様は、私の生徒様では2番目に生徒になってくれた方です。
初めて、当店(ビッグキャリーゴルフショップ)にお見えになってから20年以上経ちます。
当時、私はまだアマチュアで、ビッグキャリーゴルフショップの店主でありクラフトマン(クラブ制作・修理)でした。
ゴルフ好きが高じて、ゴルフショップ(ゴルフ工房)の店主になりました。
岩〇様が来店した当時の私のハンデは4でした。
クラブ工房の職人でありゴルフの腕前が5下のシングルゴルファーと言うのは、案外希少価値があります。
私にクラブ作りや修理を教えてくれた方は、ゴルフで90は切れませんでした。
その方に、「お前はゴルフが上手くてクラブのことがわかるのだからいい職人になれるよ。クラブ職人にゴルフの上手い奴はいないから希少だぞ」と言っていただきました(今は、レッスンプロでクラブ工房の職人ですからもっと希少になってしまいました)。
なぜクラブの職人にゴルフの上手い方はいないのですか? と聞くと、「ゴルフができるほどの給料がもらえないから」と言われて、そんなものかなくらいにしか思いませんでした。
私の上達を一番身近で見ていた。
確かにショップを開店して、すぐにゴルフショップの経営の難しさを思い知りました。
個人経営のゴルフショップは、簡単には集客できません。
そんな時に来店してくれたのが岩〇様でした。
岩〇様は、私より一回り下の年齢で、大学のゴルフ部で揉まれたシングルプレイヤーでしたので、私と話が合い、私の話をよく聞いてくれたり一緒にプレーをして、私の変わってゆく様を一番身近で見ていた方です。
私が、ハンデ3になり、2になり、1になってクラブチャンピオンを獲るまでの、失敗と成功を見ていて、私がレッスンプロになった時に、s様に続き、2番目に入門してくれました。
岩〇様「俺が一番河野さんの上達の過程を見ているので、ぜひ教えてください」と言っていただきました。
「日本」という試合を目指して。
そんな、岩〇様の今年の試合の結果は、パブリック選手権予選通過(妻沼ゴルフ場・14位)、関東決勝敗退により日本パブリック選手権には出場できず。
ミッドパブリック選手権予選通過(朝霞パブリックゴルフ場・11位)、関東決勝敗退により日本ミッドパブリック選手権には出場できず。
予選は通るのですが、もう一歩のところで「日本」という試合に手が届かない、惜しいところにいます。
次回は、岩〇様に行ってもらった練習の数々を述べさせていただきます。
私が書いた、上級者のための本に「ゴルフスイング上級編ピンを狙う」というものがあります。
ぜひお読みください。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。