初心者
悩めるSO-RYO
ティーショットからグリーンを狙っていくショットまでを考える
今回はラウンドについて見ていきたいと思います。
1番のティーショットに始まり18番のカップインまでのストーリーをひとつずつ確認していきましょう。
朝一番のティーショット
1番ホールのティーショット。ほぼ誰もが緊張して臨みます。
試合であればなおさらですが、コンペや知らない人と一緒に回らないといけない時などは、まともに振れるようなものではありません。
ゴルフというスポーツはたいていの場合3人もしくは4人一緒の組で回ります。
1日一緒にプレーをする仲間になります。2人で回ることもありますが多くはその場合ではないでしょう。
ティーイングエリア、最初に打つ場所はチャンピオンティー、バックティー、レギュラーティー、フロントティー、ゴールドティー、レディースティーなど様々です。
実力に応じてどこから打つか判断しましょう。
バックティーやチャンピオンティーはスタート室に申請を出さなければいけないので気を付けましょう。
いろいろな場所から打てますがそれぞれに楽しさがあるので。
普段レギュラーティーから回っている人が、距離のあるバックティーから回ってみたり、よく飛ばす人がフロントティーから回ってみると、いつもよりコースが長く感じたり、狭く感じたりと、まるで景色が違います。
これがゴルフの面白さであり、奥深さなのです。
ティーショットを打つ前に
いよいよティーショットです。参考までに自分が何を考えて打っているかをお話ししたいと思います。
おそらく、ただ打つよりは、いろいろ頭の中でゴルフを組み立てて打ったほうが、次の1打につながっていくでしょう。
またゴルフというスポーツは、いかにコースマネージメントできるかがスコアに直接結びつくと考えているので、まずは考えます。
頭を使っていろいろ研究し、考えて1打を打つことが、ゴルフの奥深さだと思います。
どうせやるなら、そんなところまで楽しめれば余計にゴルフが面白くなってくるでしょう。
朝のショットは基本的にまだ体が動いていない、動かないという状況が多いので、力まずに振り回さず、気持ちゆっくり振ることが大事でしょう。
飛距離を気にせず確実に次打てる場所にボールがあること、それが大切です。
もちろんマネージメントとして、セカンドショットがグリーンを狙いやすい場所をターゲットに狙っていく。
ティーショットのボールがキャリーする場所として一番広いところを狙う。
右サイドにOBがあれば左サイドを狙い、基本的にミスをしても大きなミスにならない場所を狙います。
一番大きなミスとしてはOBなのでそうならない工夫をします。
気持ちの面、メンタル的なことを言えばいいショットを思い描くということです。
いいイメージを持ってティーショットに臨むのと、悪いイメージで臨むのとでは違う結果になることが多々あります。
体の動き、脳の働きから考えてもいいイメージで打ちましょう。
セカンドショットはどう狙っていくか
セカンドショットで自分が考えていることは、状況に応じて打っていくことと、フルショットばかりしないということです。
コースに出ると、練習場のように平らなところがほぼと言っていいほどありません。
なので練習場と同じように打っているとミスショットが多く出てしまいます。
つま先下がりや、左足上がり、打ち上げに打ち下ろしなど、こういった状況でフルショットをしているとどうしても曲がりやすい。
これが現実です。
コンパクトなトップを作って、ワンクラブ大きめを持って、いつもより小さなスイングをして打ってみる。
少し短めに握って6割の力で振ってみる。
スイングに関しては人によって合う合わないがあるにせよ、コントロールして打つということを考えましょう。
ドライバーに関しては飛距離を出すことが必要になってきますが、アイアンはグリーンを狙っていくクラブなので、距離は出さなくても乗ればよいのです。
そう割り切れるようになってくると自然にスコアも改善されます。
同じスイングでも考え方一つで大きく変わってくるのがゴルフです。
ライが悪いときは無理にピンを狙わずグリーンの真ん中を狙う。
グリーン周りにバンカーがあれば避けるように狙ったり、グリーンを外してもアプローチしやすい方向を狙うなど考えればキリがありません。
正解は一つではない
ショットというものの正解は正直ないと思っています。
ゴルフというスポーツは打った数を競います。なので何回打ったかが結果なので、好きなようにやっても上手くいけばそれでいいのです。
ただ、確率的に頭を使ってプレーしたほうがいいスコアが出るということです。
また頭を使ったほうが味わい深く面白い。
思い通りに打てた時の感動、充実感はやみつきになります。
いろいろなレッスンがありスイングがあります。その中でいいなと思うスイングを皆さんされていると思います。
こうでないといけないということは決してなく、問題は自分に合っているか。振りやすいかでいいのではないか。
もちろんスイングをきれいにするのもいいけれど、それでスコアがよくなるとも限らない。
マネジメントも必要だし知識も必要です。
ただ忘れてはいけないのが、純粋にゴルフをいろんな意味で楽しみましょうということです。
ピンが近づいてきたら……
次回はグリーン周りでの考え方やパッティングなどのお話をしてみたいと思います。
グリーン周りでスコアは大きく動きます。もし参考になれば幸いです。
Let's Enjoy Golf!