初心者
ノザ@ゴルフライター
ドライバーをコントロールする簡単な方法!ティーの高さを変えよう!
コーヒー飲み過ぎて不眠症!
どうも~ノザです!
今回は、「ドライバーをコントロールする簡単な方法」を紹介していきます。
ドライバーが安定すればゴルフは一気に上手くいきます。ティーショットは始まりのショットであり、それが上手くいかないと次のホールへと行く足も重くなるでしょう。
ドライバーに不安がなければモチベーションも保てるし、ゴルフが楽しくなる。ボギーを打ったとしても、「よしまた次のホールから!」って気になる。
自分のテンションを保つため、モチベーション向上のためにドライバーは大切です。
しかし、僕にとってはドライバーこそ水物……。良い時もあれば悪い時もある。昨日は絶好調なのに明日はわからない。“ドライバーと秋の空”みたいな感じ。
そんな難しいドライバーですが、今回はラウンド中にできる簡単な調整方法を書いていきたいと思います。
ラウンド中にスイングをイジるのはリスキーです
個人的な意見ですが、僕のゴルフの調子はドライバーに比例しています。
ラウンド中ドライバーが曲がり出すと本当に上手くいかなくなり、スコアはみるみる崩れていきます。
パットイズマネーと言いますが、僕にとってドライバーこそスコアを作る上で最重要。
ラウンド中にドライバーが曲がり出すと、とにかくスイングをイジる人が多い。スライスが出たらもう少し横振りに、フックが強くなるともう少し縦振りに。
体が開いているのかも知れないし、体が流れているのかも知れない。それならここをああして、あそこをこうして。
いろいろイジっても改善されず、最悪な状態のままホールアウト。当然スコアも最悪。
初心者はとにかく、ラウンド中のスイング修整は諦めたほうが良いと思ってます。方位磁針も持たずに富士の樹海に突っ込むようなもの。
修整するならできるだけシンプルなほうが良い。仮にスライスするなら、スライスしない状況を作り上げれば良いのです。
その簡単な調整方法は「ティーの高さ」を調節するだけ。
以下より説明していきます。
1.スライスする人はティーを高くしてみよう
海外メジャーの実況解説で丸山茂樹プロが、松山英樹プロがティーショットを打つ際にこう言いました。
「英樹はティーを低くしたのでフェード狙いですね」と。
実はティーを低くすると、スライス系の球が出やすいのです。
なので【スライスがひどい人はティーを高く】しましょう。スライスしにくくなる理屈はこうです。
まず、トウが高くなるのでフェースが左に向きやすくなります。疑似的なつま先上がりみたいなものです。
また、ティーを高くすれば、つぶし気味に打つ感覚を和らげることができます。なぜならフェース上部で球をとらえてテンプラしそうな気になるから。ここは視覚的に感じる部分です。
テンプラというミスショットを防ぐため、本能的にいつもより横振り気味にスイングするでしょう。
この軌道の変化によりスライス要素が削られ、スライスが出にくくなる訳です。
いきなりティーを高くすると違和感だらけになると思うので、まず練習場でティーを高めにして打ってみましょう。今までのスイング軌道ならテンプラすると思いますが、それも体感しておくと良いと思います。
とにかくスライスがひどい人はティーを高めに変えて見ましょう。
2.フックする人はティーを下げてみよう
続いてはドライバーでフックばかり出て悩んでいる方。即興で治すには上記と真逆のことをすれば良いだけです。
ティーを低くしましょう。
当然こちらは、相対的に“つま先下がり”となり、つかまりにくくなる訳です。
また、ティーを低くすると、フッカー特有のすくい打ちができません(ティーが低いと、すくい打ちをするとダフってしまうため)。
これが視覚的効果となり、フッカースイングを抑制してくれます。
多分アドレスに入った時点で違和感だらけで、打てるのか心配になると思いますが、それが効いてる証拠です。
フックのスイングは、基本的にはインサイドアウトのアッパースイングになります。
なので、通常のスイングだとダフる気がして、自然とアウトサイド軌道でヘッドが降りてくると思います。
するとつぶし気味でインパクトするので、フックが抑えられるでしょう。
ただしこれは限定的な修正方法です。スイングで球が曲がる人限定。
極端な話、フェースがずっとオープンで打っている人の場合は、ティーの高低差だけで改善するとは思えません。手首をガンガン使う人にも無効です。
あくまでスイング軌道が原因の場合の修正方法になります。
3.球を低くしたい人はティーを内側に入れてフェースを被せよう
持球が高過ぎるとうんざりしてる人もいるでしょう。低い球でラインを出す打ち方をしたい人も、ティー1つで可能になります。
やり方は簡単。ティーを左足つま先だった位置から、両足の真ん中辺りに移動すれば良いだけです。
この位置にティーを持ってくると、ドライバーの最下点位置より手前になるので、理論的にも低い球が出やすくなります。
左足寄りだと最下点から「上昇する位置でインパクト」するので球が上がりやすんですよね。
ただティーの位置を真ん中にすることでヘッドの切り返しが間に合わず、フェースが開いた状態でインパクトしてしまいます。
これはアドレスからフェースを閉じることで予防でき、よりロフトが立つので低い球が打ち出せると思います。
ということで、ティーをいじるだけでできる、即席のコントロール方法になります。
後は実際練習場で試して、どういう球筋になるのか確認してみましょう!
それではまた!