ゴルフスイング
おっ3
飛距離と安定性を手に入れる!ヒップターンのキレを磨きましょう!
自身も『お尻の使い方』には一家言ある河本結プロ。肩はもちろん十分に回り、右のお尻にハリが出るように十分に回転しています。
ここから、お尻をクルッとキレ良く回転するヒップターンのキレを磨くと飛距離アップとスイングの安定性の両方に期待が持てますよ。
お尻はどう回す?
USLPGAツアー2019シーズン4勝、賞金ランク堂々1位(9月28日現在)のコ・ジンヨン。
トップの状態を観察してみましょう。
リラックスした上半身、ゆったりと伸びた左腕、しっかりと締まった左脇、これらも確かにきれいです。
注目は、右股関節付近に見られるスカートにできた皺です。
この皺ができるようにお尻を回したいのです!
そのためのポイントは、以下の通りと思います。
・右膝は伸ばさず、できるだけアドレスの位置を保つ
・足裏の内側で踏ん張る
・トップでは、右足かかとにも体重が乗るまで回し切る
・右股関節は、左斜め後ろに回す
クラブを持たずに、繰り返して身体に動きを覚えさせましょう。
バトンタッチ!
右のお尻から左のお尻に、主役がバトンタッチする瞬間です。
USLPGAツアー2019年シーズン賞金ランク2位のイ・ジョンウン6(9月28日現在)が、ダウンスイングに入る直前の状態です。
ここで、主役は右の股関節から左股関節にバトンタッチします。最近流行のスイングでは、ここで沈み込みながら左股関節に乗っていきます。
この時、頭が左に突っ込むこととグリップ位置が前に出るのは厳禁です。
頭はしっかりと位置をキープし、グリップは真下に落ちるようにすることも大切なポイントです。
キレを生む左のお尻の高速ターン!
飛距離を武器に、USLPGA賞金ランク3位(9月28日現在)のパク・ソンヒョン。
キレッキレの左のヒップターンで、「Good shot!」の瞬間です。
バックスイングでしっかりと右股関節に乗っていると切り返しはスムーズです。
そして、左股関節に乗った後は、バックスイングの時よりも素早く左股関節を右後ろに回します。
速いヒップターンと同時に、左膝をインパクトで伸びるように地面を蹴るのが最近流行の動きです。
このヒップターンを身に付けると、飛距離はもちろん、安定性も増すと思いますよ!