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http://www.golftoday.co.uk/proshop/features/2014/rory_mcilroy_swing_sequence.html

ゴルフスイング

あやの

近年大注目のスイング理論【シャロー】をわかりやすくご紹介*その2

こんにちは!

「シャロー」について注目してみようシリーズその2です。

今日はわたしのインスタグラムに多く寄せられる質問について、超わたし的見解でお答えしたいと思います。

それでは行ってみましょう!

(↓その1はこちらから!)

まず、シャロースイングの予習

このシャローシリーズのためのリサーチにかなり時間を費やしています。学校の勉強より頑張っているかも?(笑)

いつも、みなさんからいただくDMやコメントは全部しっかり読んでいます。ありがとうございます(*^_^*)

今回はシャローイング/シャローアウトの方法のまえに、まず誤解されやすい情報について、しっかり見直していきたいと思います。

手っ取り早く、シャローアウトの方法を知りたい方は、その3を見てね(笑)。

ROCについて

ROCとは(Rate of Closure)の略で、クラブヘッドのトウ側の開閉する動きの大きさのことです。

そう、シャローイングのさまざまな利点はこのROCをインパクトゾーンで低く抑えられることにあります。

そして、このインパクトゾーンのROCは特に球筋に大きく関係してきます。

ROCとギア効果について

皆さんご存知このギア効果。

フェースのどこに当たるかによってボールのスピンは大きく変わるよってやつです。

このギア効果はどれだけ早くクラブフェースを閉じるか(ROC)に密接に関わってきますので、もちろんスイングスタイルによって、吉と出るか凶と出るか分かれるのです。

例えば、トップからの切り返しが速い人は、インパクトでフリップしがちです。右手が左手に覆いかぶさるような状態です。

このスイングだとROCは速く多くなり、方向性の安定には抜群のタイミングが必須条件となります。

逆にシャローイング/シャローアウトを行ったスイングですと、インパクトゾーンでのクラブフェースのローテーション(ROC)は少なくゆっくりですので、つまり、より長くターゲット方向に向かってクラブフェースがスクエアな状態をキープできます。

これがシャローなスイングの利点である、ROCを低く抑えることによる方向性の向上、適正な入射角、打ち出し角、スピン量による飛距離のアップにつながるんですね。

ダウンブローについて

先日、シャローって払い打ちスイングでしょ? というコメントをいただきました。

わたしにとってのダウンブローは、あなたにとっての払い打ちかもしれません。

「そんなの、それぞれの感覚やん」という極論にたどりついてしまったので、今日はしっかり確認しましょう(笑)。

ダウンブローとシャローは対局と考えている方がとても多いんだなと感じました。

そもそも、ダウンブローとはインパクトでの入射角がマイナスの状態のことを言います。

この入射角には番手ごとに適正な数字がありますが、適正な入射角で打てるとスピン量も適正な量をキープできるので、飛距離もヘッドスピードに見合った番手通りに伸びるっていうわけです。

「アイアンはダウンブローに打て!」

という言葉をよく耳にしていた超アマチュアゴルファー代表の私は

上からズドン!っと大根切りをするようなイメージで打たなければ! と、ずっと思っていました(笑)(上の画像右側)。

そして、上の画像左側をご覧ください。

なんか思っていたイメージと違いませんか(°_°)

けっこう緩やか。

より具体的な数字でいうと、LPGAプレーヤーの7アイアンの平均入射角で-2.3度です(トラックマン2017年データ)。

-2.3度? わたしの感覚だと、それってほぼフラットですやん! ってとこです。

つまり「アイアンはダウンブローで打て!」

というのは、緩やかなダウンブローということがポイントなのです。

ここ重要なのでお忘れなく☆

いかがでしたか?

今回は読者のみなさんが「????」と思っていることについて触れてみました。

さて、次回はいよいよシャローイングの仕方について説明するよ!!

お楽しみに❤

以上、あやのがお届けしました。

皆さんからの質問・感想インスタグラムでお待ちしてます!!