なぜ 3W（スプーン）でのティーショットは上手くいかないのか？

距離のないパー4や、狭いホール、あるいは長いパー3のティーショットを3番ウッド（3W：スプーン）で打つことがありますよね。

しかし、結果テンプラや引っ掛けというミスショットが出でしまうこと、結構ありますよね。

こんなことならドライバーで思い切って打ったほうがよかった、なんて悔やみますが……。

早打ちに気を付けよう

ドライバーよりも確実にと3Wに持ち替えたにも関わらず、ミスショットが多発するのはなぜでしょうか？

ひとつは、ドライバーと違って、3Wはシャフトも短くなりますし、逆に扱いやすいために「早打ち」になってしまうのです。

3Wというドライバーよりも扱いやすいクラブは、やはりゆったりしたテンポで打つのが大切です。

それが体のバランスを保ったスイングを作るのです。

扱いやすいために、つい手打ちになったりすることからの単純なミスが大半なのです。

ティーアップは地面から浮く程度の高さ

3Wでのティーショットでは、ティーアップの高さにも要注意です。

ドライバーのように高くすると、ボールが上がりそうな安心感はあるでしょうが、結果はテンプラになりますし、左に引っ掛けるミスも出ます。

思い切って地面にわずかに浮く程度の高さで払い打ったほうが、3Wの特性を生かせるのです。

スイングの最下点でヒットする

ボールの位置は、左足よりもやや内側に置き、スイングの最下点でボールをヒットするように心がけます。

3Wはドライバーショットのようにアッパー（ブロー）に打つイメージで打ってはいけないクラブです。

テークバックも大きくなり過ぎないように注意し、むしろフォロースルーを大きく長くスイングをするようにすれば、ミスは減少するでしょう。

一番最初にも書いたように、スイングリズムが速くなってミスをする傾向の強いクラブです。

ティーアップの高さとボール位置に注意して、意識してゆったりしたリズムでスイングしてみましょう。

3Wのティーショットが得意になると、コースマネジメントにも幅が出て、1ランク上のゴルフが展開できるようになりますよ！