ゴルフスイング
uchidaruma
アプローチを制するものはスコアを制す!?距離感をつかむ練習法
アプローチショットがいつも出たとこ勝負で寄せられないし乗せられない……。そんな方はいませんか?
距離感をしっかり出したアプローチショットができれば、ターゲットを格段に狙いやすくなります。
この記事では、アプローチの距離感をつかむのに効果的な4つの練習法をご紹介します。
1.振り幅と距離の関係をつかむ練習
アプローチの距離感をつかむためには、振り幅と距離の関係をマニュアル化する練習法をやってみることをおすすめします。
1.自然に振ることができる振り幅(同じ幅)で20球~30球ほど打ってみて、球が集中する距離を計測する。
2.1で計った距離と振り幅を基準にする(例:腰から腰→30ヤード)。
3.基準をもとに10ヤード刻みで打つことができる振り幅を探していく。
(例)
ヘッドが足首から足首→10ヤード
ヘッドが膝から膝→20ヤード
手が腰から腰→30ヤード
手が胸から胸→40ヤード
手が肩から肩→50ヤード
体をスケールにして振り幅を変えていくようにすると、振り幅の再現がしやすくなります。
2.ボールを素手で投げる練習法
アプローチショットの距離と方向性の感覚は、物を下手投げする感覚と通じます。
まずは、ボールを素手で下手に投げ、アプローチで落としたい場所に落とせるよう距離感をつかむ練習をしてみましょう。
クラブを握った時とは違い、目視だけで自然と腕の振り幅や力の加減を調整することができると思います。
その時の自然な腕の振り幅や力の使い方、ボールの軌道のイメージを再現するような気持ちで、クラブを使ったショットに挑んでみてください。
体に備わった距離感や方向の感覚を素直にショットに反映するわけです。
3.細かい距離を打ち分ける練習法
次にご紹介するのは、細かい距離感をつかむための練習法です。
自分のいる位置から近い距離表示の看板を目標に定め、目標の方向に向けてアプローチします。
1打目はごく短く打ちます。2打目からは前のショットのボールを少し越える位置を狙うようにします。
これを繰り返して、目標の看板まで到達する間に、できるだけたくさんショットできるようにしてください。
途中で直前の打球を越えられない場合は、1打目から打ち直しです。
ポイントは振り幅で打ち分けること、芯で確実にとらえること。
ちなみに、プロだと20ヤード間に何十球も打てるそうですよ。
4.右手1本でアプローチする練習法
最後にご紹介するのは、ウェッジを持ち、右手1本でアプローチする練習法です。
ターゲットを設定し、右手だけで狙って打っていきましょう。
始めに設定したターゲットに距離が合うようになったら、違う距離にターゲットを移して同じように打ちます。
合うようになってきたら、次は1打ごとにターゲット設定を変えて練習をしましょう。
片手打ちで上手く距離感を出せるようになったら、両手で通常通りにアプローチします。
この時、右手の感覚を意識して打つようにしてみてください。
片手打ちを取り入れる前よりも、楽に距離感が出せるようになると思います。
いかがでしたか?
アプローチの距離感をつかむには、とにかく経験を積んでスイングと距離の関係を体で覚えることが大切です。
アプローチが得意になればスコアアップに直結しますから、ぜひご紹介した練習法を参考にしてくださいね。