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プロゴルファー

もーりー

勝者のクラブセッティング【ダイキンオーキッドレディス優勝 イ・ミニョン編】

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

日本女子ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスは、イ・ミニョン選手が最終日にー6のナイスラウンドで逆転優勝を飾りました。

イ・ミニョン選手のクラブセッティングですが、本当に男性顔負けの内容になっていますよ。

圧巻の“男前セッティング”

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ドライバー:M2ドライバー('17)(ロフト:9.5°)

フェアウェイウッド:M2 TOURフェアウェイウッド('17)(T3/13.5°)

アイアン:P750 TOUR PROTOアイアン(#4~PW)

ウェッジはタイトリストのものを使用していますが、3Wと4番アイアンの間のドライビングアイアン(中空構造)とパターも、テーラーメイド製を使用しています。

女性にこのようなことをいうのは失礼かもしれませんが、“男前”なセッティング内容ですよね。

ドライバーとフェアウェイウッド(3番)は話題のM3、M4ではなく、2017年モデルのM2を使用しています。

ロフトは3Wが13.5度でドライバーが9.5度。

さらにドライバーは調整機能を使ってロフトを目一杯立てているそうですので、リアルロフトはなんと7度くらい!

元々ボールが高く上がるから、ということのようですが、それにしても…って感じですよね。

さらに他の女子プロが積極的に使う5Wやウッド型ユーティリティは入れずに、ドライビングアイアンを入れています(中空構造とはいえ、ダスティン・ジョンソンや松山選手が使うようなモデルみたいです)。

スピンの効いたフェードボールが武器

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アイアンも4番アイアンからと、『アイアンは6番から』が主流になりつつある日本女子ゴルフツアーのなかでは異色のセッティングとも言えるかもしれません。

ただイ・ミニョン選手の7番アイアンの飛距離は140ヤードくらいと、少し控え目な感じです。

イ・ミニョン選手はテレビ解説者が「女性であれだけのフェードを打てる選手は他にはいない」と口を揃えるくらい、スピンの効いたフェードボールを武器にしています。

アイアンに関しては、実際はもっと飛距離を出せるはずですが、ピンをデッドに狙っていくためにコントロールショットを意識しているのでしょう。

優勝した試合でも残り120ヤード地点からPWを使わずに、9番アイアンのコントロールショットで寄せてからのバーディー! というシーンが印象的でした。

病魔を乗り越えた苦労人

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そんなイ・ミニョン選手、2016年までは韓国ツアーで4勝、2017年日本で2勝を挙げていますが、実は2015年に腎臓ガンを発症し、手術の末に復活を果たした苦労人です。

今も再発の不安と対峙しながらの日々でも、ゴルフができることが何よりも幸せだと語る26歳。

同じ中空の3番アイアンをセッティングしている私としては、ついつい応援したくなりますし、またプレーを参考にしている選手でもあります。

パワーフェードを武器に開幕戦を制し、今年も賞金女王の有力候補になりそうですね。

イ・ミニョン選手が今年は何勝を挙げるのか。

今から楽しみです。

それでは、また!