Gride

初心者

もーりー

冬から早春のグリーン周りはウェッジを使わない!とにかく転がし倒せ!!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

今年もゴルフ場の芝は例年どおり薄く、あいも変わらずミスショット連発な私 (;^_^A 。

そしてこの冬から早春に難しさが増すのがグリーン周りのアプローチですよね。

薄い芝がダフリを誘発し、だからと言ってダフらないようにと意識すると、トップしてグリーンオーバー……。

こんなトホホな結果にならないように、最近の私はある決断をしました。

それは“できる限りウェッジを使わないこと”なのです!

ショートアイアンでワンクッションさせる!

冬から早春にかけてはアプローチが難しさを増します。

緑色がすっかり失われた枯芝は非常に薄く、硬く締まったグリーンはスピードが増しますからね。

ただでさえアプローチが苦手な私としては、トップとザックリのミスが両方出そうで、とっても嫌な感じです。

例えばピンがグリーンエッジから10ヤードちょっとくらいのところに切ってあり、エッジ手前10ヤードくらいからのアプローチ。

アプローチウェッジでキャリーとランの割合が1:1くらいになるようにグリーンエッジの先くらいにボールをキャリーさせるのがセオリーなんでしょうが、狙いどころを少しでも外すとピンには寄ってくれません。

たいていはキャリーが出過ぎてピンをオーバーさせて難しい下りのパットが残っての3パット。

もしくはキャリーが足りずにグリーン手前でボールが止まってしまうというパターンです。

だからと言って、もっとピン寄りにキャリーさせようと、サンドウェッジでランを抑えたショットを打とうしたなら、今度はザックリのミスなどの大ケガになってしまい、さらに大叩きをしてしまいそうですしね。

グリーン周りのアプローチはウェッジを使うのが基本なのかもしれませんが、特に冬から早春の芝のコンディションの悪い時には、できるだけウェッジを使わないようにするのが最近の私の対処法です。

私が多用するのはショートアイアンを使ってワンクッションさせるアプローチ。

先ほどのようなグリーンエッジまで10ヤード、エッジからピンまでが10ヤードちょっとの場合なら、8番アイアンか9番アイアンを選択します。

『ショートアイアンだとランが出過ぎてピンをオーバーしちゃうんじゃないの?』

たしかにショートアイアンだと、グリーンに直接キャリーさせれば、ボールは果てしなく転がるかもしれません。

ボールをグリーン手前のラフや花道にキャリーさせる(ワンクッションさせる)と、芝の抵抗でボールの勢いが抑えられ、ランの転がりが抑えられます。

これがウェッジだとさらにボールの勢いがなくなりグリーン手前でそのまま止まってしまいます。

ですからイメージとしては、ショートアイアンで5~7ヤード先にワンクッションさせれば、ボールは2バウンド目でグリーエッジ付近に到達、そこからトロトロと転がってそのままピンに寄ってくれるという感じになります。

もちろんウェッジでのアプローチが成功した時のほうがピンに寄ると思いますが、ミスのリスクや確実に2パット圏内に寄せることを考えたら、ショートアイアンでワンクッションさせていくほうがはるかに簡単だと思います。

ユーテリティーで転がす!

ショートアイアンでワンクッションさせるのに抵抗がある場合は、さらに簡単な方法があります。

それはユーティリティーを使って転がすアプローチです。

まずはパターを打つ感覚になるようにグリップを短めに握り、あとはパターのストロークでボールをストロークするだけです。

『それならパターで打てばいいじゃない!』

なんて思われるかもしれませんが、パターだと芝の影響を受けやすいので、転がり具合が読めないことが多いんです(ウェッジでワンクッションさせる時と同じですね)。

一方ユーテリティーを使えば、芝の抵抗にも負けずにボールは転がってくれやすいので、グリーンエッジから数ヤード手前からでも十分に使えます。

それにアイアンに比べるとヘッドの形状もパターに近いですからね。

例えばピンがグリーン奥に切られてあり、グリーンエッジの手前5ヤードくらいにボールがあるなら、私は迷わずにユーテリティーを使います。

あとはグリーンエッジの少し先くらいに仮想のピンを見立ててパターのストロークの要領で打つだけです。

仮想のピンの位置がかなり手前のような気がしますが、さすがにユーティリティーは転がりが良いので、このくらい手前でOKだと思います。

そうするとボールはラフを蹴散らすように転がり、あとはグリーン上をトロトロと転がってくれます。

皆さんが思っている以上にピンに寄ってくれると思いますよ。

ちなみにユーティリティーの代わりにフェアウェイウッドを使ってもOKですよ(シャフトの長さやボールの転がりを考えると、個人的にはユーティリティーのほうが操作しやすいと思います)。

日頃から遊び感覚でボールを転がしてみましょう!

いかがでしたか?

ショートアイアンを使ったワンクッションの転がしに、ユーティリティーでのパターストローク。

いずれも冬から早春の薄芝には効果てき面だと思います。

しかしラウンドでこれらをぶっつけ本番で試すのはなかなか厳しいかもしれませんね。

もし通っている打ちっ放しにアプローチ練習場があるようなら、遊び感覚で構わないので、ショートアイアンやユーテリティーを持ち込んで、転がしのアプローチを試してみてください。

それだけでも距離感は養えると思います。

それかラウンド前にコースのアプローチ練習場で少し打っておくだけでもかなり違うと思いますよ!

冬から早春のグリーン周りはウェッジを使わずに、ショートアイアンやユーテリティーでとにかく転がし倒す!

興味が湧いた方は試してみてくださいね。


といったところで今回はこのへんで。

それでは、また。