ゴルフスイング
とや
目指せスコアアップ!飛距離にこだわりすぎないで
ドライバーの飛距離にこだわって「少しでも遠くへ飛ばしたい!」と思うのはゴルファーとして当たり前の感覚ですよね。
しかし飛距離とスコアは直結しないもの、ましてドライバーの飛距離を考えてしまうとどうしてもミスショットが増えてしまいます。
スコアアップがしたいならドライバーの飛距離にこだわりすぎない方がいいのかもしれません。
ドライバーを使う機会は14回
18ホールの内に、ドライバーを使う機会は14回ですよね。
アウトで7回、インで7回です。ここからフェアウェイが狭いコースや障害物によって打ち込んでしまう可能性があるコースはドライバーを使わないこともあります。
ですので14回も使わないのかもしれません。
しかしツアープロでもミスショットを出すことがあるドライバーは、我々アマチュアゴルファーはさらにミスショットの確率が上がってしまいます。
ミスショットが出てしまえばそれだけスコアが悪くなる、これは当たり前のことです。
フルスイングで230ヤードなら210ヤードでいいじゃない
ドライバーのフルスイングで230ヤード飛ばすアマチュアゴルファーがいたとしましょう。
フルスイングをすればそれだけ距離が伸びるんですが、どうしてもスイングや動作の再現性が悪くなります。その結果ミスショットを誘発しやすくなるんです。
ここでスコアアップを狙うなら、ミスショットが多発する100%よりもミスショットを出さないような80%のスイングで臨む、という考え方に切り替えてみましょう。
230ヤードは飛ばなくても、210ヤードでフェアウェイをキープした方がスコアアップにつながります。
ゴルフは飛距離を争う競技じゃない
人よりも遠くへ飛ばしたい!
こう思うことはごくごく自然なことだと思います。
けれど遠くへ飛ばせても、それが直接スコアにつながるとは考えられませんね。フルスイングでフェアウェイにしっかり乗せる技術があってこその飛距離です。
ティーショットで一番大切なのはフェアウェイにしっかり残すことです。飛距離を求めすぎてOBを連発するようでは、到底スコアアップを目指すことは難しいでしょう。
稀にドライバーの飛距離自慢のゴルファーを見かけることはありますが、ゴルフは飛距離を争う競技ではありません。
気にすることはありませんよ。
フェアウェイに残ればメンタルに余裕が生まれる
ティーショットでボールがフェアウェイに残ることで、スコアアップにつながることは誰もが分かることだと思います。
そのフェアウェイにボールが残る、ということでメンタル面にも余裕が生まれます。
OBの連発でどんどん悪くなるスコア、力みでドライバーだけでなくアイアンウェッジ、パターなど様々なところで「焦り」や「イライラ」が付きまとうのでスコアアップどころじゃありません。
しかしフェアウェイでボールが残れば、残りの距離、障害物の有無など、状況を冷静に判断して戦略を立てていけることができます。
このメンタル面に及ぼす作用がとっても大きいんです。
スコアアップを目指すには力を抜いてティーショットをしてみましょう。
フェアウェイに残ったボールから、いいショットでリズムを掴んでいけるように組み立てていけばいいんです。
飛距離にこだわるよりも「スコア」にこだわってみませんか?