ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
ゴルフ上達に必要なのは、情熱を持ち続けること(その1)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
「ゴルフを上手く成るためには」。
テーマが大き過ぎますが、考え方や練習方法などのお話をさせていただきます。
なぜ上手くなれないのか?
ゴルフは簡単には上手くなれません。
正しい理論と一定量の練習とラウンド経験がなくては上手くなれませんが、20年ゴルフをしていても100を切れない方もいれば、数回で100を切る方もいます。
運動神経が抜群で頭も良いのにゴルフだけは上手くなれないという方もいます。
毎日ゴルフができる環境にいる方で、シングルハンデになれない方もいます。
今まで、大勢のゴルファーと知り合いになりました。
その方々は皆さん「上手くなりたいです」と口にしますが、その場限りです。
願望を言うだけで、私が見ている限りそのための努力をしているようには見えません。
ゴルフというゲームを上手くなるのは才能でしょうか?
もし才能が必要としたらどんな才能でしょう?
当然遠くへ飛ばす身体能力が必要でしょうが、しかし、ゴルフは力ばかりではありません。
1メートルのパッティングに力はいりません。
上達の方法はいろいろあります。
ゴルフにはいろいろな要素があり、人により上達の方法は様々です。
力のない方でも、ボールが余り飛ばない方でも、その方の特徴を生かした方法で上達できるのがゴルフというゲームなのです。
誰にでも上手くなる可能性があるのです。
必要なのは「ゴルフを上手くなりたいという情熱」です。
熱意があれば、大叩きした帰り道、体も心も疲れているのに練習をしてから帰宅したり、技術や知恵を得るために本を読んだりします。
しかし、熱意があっても上手くいかないと熱意が冷めてしまいます。
そこから停滞が始まります。
熱意を持続させる方法を自分の物にできれば、何歳になっても上達できます。
私は、28歳でゴルフを始めてから49歳でハンデ0になりました。
20年の間に何度も、希望を失うようなスランプにもケガにも遭いました。
ほとんどの方が、ゴルフを始めれば必ずスライスに悩みます。
ダフリやトップやシャンクなどすべての項目に向き合って解決して来ました。
私のブログに「HC(ハンディキャップ)14からHC0までの軌跡」という、私のゴルフ履歴書とも言うべき文章を載せていますので、お時間のある時に読んで見てください(読了までに1時間半くらいかかります)。
上手い方は情熱を持ち続けている。
私が見て来た上手な方やローハンデ(シングルハンデで5以下)の方がなぜ上手くなれたのか。
彼らにも大きなスランプが2、3回はあったのですが、それを乗り越えているのです。
原動力は「上手くなりたい」という情熱です。
熱意があって継続すれば、大体何をやってもできるようになると思います。
シングルプレイヤーになりたいと思っても、そのために必要な基礎知識や基礎技術など、必要な項目は膨大です。
シングルになりたいのであれば、それらはいつかは取り組まなくてはならない問題ですが、これにも効率の良い順番があります。
「上手くなりたい」とただ思うだけではなく、今できる事や少し努力すれば何とかなりそうな技術であればトライしてみましょう。
新しい技術を練習して、コースでその技術が成功すれば、成功体験を得る事ができ、大きな自信になって「情熱の継続」につながります。
次回は、情熱を持ち続ける練習方法と考え方に付いて述べさせていただきます。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。
私の、書いた本の中で「スマートなゴルフスイング」という本があります。
かっこ良くスイングするために必要な最低限の技術をできるだけ短編にまとめ、できるだけわかりやすく解説しています。
もう少しかっこ良くスイングしたい方、ぜひ読んでみてください。
一度読んで、少し上達したらまた読んでみてください。
新しい発見がありますよ。