Gride

gettyimages/74326006
getty

ライフスタイル

アビ

日常生活や遊びの中でも、上達のヒントがたくさんある

ゴルフは、野球のキャッチボールや、バスケの1on1のように、その辺の公園で気軽に・・・という訳にはいきません。

そう考えると、なかなか敷居の高いスポーツと言えますが、日常生活でも工夫次第で、そして何気ない遊びの中でも上達のヒントが詰まっているものです。

向こうの信号までの距離

getty

移動中に信号待ちしている時、手元でスマホをいじったり、ただ漠然と「早く青にならないかなー」と思ったりしていませんか?

そうやって無駄な時間を過ごすくらいなら、ゴルフのために脳を使ってあげてください。

「あの信号まで何ヤードなんだろう?」と考えるようにしましょう(笑)。

もちろん個人差はありますが、一般的な歩幅は身長×0.45と言われています。

つまり、身長170センチの人だと77センチくらい、身長180センチの人で81センチくらいです。

1ヤードは約91センチなので、意識して普段よりも10センチくらい大股で歩けば1ヤードとなります。

やり方はカンタンです。

向こうの信号までパッと見て、「○ヤード」と心の中で宣言します。

そして、青信号になったら、普段よりも大股で歩いて、距離を歩測すれば、自分の距離感が正しいかどうか、判断が付くことになります。

この歩測は実際のラウンドでももちろん使えるテクニックですが、回りの景色に左右されないターゲットまでの距離感というのは、日常生活の中でも養えるものです。

ボールリフティング

ウェッジでのリフティングなら、家でもできますね。

これは単なる遊びなので、技術的な上達が見込めるかどうかは分かりませんが、どのくらい開けばフェースが上を向くのかとか、その時のシャフトの角度はどうなっているのかとか、その辺りの参考にもなります。

集中力もそれなりに必要です。

そして、フェースのどの辺でボールをとらえると良いのか(芯でとらえると手に感触が残りません)なども分かります。

まずはサンドウェッジで連続20回くらいできるようになりましょう。

慣れてくると、フェースの上でピタッとボールを止めたり、フェースの上に乗っているだけのボールをクルクル回したり、リフティングしながら足をまたいだり、リフティングそのものをいろいろ楽しめます。

サンドウェッジである程度できるようになったら、アプローチウェッジ、ピッチングウェッジ、9番アイアンと、徐々にロフトが立ったアイアンでやってみるのも良いです。

距離の長いバンカーショットで、サンドウェッジ以外のクラブを開いて使う場面がありますが、そんな時にも、どう開けば良いのかが感覚的に磨かれます。

ティーグランドで順番待ちをしている時や、練習の始めとかに、何気なくポンポンとリフティングできると、それなりにカッコ良いですしね。

お手本は動画をご覧ください(上手すぎる!)。

アプローチ練習場での球拾い

これ、超おススメです。

ゴルフの難しいところは、練習と本番の環境の違いも1つの要素かもしれませんが、アプローチ練習場は芝生の上から打てる数少ない機会なので大事にしています。

一通り練習すると、ボールが集まっている地点まで拾いに行く必要がありますが、この時にカゴを持って手で拾い上げて片付けるのはもったいないです。

ボール拾いは、恰好のアプローチ上達の時間です。

その時ボールが落ちてる地点から、カゴがある場所や、この後で打ちたい場所に向かって、片手(右打ちの人は右手がベター)でも両手でも良いので、ポーンポーンと打ってみてください。

ウェッジのロフトがボールを拾ってくれる感覚が養われるのですが、あることに気付くと思います。

実際に寄せようとしてる時と違って、身体がシンプルで余計な動きをしていないので、ダフリもトップもしないんです。

バックスイングで開かれたフェースが、閉じながらボールをとらえ、そのままフォロースルーへと向かいます。腕がキレイに旋回できているんです。

普段からこの動きができれば、アプローチも寄り放題なんでしょうけど、実際はいろいろ邪念が入っちゃいますからね。

あの球拾いの動きを心掛けたいと、常日頃から思ってます。


こんな感じで、日常の動きや遊びの中でも上達のヒントはいろいろ隠されています。

他にもあれば、ぜひ教えてください!