Gride

gettyimages/1021453188
getty

ゴルフスイング

セベケン

その上下動がミスを生む!?上下動の少ないスイングを身に付けるには?

写真は、舞錐(まいぎり)式と言われる火起こし機です。よく神社の神事などのニュースで見たりしません?

棒を上下動させながら、中心の錐(きり)を回すという……あれ? こんな動き練習場で多く見かけ……るような?

回そうとすると頭が下がる

getty

バックスイングで、深く捻転しようとすると、頭の位置が下がりやすくなります。

肩にクラブを乗せて深く回そうとしてみると分かると思いますが、腰を落として背筋を伸ばして膝を曲げると、より深く回せると思います……が、ココが、バックスイングで頭が下がる要因です。

しかも、ボールを凝視しているので、左右にはあまり動かないのですが、上下の浮き沈みには気づきにくいのです。

打とうとすれば上がる

getty

当然のことながら、その下がった頭の状態から打とうとすれば、下がったものは上がるしかないので、伸び上がりながら打つことになります。

ダフリトップの大きな要因になるわけです。ヘッドアップの前に、ヘッドダウンを起こしているわけです。

頭の下がらない練習法は?

getty

どうしても、遠くに飛ばそうと体を深く捻転すると、頭が下がります。

それが、上下動を起こす発端になっています。

その動きを封じるには? オフィスや、あなたのパソコンデスクにある、この回転する椅子でシャドウスイングです。

どうです? 頭の位置がほとんど下がらないで、バックスイングしていません?

その要領です! そうしたら、次に立ち上がって、その要領で、同じようにバックスイングをしてみます。

どうです? 今までしてたバックスイングの感じとだいぶ違いません? (´∀`*)ウフフ

ちなみに、これは以前河川敷の練習場で撮った、椅子打ちの動画です。

上体の動きというのは、これくらいの動き幅で十分なのです。

椅子打ちだと、通常の立って振った時よりもヘッドスピードも上がりませんし、飛びません。

上体の動きは、これくらいに抑制して、その他の要因が、飛距離を出すには重要なのです。

それは、椅子ショットでは使えない、足の運びであったり、立ち上がった高さから落とす、クラブヘッドの勢いだったりする訳です。

過剰な捻転は、ミスショットの割合を増やしますし、思ってるほど距離とは直結していないのです。

ちなみに、冒頭の舞錐式の火起こしはこんな感じにやります。