ゴルフスイング
オリオット
スイング改造!スイングの要(カナメ)は下半身にあった!?
スイングを改造する際、どの部位(パーツ)をどの順序で動かせばいいのか、時々迷ってしまうことがあります。
そこで、スイングの基本動作を再考してみました。
パーツを5つに分けて考えてみる
スイングのパーツを5つに分けて考えてみまます。
(1)脳
(2)下半身
(3)上体
(4)両腕
(5)グリップ
脳は体の各パーツに指令を与えてスイングを開始させますが、いったんスイングが始まると、体はほとんど条件反射で動き、スイング中は脳が働く余裕はほとんどありません。
ということは、どういう順序で体の部位を動かすか、そのプログラムをあらかじめ脳にインストールしておくことが必要です。
まず、下半身のリードでバックスイングを開始します。
クラブが9時のところまでは、下半身のリードで腰の捻転が主体になります。
クラブ9時からトップまでは、下半身・腰は固定され、上体が捻転(旋回)して、その動きに連動して両腕とグリップが動きます。
コックは自然にできるので、あまり意識しなくても良いでしょう。
ダウンスイングに入ると、クラブ9時までは下半身リードで腰を捻転させ、“タメ”ができます。
クラブ9時からフィニッシュまでは、腰の捻転に連動させて上体と両腕とグリップをワンピースで旋回させます。
バックスイングとフォワードスイングの駆動力は腰の捻転!?
このようなパーツの動き(順序)を考えると、バックスイングもダウンスイングも常に腰の捻転がその駆動力であることがわかります。
下半身リードで腰が捻転し、体重(重心)移動が伴えば、大きなエネルギーを生み出すこともできます。
クラブヘッドやグリップ・腕・上体の動きにばかり目が行ってしまいがちになりますが、パーツを動かす大元は腰の捻転であると考えられます。
腰を捻転させるには?
下半身は大まかに、足・脚・腰から構成されていますが、これらの部位を使って下半身のリードで腰を捻転させます。
背中のすぐ後にある仮想の柱周りで腰が捻転するようなイメージになります。
上体を柱の周りで旋回させるという言い方もできるかもしれませんが、それでは下半身主体の動きにならない可能性があります。
あくまで腰を捻転させることで上体も旋回します。
このようなパーツの連動(順序)が条件反射でできるようになれば、スイングが安定してくるのではないかと、今のところ考えています。