ゴルフスイング
あやの
近年大注目のスイング理論【シャロー】をわかりやすくご紹介*その4
ついにシャローイング・シャローアウトシリーズの最終章、その4です。
今回は、前回の記事じゃ満足しなかった上級者の方向けに、より詳しく濃ゆい内容にしました。
とにかくスイングマニアな方向けです。
本邦初公開(わたし調べ)シャロースイング、アメリカ最新版はこれだ!
しっかり説明していくから、みんなついてこいよ〜٩( ᐛ )و
上級編と題してみました
こんにちは!
最近サンディエゴも寒くなってきて、やっと冬が来たなって感じている今日この頃。そんな、あやのです。
さて、今回はこれでもか!! っていうくらいシャーローイングの利点を最大限に生かしたスイングを手に入れたいあなたのために!!
かなり細かく説明しちゃいます。ちょっとマニアックな話になります。
理解するのも、トライするのも難しいので、アスリートゴルファー向けの内容として「上級編」とさせていただきました。
でも、マスターすれば大幅スキルアップ間違いなしだよ(๑˃̵ᴗ˂̵)
よりシャフトを寝かせるためにはピボットターンが鍵です!
「シャローイング」+「ボディローテーション」のコンビネーショーンがシャローイングを最大限に生かします。
トップの切り返しでクラブヘッドをシャフトプレーンに乗せた後は、ボディターンで一気に振り抜くのです。
ゴルフでいう、このピボットターンとは背骨を軸に回転することです。
特にシャローイングで必要となるピボットターンは切り返しでスクワットのような動きをします(上の画像参照)。
これが最重要ポイントです。
このスクワットのような動き斬新すぎますよね。
でもこれがボディーローテーションを使うための鍵なんです。
このコンビネーションの完成型スイングはこんな感じです!
↓ ↓ ↓ ↓
カリスマインストラクター
ここで皆さんにご紹介したいのが、このスクワットピボットターンを世の中に広めたこの方、シャロー界のカリスマ「GGswing tips」でお馴染みのGGことGeorge Gankasさんです。
彼はジュニアコーチとしてとても有名で、今現在USジュニアゴルフ界のトップで大活躍するジュニアゴルファーは彼の教え子たちなのです。
最近では女子のドラコン世界大会「2017 World Long Drive Mile High Showdown」で優勝したTroy Mullinsさんも彼にコーチングしてもらっているようです。
彼女402ヤードの公式記録を持ってるんですよ。かっこよすぎますよね(´-`)♡
GG流スクワットピボットターンの利点について
さて、この斬新なスクワットピボットターン、まだ皆さんには馴染みがない思うので、まずは利点からしっかりお話ししていきます(๑˃̵ᴗ˂̵)
まず1つ目、この動きは切り返しからの体重移動で右膝が早々にキックインするのを防ぎます。
右膝が早い段階でキックインすると軸が右に傾いてしまいます。
するとオープンフェースになったり、そこからのインパクトで必要以上のリストターン。
または、体がバランスを取るために逆方向に傾こうとして、ギッタンバッコンします。
右から左へ〜。
これは大きなパワーロスにつながってしまいますのでブーです。
2つ目、スクワットにより十分な懐(ふところ)ができます。
これによってロフトを立てたインパクトがより簡単になります。
この懐が狭いと、詰まりやすくなりますし、ロフトを立てたインパクトは手首に負担がかかり、かなり難しくなります。
3つ目、 上体の起き上がりを防げます。
ここでシャローイングをする上で、トップから左に体重移動しながらフリップして打つ場合(いわゆるバンプ&リストターンスイング)とスクワットピボットターンをした場合を比べて考えてみましょう。
トップから左への体重移動(バンプ又はスライド)を始動とするスイングですと、切り替えし直後、左腰が右腰より高い状態になります。ここでシャローイングを行うと、理想よりかなり早い段階で手元がボールに近い状態になってしまいます。
すると、インパクトでの上体の起き上がり、もしくは前傾姿勢を保とうとした末の腕を使った急激なリストターンが必要になってしまいます。
いわゆる、フリップが強いスイングになるので再現性に欠けてしまい球がばらつきます。
一方、スクワットした場合は、ナチュラルな前傾姿勢を保つことができ、インパクトまでのタメ(左手首のボウ&右ひじの三角形)のキープがより簡単にできます。
さらにクラブフェースがターゲットに向かってスクエアな状態をより長くキープできるので、方向性のミスを最小限に抑えることができます。
ROC(Rate of Closure=クラブヘッドのトウ側の開閉する動きの大きさのこと)も低く抑えられるからですね♪
4つ目、グラウンドフォース(地面を踏む力)を効率よく使えます。
スクワットから右足で地面を押して一気にボディターンすると簡単にグラウンドフォースをボールに伝えることができますよね(´-`)
起き上がりも防ぐことができます。
まとめますと、これらすべての利点が導くことは、さらなるヘッドスピードの向上と方向性の安定です。
インパクトから先は?
このスクワットからのピボットターン、そしてフィニッシュまでの一連の流れの難易度がとても高いのです(個人的にそう思います)。
スクワットした後は、前傾姿勢を保ちつつ、右足で地面を押しながらインパクト、そして体の回転で一気にリリース、フィニッシュします。
このとき、軸が左サイドにぶれないように注意してくださいね。
言葉だけでの説明はとても難しいのでこちらの動画をご覧ください。
この「シャローイング」+「ピボットターン」スイングについてはYouTubeにたくさんレッスン動画が投稿されているのでぜひチェックしてみてください。
彼のSNSページでは、シャローイングとボディローテーションについて、アマチュアゴルファーのレベルでも挑戦できるようにわかりやすく、理論的に説明している動画やドリルがたくさんアップされています。
今では、世界中でたくさんのインストラクターが彼の理論に基づいてシャローイング・シャローアウトの指導をしているんですよ♪
いかがでしたか?
シャローイング・シャローアウト全4編、読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。
このシャローなスイング、プレーヤーの身体能力やスイングタイプによってさまざまな方法があります。
今回は、わたし自身がいろいろ見たり試したりした中で、個人的に1番と思う方法、プラスさまざまな利点をわたし流にまとめてご紹介させていただきました。
ですが、シャローイングは上達するための絶対条件ではありません。
レベルアップするための1つの選択肢です。
気になった方は、ぜひトライしてみてください♪
これからも、少しでもみなさんのレベルアップのお助けになるような情報をよりわかりやすく発信していきたいと思います。
以上、あやのがお届けしました(*^_^*)